広島駅北口改良工事 2017.10(Vol.54) エントランス、コンコースなど開放へ準備

広島駅を南北を繋ぐ自由通路の整備に合わせ、北口では2013年から
新幹線ビルの増築、駅構内のリニューアル、周辺街区に接続するペデストリアンデッキの整備、ロータリー内の機能再配置を行う工事が行われてきました。

【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場

2017年10月1日、ついに北口ロータリー内の駐車場が開業し、機能再配置が完了を迎えました。
今後は、未共用になっているコンコースや店舗などの整備状況を更新していきます。

 

前回の様子はこちら。

広島駅を南北を繋ぐ自由通路の整備に合わせ、北口では2013年から 新幹線ビルの増築、駅構内のリニューアル、周辺街区に接続するペデストリアンデッキの整備、ロータリー内の機能再配置を
広島駅を南北を繋ぐ自由通路の整備に合わせ、北口では2013年から 新幹線ビルの増築、駅構内のリニューアル、周辺街区に接続するペデストリアンデッキの整備、ロータリー内の機能再配置を

自由通路を北口方面に進んだ、新幹線改札付近から。

右奥が自由通路南口方向です。
画像左側、新幹線改札を出て真正面の突き当りの仮囲いが外れ、店舗部分の外観が見えるようになってきました!

ここは2018年春の開業を目指す「ekie」の第2期エリア(新幹線高架下部分)です。

 

近づきました。

自由通路の第1期部分とエントランスの形状はほとんど同じですが、あちらが本物の木材が使用されていたのに対し、こちらはラッピングシートのような素材でした。

それにしてもここは2年ほど前まで新幹線口のメインの階段があったところですよ。(画像
階段を撤去し床を造ってこのように店舗の一部に変貌しました。
信じられない変化です。

広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。 【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータ

 

上の画像から振り返った、北口方向ペデストリアンデッキへの出口です。

これまで設置されていた仮設のシャッターの撤去が行われています!
ここは自由通路が”暫定的”に開通している現状、通行可能時間が列車運行時間内に限られるため、それ以外の時間は閉鎖しておく必要がありました。
全面開業後は24時間通行可能になります。
シャッターがあるためにこれまで間口が本来の2/3程度の広さだったのですが、撤去されることでかなり広く開放的な印象になります。
左側はオープンしたばかりの「広島駅総合案内所」です。

 

外側のペデストリアンデッキから。

 

作業途中の現在は、シャッターがある頃よりさらに狭くなっています。
上半分のシャッターは撤去されています。これだけでもかなりスッキリ下印象になりますね。

 

中央ペデストリアンデッキのエレベーター付近から見るエントランス。

間口が広がったことにより、自由通路内が少しよく見えるようになりました。

 

もう一度、エントランス部分を正面から。

二葉の里地区などを巡回していると日が暮れました。
巨大な円形の上屋に、「JR広島駅 南北自由通路」の光るゲート。メチャクチャ綺麗になりましたよね。
これが新しい広島の北の玄関口です。

現在カープの優勝記念特別ラッピングが施されている部分は、ekie第2期エリアとして来年3月に店舗がオープンします。
おみやげと飲食をメインに展開することが明らかにされています。

ちなみにこの記事のトップ画像は、同じ角度で日没前に撮影したものです。

 

続いて、北口側の新階段を降りたあたりの様子。

 

 

階段を降りた真正面がついに拓けました!
側面の仮囲いも無くなり、来春オープン予定のekie第2期エリアの入口があらわになっています。
記事の前半で紹介した2階と同じ配置です。

もはや忘れてしまいそうですが、かつてはこの撮影している場所に、横方向の階段がありました。
新階段に切り替わって間もないころは、階段を下りきったスペースが4~5m程度しか無く、窮屈感満載でした。
面影が全くなくなっています。

その頃の様子が分かる記事です。

広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。 【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータ

 

最終的には現在閉まっているシャッターも開放され、一つの非常に広いコンコースになります。

 

このあたりの開放を前に、美装化された柱へのデジタルサイネージの取り付け準備が進んでいます。
これまではスペースだけ準備して、暫定的に紙だけの掲示板となっていました。
画像の1箇所だけではありません。一気に華やかになりそうですね。

 

駅舎外側のバスのりば付近から。

左側がこれまで閉鎖されていた区画です。2階と同じく、これだけでも非常にスッキリしますね。
全て開放されれば、これの端から端まで非常に広いコンコースになります。
修学旅行や団体旅行客が集合している光景をよく目にするので、広すぎるくらいの方がちょうどいいかもしれませんね。

 

改めて見ると、2年半前の15年3月に公開された完成イメージはかなり忠実でした。
1階も2階も本当にイメージ図通りです。

広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。 【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータ

 

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