可部線廃止区間が電化開業!現地の様子<あき亀山・河戸帆待川編>

3月4日、JRのダイヤ改正が行われ、
広島地区では可部線「可部駅」からかつて廃止された区間の約1.6kmが電化延伸開業。
また山陽線「西条」~「八本松」間に新駅「寺家(じけ)駅」が開業しました。

各地を取材してきましたので、順に更新します。

前回に引き続き、今回は可部線の延伸した区間「あき亀山駅」、「河戸帆待川駅」。を中心にご紹介します。
↓可部駅周辺の更新

ご無沙汰しております。。なんとか生き延びております…。 今週もたくさんのコメントありがとうございます。対応いたします。 大変長らくお待たせしました。3月4日、JRのダイヤ改

2015年の冬に取材したときの状況はこちらです。

広島市とJR西日本は2017年春の開業を目指し、廃止された可部線の一部、約1.6kmの電化延伸事業を進めています。 今年の初めに安佐南区の土砂災害被災地を歩いた同じ日、その延
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中間駅の河戸帆待川駅から終点のあき亀山方面に向けて紹介する形とします。
可部駅~河戸帆待川駅間にある踏切。

2015年初旬に取材した時に同じ角度から撮影しています。(画像
国の定めにより、新たに敷設される鉄道路線については踏切を原則設けることができないこととされていましたが、
今回廃線区間の復活ということで特例として認められました。
延伸区間で3箇所の踏切が再び稼働を始めます。

 

県道267号線を西に進み、ホームセンターの大きな駐車場の前にあるのが、

中間駅、河戸帆待川駅(こうど-ほまちがわえき)です。

 

 

駅前の様子はこのような感じで、ロータリーは設けられていません。
ここにも前回の可部駅で紹介した駅名標のモニュメントが設置されている他、
その後ろには、立派な船のオブジェが設置されています。

「河戸帆待川」という駅名は、廃止前の「河戸駅」と
可部地区の北部から太田川に流れる支流「帆待川」が由来になっています。
かつて神武天皇が瀬戸内海からこの帆待川までさかのぼり、軍勢を整えたという言い伝えも残っているそうです。

【広島市】:広島市亀山公民館(安佐北区) 船山

 

改札付近の様子。

河戸帆待川駅は、1面1線の構造となります。
可部駅あき亀山方面と同じく簡易改札と簡易自動切符販売機が設置されるのみです。
画像右上にモニターが設置されています。このときはJRグループのCMが流れていましたが、
ダイヤが乱れた際などには状況を知らせる役割も果たすものと思われます。

 

河戸帆待川~あき亀山間の踏切です。

2003年の廃線以来、約13年ぶりに踏切が復活したことになります。

この踏切からもう少しあき亀山方面に進んだ場所に新設された跨線橋(歩道橋)から。

 

 

2枚目が河戸帆待川・可部方面、3枚目があき亀山です。
2003年の廃止前と異なるのは、電化され架線が設けられていること。

この鉄橋も見事蘇りましたね。

 

 

あき亀山駅に近づきます。

2015年はこのあたりから撮影してた気がします。
駐輪場が整備されました。

 

西に進み、太田川方向に左折した場所にあき亀山駅ロータリーが現れます。

 

 

 

 

あき亀山駅です。

駅名標のモニュメントは亀の絵が描かれていますね。
ここはそのまま町名が駅名の由来ですが「亀山駅」だと三重県のJR駅と駅名が重複するので「あき」が付け加えられています。
個人的には漢字で「安芸亀山駅」で良かったのではと思わないこともない…。某女性タレントに空目しそう(笑)

 

小規模なロータリーの前の敷地は県営荒下住宅跡地。
ここに安佐市民病院の移転新築が予定されています。

 

更に背後には亀山団地などの住宅地も広がり、これまで可部駅までバスや自動車で行かなければならなかった利用者にとっては、
この駅が使えるようになることは利便性の向上につながります。

 

改札を入りました。

 

終点駅らしく、留置線を設けた頭端式ホームの構造です。
改札からプラットホームまでは、この通り高さを抑えた柵が設けられており、
停車する電車がよく見えます。

 

ホームの様子。

 

 

上屋はこの駅も2両分です。
屋根を支える支柱は、可部駅などと同様にラインカラーが塗装されています。
かつて105系の車両の色に合わせ赤と青に塗っていた頃から、可部線といえばこのイメージです。

幅をあまり広く取っていないため、ベンチは先程の通路に設置されています。

 

画像はこれで以上になります。
肝心の利用者ですが、開業から1週間たったこの日の午後、降りる人は十数名いましたが、
乗る人はほとんどいませんでした。
認知度、定期券の変わり目、周辺整備も含めて存在感を増すのはこれからになりそうです。
特に先程触れた「安佐市民病院」は2022年春の開業が予定されています。

画像:安佐市民病院の建替え に関する説明会 (第3回)(PDF)

完全移転ではなく、現在の病院から機能を分割し、日常的に高齢者等の地域住民が受診できる機能は現在地に残し、
あき亀山駅前に新設する病院は高度医療・災害拠点として整備することとなっているそうです。


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13 件のコメント

  1. のーてんき 返信

    あき亀山駅が安芸亀山駅にならなかったのは
    廃止となった可部線の旧「安芸亀山駅」との混乱を避けるため
    のようです

    でも、ひらがなは正直どうか?と思います。
    途中駅ならまだしも、終着駅ですし、
    広島駅の行き先案内にも表示されるわけですから、
    凄く違和感があります。

    安佐亀山駅でも、亀山東駅でもよかったと思いますし、
    それこそ一時JR西日本がよく使ってた
    「JR亀山駅」でもよかったように思います。

    個人的には、あき亀山駅という駅名になれるのには
    まだまだ時間がかかりそうです

  2. アン 返信

    廃止された安芸亀山駅と新設されたあき亀山駅が
    かなり離れている事から区別するためにかなにしたみたいですけど
    私も漢字の方がしっくりくるような気がします

  3. アン 返信

    あっコメントちんたらタイプしてる間に
    のーてんきさんが旧安芸亀山駅との区別の件先に書かれてた(笑)
    私も発車標のあき亀山にまだ慣れないです まあ時間の問題なのかな

  4. blk 返信

    駅名ですが、既に指摘されてる通り、廃駅になった駅名は今後使われません。
    旧所在地と混同する危険が有るからです。
    当然ながら、今の土地勘がある人だけが駅に来るとは限らないので。
    例えば、昔の土地勘の持ち主ならば、七軒茶屋駅が消えてると驚くでしょう。
    例外が有るとしたら、同一地での再開位でしょうか。
    同じ事が河戸駅にも言えてて、旧河戸駅と同じ位置にならなかった事も有って河戸駅の名が使えませんでした。
    それで、太田川に合流する駅近くの帆待川を由来にしたのでしょう。
    新安芸亀山や新河戸みたいな安易な落ちにならなくて良かったです。

  5. ののり 返信

    駅名にひらがなというのが今一つ馴染めないですかね。個人的には河戸亀山なんてのもアリかな。今更言っても仕方が無い事ですが・・・
    新入学新社会人が活動を始める4月になればもっと乗客が増えるのでしょう。

  6. 瀬戸内 返信

    とはいえ、音としては廃駅となった安芸亀山も新設されたあき亀山も同じであることから少なからず混同する利用者は出てくるのではないかなと思います。
    荒下駅じゃダメだったんですかね…今更言っても仕方がありませんね。

  7. シマ 返信

    延伸区間の列車の速度がとてつもなく遅いですね。ライバルの「可部駅までの自転車」よりも少し速ければ良いといった感じです。もう少しスピード感あればと、思います。
    電気代ケチってるのかな、JRは。

  8. カナデ 返信

    延伸区間は駅間が800mずつしかないのでスピードが乗る前に減速せねばなりませんから、一気に加速させても大して意味はないですよ。
    むしろ仰る通りいたずらに電気代が嵩むだけですので、現状が一番バランスが良いのですよ。

  9. シマ 返信

    駅間800メートルだと、地下鉄や山手線並ですよね?大都市の電車のように、さっと加速してギュッと止まるみたいな感じではないんだなと言うことです。

    個人的には、東京の何倍もゆっくり時が流れる広島が好きだけど。

  10. のーてんき 返信

    あか亀山駅と河戸帆待川駅の利用者は
    想定の40~50%だそうです

    まだ、学校が始まってないのと、病院が移転していないのでなんとも言えませんが
    このまま続くようだと先行きは厳しいですね

    まだ、開通したばっかりだから
    長い目で推移を見守るしかないですね

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