エディオン本店『本館』建て替え工事 2017.10(Vol.2) 地下街シャレオとはフラットにならず

家電量販店大手のエディオンは、2019年4月の完成を目指し、建替工事が進ています。
地上10階・地下2階を計画しビルとしての規模は隣接地に建設された「新館」と同等のものになる予定です。
完成すれば、「新館」と合わせて、延1,4000平方メートルを超える真の2館体制で営業を始めます。

先日、この本館と新館を繋ぐ連絡通路が両館の4階に設けられることが明らかになりました。
その時更新した記事のコメントでいただいた情報と合わせて、10月の現地の状況をご紹介します。

前回の様子です。

家電量販店大手のエディオンは、旧第一産業時代に建設された現在の本店・"本館"ビルを、2019年度前半の完成を目指し、建て替え工事を始めました。 本館の閉店に合わせ、売り場変更
多忙によりご無沙汰してしまいました。 18日の中国新聞から、紙屋町で建て替え工事中の家電量販店「エディオン本店」に関するニュースです。 従来の本店を解体した敷地に建てられる

メルパルク前から。

解体工事がかなり進みましたね。
2階近くまで低くなり、向こう側のビルや空が見えるようになりました。
ある意味新鮮な景色です。

 

前回のコメントで、提出された出店計画書を教えていただきました。

【広島市】:出店計画書の提出状況
(エディオン広島本店は、11月4日時点で一番下)

こちらは資料に掲載されている平面図です。


建物配置図 地上1階
(上記出店計画書より)

 


建物配置図 地下1階
(上記出店計画書より)

左側の建物が新館、右側の建物が現在工事を行っている本館です。
1枚目の画像が1階、2枚目の画像が地下1階の平面図になります。

地下1階の平面図を見ると、地下街のシャレオへの経路には階段が記載されており、
地下のフロアとはフラットで接続しないようです。

 

従来の本館は地下2階まで店舗となっており、地下街からは、階段を上がって地下1階に接続していました。
「トランヴェールビルディング」のように少し天井高の高い地下1階とし、地下街からフラットに接続する店舗になることを期待しましたが、
図面上は現状と同じ、階段を上がった地下1階に繋がるようになるようです。
確かに、あの地下施設をごそっと作り変えるのは大変な工事になることが予想されます。仕方ないですね。
地下2階は店舗ではなく倉庫として使用するようです。

 

また、地下1階のエディオン入口の横から、南の本通りに向かって、地上への階段が新設されるようです。
逆に、これまであった横断歩道付近の地下階段は消滅します。
将来のサンモール一帯の再開発地区と回遊性を持たせる意味でも、本通り側に階段が設けられるのは悪くないと思います。

 

現在の、地下街シャレオのエディオン接続口です。

 

右手の新館側に上る階段のみ使用でき、正面の本館地下1階につながる階段は封鎖されています。
計画平面図によると、正面を進み左手に折れた階段を上るところまでは現況と同じ。
そこからは店舗の入口と、本通り商店街側に上っていく階段がある空間になります。
(真上のビルの角、横断歩道付近には上がれなくなります)

 

エディオン広島本店『本館』は2019年4月末の竣工予定、同年前半にオープンする予定です。

 

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