広島駅新幹線コンコース リニューアル工事 2017.11(vol.1) 2年後の完了めざし始動!

広島駅では、2012年から行われてきた橋上化工事が完了し、2017年10月29日に完成記念式典が執り行われました。
2階に新たに設けられた在来線改札「中央口」やみどりの窓口、そして自由通路に面して開業した新たな商業施設「ekie」など、
大部分の動線がこの工事で新設・改修されたエリアとなりました。
ただ一つ、2階新幹線改札内コンコースが手が加えられないままこれまでの古びた雰囲気を残していたわけですが、
JR西日本はこの新幹線コンコースについても、これから2年がかりでリニューアルを行うことを公式に発表しました!

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現在の新幹線コンコース。

 

【RCC】:新幹線コンコース開業以来初改修へ

JR西日本は、広島駅の新幹線コンコースを今月下旬からリニューアルすると発表しました。

1975年に山陽新幹線が広島駅に乗り入れて以来初めての大規模改修となります。

新幹線で広島に来た人が乗り換えなどで最初に通るコンコース。

JR西日本は、天井や床の老朽化が進んだとして、今月下旬からおよそ2年がかりでリニューアルすることにしました。

(JR西日本広島支社 伊勢正文支社長)
「広島駅については、開業当時から大きく変えてないものですから、それら(天井・壁・床)の仕上げが非常に古めかしく、また汚れてきていると」

▽待合室を3か所に分けて席数を1・5倍近くにするほか、▽全体を空調化するなど、乗客の利便性を高めるとしています。

JR西日本は、のぞみの停車駅を中心にリニューアルを進めています。

広島駅は出遅れていましたが、南北自由通路や商業施設のekieができたことから、

一体として駅の魅力を高めたいと話しています。[2017.11.10 16:28]


(RCCニュース動画より)

・新幹線開業以来から変えていない壁や床、天井などのリニューアルを実施。
・待合室を3か所に分け席数を1.5倍に。
・全体の空調化
・今月下旬からおよそ2年がかりで実施。

一部の柱が自由通路の完成後くらいから美装化が始まりつつあるなど、その兆しはあったのですが、公式にそれが明らかにされました。
在来線乗り換えコンコース(新跨線橋)や商業施設「ekie」など、広島駅のJR西日本が管轄する区画が一気に新しくなる中、新幹線コンコースをそのままにするはずがないですよね。

イメージ図を見ると、在来線コンコースや乗り換え口などと同じ、白を基調としたテイスト。
天井の黒いスリットなど、良くも悪くもますます新大阪駅チックになりそうです。
ただし、広島駅に取り入れられている折り鶴をイメージした装飾が施された柱はしっかりと採用されるようです。

現在は時代を感じる置き型のクーラーが複数設置されていますが、全体が空調化されるのも嬉しいですね。

 

さて、この新幹線コンコース内の大規模リニューアル工事、
2年後の完成までこのブログでももちろん定期的に取り上げていきます!
この記事は1回目ということで、11月中旬に撮影した状況をご紹介します。

※自由通路・ekie等のこれまで追いかけてきた工事は広島市(UR都市機構)、JRが共同で実施してきたもので、今回の工事とは異なる事業のため、追跡取材は別立てとしました。
新幹線コンコースリニューアル工事はJR西日本が主体となり実施する工事です。

 

自由通路の新幹線改札口と、コンコース内の方向を。

自由通路の開業と合わせ、改札はそれまでのコンコース側の位置から、本設の現在地に少し移動しました。
この通り、改札内の柱はすでに3本程度で美装化が行われています。

JR広島駅で2012年5月から行われてきた、南北自由通路や橋上駅舎を整備する「広島橋上駅新築他工事」が完成し、 2017年10月29日(日)、いよいよ全面開業しました。 同時に

 

コンコース内に入り、改札を振り返りました。

改札上部の「ようこそ広島へ」という照明が目立ちますね。
RCCのニュースによると、現在1か所しかない待合室が3か所に分かれ、席数も現在の1.5倍にすると伝えられていました。
少しわかりにくいですが、この画像の中央付近、改札機の真横に少しだけベンチが設置されていました。
完了後もこの位置が待合室の一つになるかどうかは、今のところ不明です。

 

少し角度を変えて。

左手が改札口、右奥に在来線との乗り換え改札口があります。

 

その乗り換え改札口手前、ホームへの階段横のスペースです。

以前も紹介した、精算所前の空いたスペースです。
ここにもベンチが設置されました!
ここも将来的には待合室として使用するのでしょうか。
現状では、「とりあえずベンチ置いてみた」感が強く、新幹線の時刻もここからでは分かりません。
奥まったスペースでコンコースとしての使い道には困るスペースだと思うので、
最終的に立派なスペースになるといいですね。

 

コンコースの中を通り、一番奥にある現在の待合室へ。

 

ガラスで囲まれているのは部分空調が効きやすくするためでしょうか。
ここはいつも人が多く、早朝しか使ったことがありません。
分散・増設によって使いやすくなることに期待です。

さて、その待合スペースの隣にも椅子だけ設置されたスペースがあったのですが、
2枚目の画像のように撤去されていました。
隣り合っていた「やまだ屋」の店舗も、改良工事のため閉店したようです。
静かにリニューアル工事が始まろうとしています。
ドトールコーヒーも工事の間、一時的に閉店することがあるかもしれませんね。

 

ドトールコーヒー横の階段付近から、改札方向を振り返りました。

天井や床は新幹線開業当時のもので古いですが、
手前のトイレは4~5年前に、その奥の「おみやげ街道」は今回の橋上化工事で2014年末にできたばかりで新しい施設が並んでいます。

 

それらとは反対側の、従来からある店舗など。

時代感が全然違いますね(笑)
でも時間がないときに、パッと飲み物や土産を買っていくのはこちらの方が便利だったり。

 

再び反対の”新しい側”、在来線との乗り換え改札口です。

 

在来線改札内から撮影したもの。

改札レーンの頭上に、スクエア型の照明と「乗り換え口」という案内サインが取り付けられました。
前回ここを写した時にはなかったものです。

広島駅を南北を繋ぐ自由通路の整備に合わせ、北口では2013年から周辺街区に接続するペデストリアンデッキの整備、新幹線ビルの増築、ロータリー内の機能再配置を行う工事が行われています。

左手にまだ仮囲いが残りますが、ここはかなり完成に近い状態になりました。

 

今回の更新は以上です。

今月下旬の着手からおよそ2年がかりということは、2019年内には完了するとみていいでしょう。
北口改札外のリニューアルと比べ、範囲が広いことと、新幹線利用者のため大々的に区画を閉鎖するのが難しいこともあり、時間はかかるようです。

新幹線で広島に降り立った観光客が一番最初に目にする場所です。
快適に過ごせるコンコースにリニューアルされるのが楽しみです。

 

12 comments

  1. オケラ座の変人 Reply

    あなたのくらしとJR西日本に 棚内コンコースのリニューアルについてがあります
    レイアウト図あり。

  2. 万次郎 Reply

    黄色い「出口」や、白い「新幹線のりば」の看板は、柱が非常に多いので、その側面に案内看板を設置するなどすると、天井から垂れ下がるものも減ってすっきりすると思うのですけどね。

  3. なんじゃこりゃ~ Reply

    なぜいままでリニューアルしなかったのか。遅すぎるくらいだ。県外からの観光客等がくる玄関口なのに。恥ずかしい限りだ。

  4. 社会系 Reply

    予想通りです。
    あえて広島だけ遅らせるという旧体制は終わったと思われます。

  5. シマ Reply

    予算のこともあるのでしょう、少しずつですがリニューアルされていくのが楽しみです。
    これが東京だと、大量の資金投入で一気に再開発なのでしょうけと。

  6. スラサン Reply

    関西はJR西、福岡はJR九州が優先で好き勝手できるからね。広島はなんでも後回し。仕方ないよ

  7. Reply

    JR九州など3島会社は経営安定基金といういわば補助金をもらってる状態ですが、
    中央の3社はそういうのはなしに独立で経営できています。しかしJR西は東や東海に
    比べて収益が低いので、経営効率から関西中心になっていました。
    だけど最近広島に投資し始めたのは、外国人観光客の影響が大きいと思いますね。

  8. 社会系 Reply

    金融システムが、広島再開発を遅らせていた要因であることは確かである。

    ただ、広島駅より先に、新山口駅が大規模改修したことは、疑問点を残す。
    何か、広島だけ再開発させない理由がある。
    それは、日米同盟であると考えている。

    アメリカの軍事力という脅威を敵に誇示するために、
    被爆都市は、成長できないことを世界中の人々に見せつける必要があった。
    駅舎、駅周辺、路面電車など、成長が止まったように演出させていたと思う。

    路面電車について、
    広島(ヒロシマ)と長崎(ナガサキ)が全国でも有名だったのはこの理由である。

    広島で、急に再開発が進んでいるが、これは、
    金融システム改革と並行して、国際政治システムが変わったからだろう。

  9. bob Reply

    JR西はあの宝塚線の事故の影響を長く引きずり広島支社への投資がかなり遅れたという事情のが間違いなくあります。今はその遅れを集中投資で取り戻しているところでしょうね。
    もちろん昨今のインバウンドの取り込みが出来る市場価値を広島に見出してるのもあるでしょう。
    今後JR西はおそらくJR東、九州に比べ遅れている駅特有の不動産価値を生かした店舗貸業の比率を上げていくと予想されるので広島駅ビル建替え及び支社再開発には大いに期待したいところです。

  10. 広島県出身の関西人 Reply

    JRの経営効率化といえば
    赤字垂れ流しのお荷物路線以外のなにものでもない芸備線の三次以東、福塩線の府中以北、木次線等を速やかに廃止したら広島駅の改良費用ぐらい簡単に出るでしょう。

    ここ数年の広島への投資は利益を出せないエリアへのものとしては十分なものと思いますが、問題はこの投資に対するリターンがこれからしっかり得られるかですね。
    それがないのなら投資を続けるわけにはいかないでしょうから。

  11. blk Reply

    ついに國鐵廣島驛の残滓がほぼ消える事が確定しましたね。
    残ってるのは地下自由通路くらいですか。

  12. んんん Reply

    横川駅の話題で恐縮ですが、2・3番乗り場と5・6番乗り場をつなぐ通路に電光掲示板が設置(調整中表示)されています。
    北口改札にはいまだ何もなく、そこじゃないだろ感が強いですが……。

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