広島駅北 二葉の里5街区再開発 2018.03(Vol.22) 全面ガラス取付開始!

広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、
2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エネコム)の3社グループが取得しました。
エネコムの「EneWings 広島データセンター」は2016年12月に開業し、
現在は2018年3月の竣工を目指す広島テレビの新本社ビル、
2019年3月の竣工を目指す大和ハウスのオフィス・ホテル・商業の複合棟(地上20階、約91m)が建設中です。
【CBRE】:広島二葉の里プロジェクト_物件概要
二葉の里5街区の続報。ホテル・オフィスの詳細など

広島テレビ新本社ビルには、700平方メートルの無柱空間を2フロア備えた「広島コンベンションホール」が18年6月に開業する予定です。

【公式】:広島コンベンションホール | 学術会議・株主総会・講演会・展示会・イベント・パーティほか

前回の状況です。

広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、 2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エ

今回は西側の大和ハウス工業複合棟「(仮称)二葉の里プロジェクト」の状況から。
12階以下を占めるオフィス部分に、全面ガラスのカーテンウォールユニットの設置が始まりました!

 

南西の角から順次、取り付けが始まっています。
最近は庇が付いたり、ルーバーが付いたりする場合や、「スタートラム広島」のようにPCカーテンウォール主体のオフィスビルが多い中、ここまでの全面ガラスのビルは久しぶりではないでしょうか。

 

躯体最上部では、なんと2基目のタワークレーンが構築されている最中でした。

 

2枚目は北側からみた様子です。
これから2基のタワークレーンで、地上21階まで一気に鉄骨建方が進みそうです!

 

表側(南側)に戻って、もう少しこの外装を見てみましょう。

青空に映える直線が非常に美しいです。
斜めにカットされた角の部分以外の面には、換気用のダクトが横に伸びる構造になるようです。

また、この斜めの部分にはみ出すようにしてガラスが微妙に張り出しているのも特徴的ですね。

 

南側から。

 

換気ダクトや張り出すガラスの形状がよく分かると思います。
清掃や防水の点でメンテナンスの手間が増えそうですが、この”無駄さ”が美しくて特徴的な外観を生んでいます。

 

お隣の「広島テレビ新社屋」の状況です。

 

もう本当に竣工目前というところまで来ています。

 

メインエントランス付近の状況。

 

外構部の工事がかなり進みましたね。
歩道に面する部分には植栽も設けられました。

かなり開放的な歩行空間になりそうです。

 

目立つ部分に、「広島テレビ放送株式会社」

「定礎」を埋め込む所もありますね。

 

連日、室内の照明が灯り作業が進められています。
まもなく完成です。

 

広島テレビ新本社ビルは2018年3月の完成予定で 秋頃に中区中町から移転を完了させます。
(1~3階の「広島コンベンションホール」は6月開業予定。)

大和ハウス複合ビル(二葉の里プロジェクト)は2019年3月の完成予定です。

 

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