広島橋上駅新築他工事 2016.12(Vol.72) 激変!ホーム舗装のタイル化始まる

広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)

前回11月の状況です。

広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。 西側の改札内コンコース部分が2014

今回もホームで大きな変化がありました。そちらを中心に紹介します。

 

前回大きく変化した7・9番のりば。

 

天井が綺麗になっている範囲の最も東側(天神川寄り)はこの様な状況です。
先月更新された発車標は順調に稼働しています。
地下通路への階段も非常に明るくなっていますね。

 

階段の脇から、エスカレーターの降り口付近です。

天井の化粧板を取り付けるための工事が進んでいます。
橋上駅舎下部の天井、端から端まですべて美装化されるのも近そうです。

 

今回の一大変化はここから。
エスカレーターの裏に周りました。

 

 

別世界になっているんですが…。

これまでの工事期間、ずっとアスファルトだったホームの舗装が、見事に綺麗になりました。
京阪神の主要駅と同じ仕様ですね。(樹脂モルタル?)

明るいLED照明を床と天井で反射するため、他の従来ののりばと比べて格段に明るくなっています!

参考までに、この日撮影した4・5番のりばの様子です。

10月頃にホーム上にチョークで印がしてあるのを確認しましたが、ズバリ、ホームのタイル化舗装のためでした。

広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。 西側の改札内コンコース部分が2014

 

通勤で毎日広島駅を利用しますが、施工の過程はほとんど見られないほどの早さでここまで生まれ変わりました。
この状態になるまで5日掛かっていないのではないかと。

橋上駅舎の建設工事と同時に行わなかったので「また大部分を閉鎖して舗装工事するのは大変だろう」と思っていたのですが、
あの心配は何だったんだろうと、思わんばかりのスピードです(笑)

 

エレベーター付近。

 

 

本当に美しいです。このクオリティなら京阪神の巨大駅にも肩を並べることができると思います。
橋上駅舎の柱の根元は、綺麗に切り抜かれています。柱に化粧板等は付かないかもしれませんね。

広島駅には可動式ホーム柵(ホームドア)が設置されることも発表されています。

JR西日本は11月16日の定例会見で、ホームの安全性向上を目指し、「可動式ホーム柵」(ホームドア)の設置をさらにすすめることを公表しました。 優先してホームドアの整備を進める

 

 

最も西側(新白島駅寄り)では、橋上駅舎の建物から離れた、従来のホーム屋根部分まで行われています。

 

最大8両の編成長を考えても、ここでタイル化は終了と考えるのが妥当です。
現在リニューアルしている東側が開放されれば、停止位置ももう少し先になります。

駅舎下部の天井と、従来のホーム屋根とのギャップが激しいです。
鉄骨の塗り直しくらいはいつか行っても良いのではないかと思います。

 

そろそろ移動しましょう。4・5番のりばの状況です。

 

完成時のホームの雰囲気が今から楽しみです。

 

こちらは2・3番のりば。

これだけ別の日に撮影したものです。
ほんの2,3日前に設置され稼働を始めました。
表示面の上部に表記する路線記号が色鮮やかです。

 

1番のりば。

 

頭上を通る自由通路から、南口に降りる階段の中央にはエスカレーターが設置されました。

 

その自由通路に繋がる、将来の中央改札口です。

マツダ車の展示が休止した後、暫定的にPRスペースのような場所になっていますが、
その後ろでは足場が組み立てられ、改札内コンコースとの壁を取っ払う準備が進んでいます。

 

広島駅自由通路は2017年度開通予定です。

 

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