広島駅北 二葉の里5街区再開発 2018.01(Vol.20) 複合棟にタワークレーン登場!

広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、
2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エネコム)の3社グループが取得しました。
エネコムの「EneWings 広島データセンター」は2016年12月に開業し、
現在は2018年3月の竣工を目指す広島テレビの新本社ビル、
2019年3月の竣工を目指す大和ハウスのオフィス・ホテル・商業の複合棟(地上20階、約91m)が建設中です。
【CBRE】:広島二葉の里プロジェクト_物件概要
二葉の里5街区の続報。ホテル・オフィスの詳細など

広島テレビ新本社ビルには、700平方メートルの無柱空間を2フロア備えた「広島コンベンションホール」が18年6月に開業する予定です。

【公式】:広島コンベンションホール | 学術会議・株主総会・講演会・展示会・イベント・パーティほか

 

前回の状況です。

広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、 2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エ

さて、いつものように広島駅のペデストリアンデッキ中央から、開発中の5街区全体です。

手前の広島テレビ新本社ビルは、先月の時点でほとんどのシートが外され外観はほとんど完成した状態になっています。
その背後で躯体工事が進んでいる大和ハウス工業のホテル・オフィス複合棟「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」に、タワークレーンが設置されていました!

 

広島駅側から近づいていきます。まずは広島テレビ新本社の状況を。

連日、設備・内装工事が行われているようで、日が沈んだ後に2階内部の照明が点いている様子も見られるようになりました。

 

低層部のエントランスと「広島コンベンションホール」の様子。

 

エントランスホールはこのようにガラス張りで開放感を演出します。手前はピロティのエントランスになります。
新本社ビルは基礎免震構造ですが、元の地面と地震時に稼働する部分の区別があまり分かりませんね。

 

続いて、タワークレーンが設置された大和ハウス工業の複合棟へ。

 

 

 


完成イメージ(現地看板を撮影)

複合棟は11階までがオフィス、12階以上が「ダイワロイネットホテル」になる予定となっており、構造が大きく異なります。
タワークレーンはフロアクライミング式で、オフィス部分の東側最上部に設置されました。
これからビル中央のホテル部分の構築に入ります。

 

複合棟と広島テレビ新本社ビルの間は、「二葉の里通り」と名付けられ、各種イベント開催などができる憩いの空間になります。

 

 

西側から。

これまで作業ヤードとして使われていた北側でも鉄骨工事が進んできているのが分かります。
ここから見ると、オフィスビルはかなり大きいですね。
事実、オフィス部分の延床面積は約2万平方メートルで、
昨年末八丁堀に完成した「スタートラム広島」が地上16階全てオフィスで延約2万6000平方メートルであることを考えても、”高さはないが横に広い”オフィスであることが分かります。

 

北側から。

 

 

オフィスフロアからホテルに切り替わる12階は、鉄骨が斜めになりスパン長が変わっています。

 

北西側、二葉の里3街区「広島県医師会」付近から撮影しました。

 

先程書きましたが、やはり鉄骨が組み上がってくるとオフィス部分の大きさを実感します。

 

広島テレビ新本社ビルは2018年3月の完成予定
大和ハウス複合ビル(二葉の里プロジェクト)は2019年3月の完成予定です。

 

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