三菱地所による『新広島ビルディング建替計画』始動!14階建てオフィスに

今年最初の記事で、相生通沿い・中区幟町の「新広島ビルディング」が建て替えを行うと取り上げました。
25日、その詳細が明らかになりました。

広島三越の向かいに建つ「新広島ビルディング」は、所有する神戸広島ビル株式会社が今後ビルを解体した後、
三菱地所が敷地を借り14階建てオフィスビルを建設します。

くろさん、情報提供ありがとうございます。

 

【三菱地所】:「新広島ビルディング建替計画」始動 (PDF 380KB)

【計画概要(予定)】
所在地:広島市中区幟町 13 番 13,14,15(地番)
敷地面積:1,088.23 m2(公簿)
延床面積:約 11,500 m2
階数・構造:地上 14 階・鉄骨造
主要用途:事務所・店舗・駐車場
新築工期:2017 年冬~2019 年秋

外国人観光客がお金を落とす事による地域活性化、「インバウンド消費」が注目されています。 2つの世界遺産を持つ広島は、2015年に初めて年間100万人を越えました。 2016年5

 

工期が短かったこともあり同じ40mくらいのビルなのかと思ってました。。
三菱地所が手がけるところも合わせて、これは予想外です!

三菱地所レジデンスなら近年中心部に多くの分譲マンションを建てているのでおなじみでしたが、
「三菱地所」が手がけるオフィスビルとなると久しぶりです。

平和大通りのNHK広島放送センタービル、鯉城通りの広島パークビル、
そして一番最近では計画地の数十メートル西に建つ広島鉄砲町ビルディングも三菱地所によるもの。

201508hotel_silk-9.jpg

2009年に完成しました。
高さ約64mで、縦横のバランスとガラス張りのファサードが絶妙で好きなビルです。

ちなみにこのビルの敷地面積が1,005平方メートルと計画の「新広島ビルディング」とほぼ同じ、
延床面積は鉄砲町の方が少し小さく約9,980平方メートルで、階数は同じ14階建てです。
規模的にはこのビルにかなり近いものになると思われます。

オフィスで14階建てなので60mクラス以上であることは間違いないでしょう。

先日取り上げたスタートラム広島や、12年に完成したトランヴェールビルディングなど、
オフィスビルの更新が相次ぎます。
建て替えがなかなか起こらず空室率が下がり続けている現状に、いよいよ民間が本格的に目を向け始めた様子です。

「スタートラム広島」は、日本生命と広島電鉄がそれぞれ所有する2棟のビルを取り壊し、 一つのオフィスビルに再開発する共同プロジェクトです。 相生通りの立町電停前に2018年1月、

 

また同時に、すぐ近くの白島通りを始めホテルの新築計画も複数で進んでいます。
紙屋町・八丁堀が熱くなってきました。

新しい「新広島ビルディング」はこれから解体を始め、
今年冬に着工、2019年秋の完成予定です。

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