県内第2の都市・福山市 福山駅周辺を初探訪 2018.05

福山市は、広島県の東部・備後地域の中核都市で、
人口は約46万人の県内第2の都市にあたります。

その福山市の玄関口である「福山駅」では近年、集客力向上のための駅リニューアルや駅周辺地区の再開発が行われ、街の印象は以前に比べ大きく変わりつつあります。
先日、取材という目的では始めて駅周辺を探索してきたのでレポートします。

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福山駅南口。

福山駅の一日の乗降客数は約4万人。広島県内では広島駅に次ぐ2番目の数を誇ります。
駅は完全な高架駅となっており、3階に山陽新幹線、2階に在来線のホームが設けられた3層構造が非常に特徴的です。
ちなみに、広島市と府中町、海田町で計画される「広島市東部地区連続立体交差事業」では、海田市駅が2階に山陽線、3階に呉線が乗り入れる同様な構造になる計画に再び固まりました。

この駅前広場内は、北口の「福山城」の外堀だった場所にあたり、駅前広場整備の際に多くの遺構が発掘されました。
広場の地下に整備された自家用車の送迎場内には、発掘された石垣の一部が壁面に保存されています。

 

駅舎の高架橋に隣接した駅前広場内には、2014年3月に商業施設「サンステーションテラス福山」が増築オープンしました。

 

「サンステーションテラス」はJR西日本グループの山陽SC開発が展開する商業施設で、
主に岡山支社内のエキナカ商業施設を運営しています。

黒を貴重とした2階建ての増築部分。駅舎・高架とは独立しているので駅ビルと言ってもいいかもしれません。

 

 

エントランス付近。

 

 

自由通路の出入口付近はこのように吹き抜けになっており、両側に店舗が連なる構造です。
撮影している東側の2階にはカフェなどが入っています。

 

自由通路内です。

自由通路西側は在来線改札、その正面にあたる東側一帯が
元々の「サンステーションテラス」売り場。

みやげ物や飲食店が揃っています。

 

さて、南口の駅前に目を向けてみましょう。

 

2011年、地下の自家用車送迎場とともに、バスターミナルやタクシープールもリニューアルされました。
バスロケーションシステムも導入されています。
東側にはバス案内所を兼ねた待合室が。やはり駅前広場に最低でもこのくらいのものがあったほうがありがたいですよね。
何故広島駅北口に設けなかったのか…。

 

南口で目を引くのは、駅前広場のすぐ近くで存在感を放つ、「ines FUKUYAMA(アイネスフクヤマ)」です。

駅前にあった繊維・縫製業界向けのビル「福山繊維ビル」の老朽化に伴う市街地再開発事業で、
2011年3月に竣工した複合施設です。

ines FUKUYAMA

という名称は、逆から読めば「Seni(センイ)」となり、かつての歴史を受け継ぐ意味が込められているのは有名ですよね。

 

再開発ビルは主に2棟構成。

・マンション棟 「フローレンス福山ローズタワー」

高さ101.65m、地上28階・塔屋1階・地下1階建て
総戸数140戸のタワーマンションです。低層階には商業施設やクリニックも入ります。

28階建ての建物は当然、福山最高層です。
100m超えなのでなかなか見応えがあります。

 

福山駅に近い、北側です。
・ホテル棟

 

 

核テナントとして「リッチモンドホテル福山駅前」が入居しています。
低層部にはこのようにアパレル店が出店していたり、地下1階には「フレスタおかず工房」も入っています。

都市の商業を牽引するような集客施設の立ち位置ではないので、広く利用されて賑わっているような雰囲気ではありません。
再開発には地元商店街などと紆余曲折あったようですが、大型マンションでまずは中心部に人を集め、
衰退の一途を止めることができたのは良かったと思わなければならないと思います。広島駅前にも言えることです。
これからの活用次第です。

 

その福山の将来の賑わいを左右するかもしれないのが、「アイネスフクヤマ」と福山駅に挟まれた、
駅前広場が面する「キャスパ」跡です。

【日本経済新聞】:福山駅前 大型ビル開発 キャスパ跡 あなぶきなど2社

トモテツグループが所有する商業施設でしたが、客離れを受け6年以上閉鎖された状態が続いています。

今年4月、トモテツグループとあなぶきグループの2社が合同で、再開発に乗り出すことが分かりました。
今年度中にも解体に向けた調査を始める意向で、”「働く・住む・にぎわいが一体となった駅前」のコンセプトを重視。オフィスやマンション、育児や医療・介護の施設、商業施設を中心に検討”
と見られています。

車社会が顕著になり賑わいの郊外流出は地方都市共通の課題ですが、
福山駅を中心として回遊性を保ち、点の再開発が徐々に面に広げていく。この動きが強まれば、駅前再生も無理な話ではないと思います。

 

そう思わせる一つの要因が福山駅北口の福山城近辺での動き。

 

 

 

福山城は、福山駅北口の直ぐ側に位置し、新幹線からもよく見ることができるほどです。

福山市は駅周辺の賑わい創出を目指し、2022年に築城400年を迎える福山城と連動した企画を打ち出しています。
福山駅と福山城の間の市道を歩行者天国にする施策は、昨年に引き続き、今年も行われるようです。

【福山市】:福山城南側道路の歩行者専用化社会実験

 

「バラまつり」は言わずもがな有名ですが、こうした独特な企画で都心の賑わいを生み出そうという姿勢は、応援したいものですね。

 

最後は、福山市役所の様子を。

 

 

31 comments

  1. サンフレッチェ大好き

    50万人近い人口の割には何か活気がないし熱を感じない福山市仕事の関係でたまに行くんですが平凡な街ですね。カープのようなプロスポーツチームがあれば変わるんじゃないですか?競馬も無くなり福山と言えば鞆の浦かみろくの里ぐらい野球チームは無理なのでJリーグを目指すクラブを作れば全国にアピールできるし製造業が盛んな土地柄そこそこの資金力はあると思うしスタジアムを作る場所もあるでしょ。この話題を書き込むとサンフレッチェが移転しろと言う人が必ずいますが、福山市の人口を考えると本当に勿体無いと思いますよ。

  2. eastend-westend

    はじめまして
    いつも貴重なレポート記事を拝見させていただいております

    県域メディア報道で当時はかなり報道された繊維ビル建て替えその後の
    使われ方まできちんと記事にして頂けるのは福山を離れて久しい者としては大変ありがたく思います

    ところで今回はアーケード撤去による再興策で耳目を集めた船町商店街は訪れておられないのでしょうか?
    ではこれからのご活躍にも大変期待させていただいております
    ありがとうございました

  3. スラサン

    広島市でも衰退をかなり感じるんだから福山も当然だよね。ほんと広島県はもっと都市が近場でまとまってたらよかったのにって思うよ。市が孤立してんだよね。もうちょっとまとまってたら200万都市圏でいろいろ考えられたのになって

  4. ふね

    広島県で2番目の規模の都市なのになんだか寂しいですね。
    もうちょっと本腰を入れれば、何とかなりそうですが。

    ところで、広島の船越付近の山陽本線高架化事業は、ほぼ当初案に戻ったのですね。
    海田町役場の移転問題など課題山積ですが、こちらも事業が始まれば、
    まちづくりも自然と活気づく気がします。

  5. 社会系

    福山は、備後地域として、一つの県になれなかったことが重大な問題です。
    明治維新とは欧米による植民地化であり、廃藩置県で中央集権が進みました。
    福山は広島に強制的に編入させられたので、不利益を被りました。
    同様に、倉敷は備中地域として、岩国は周防地域として一つの県になれなかった。
    これらが地方圏の衰退要因だと考えています。

    明治維新とは何だったのかを問い直す時が来ているのです。
    廃藩置県は中央都市(東京あるは、それを支配する欧米)に都合がいい詐欺だった。
    千葉県や奈良県のように、備中(倉敷)、備後(福山)、周防(岩国)が単独で県政を行え、
    地方分権を行うことが地方創生には必要です。

    もちろん、岡山・倉敷・福山・高松という大都市圏が形成されていることも確かです。
    岡山から福山までサンライナー、岡山から高松までマリンライナーがあります。
    ただ、この大都市圏が、200万大都市圏でありながら、
    中枢都市でない理由から、日本で唯一、他大都市圏と並べられていない。
    潜在能力はあると思います。

  6. みみずく

    福山の発展はNKK(現在のJFE)誘致の成功が契機でした。
    かつては駅前に天満屋・ニチイ・ダイエーが立ち並び近くの長い商店街とともに賑わっていたものです(懐かしい)。うたかたのように現れ消えた、そごう福山店もありました。

    でも、中心部の地権者の方々に衰退への危機感はなく、駅の東南に隣接する伏見地区の再開発は進んでいないようですね。

    キャスパ跡地にあなぶきグループが関与ということは、マンションを中核とした再開発でしょうか。商業施設の集積やオフィス需要はあまり期待できないので、現実的な計画だといいですね。

  7. 福山市民K

    元々、福山市の公共交通は貧弱で、過度に自動車へ依存する傾向から駅前が衰退するのは時間の問題だと思っていました。
    バスは中心部でも驚くぐらい本数が少ないですし、未だにパスピーが付いていない車両が走っています。
    駅前に賑わいを取り戻すためには、2号線福山バイパスを完成させ、交通量の減った現在の2号線に路面電車でも走らせるくらい思い切った事でもしないかぎり無理でしょう。

    また、福山駅前衰退のキーポイントは、伏見町ではなく駅前から離れた西町(当時の福山商工会議所会頭の所有地)へそごうを誘致してしまった事にあります。
    伏見町へデパートを誘致できていれば、もう少しマシだったのかもしれません。

  8. てら

    To 社会系さん
    昔、隣接している岡山市と倉敷市を合併させて100万都市を作るという構想がありました。
    いろいろな理由があって頓挫したようですが。

    その理由のひとつが、備前と備中の文化の違いということでしょうか。

    (島根県の石見地域と出雲地域は明らかに文化が違うのですが、この場合は、
    人口が希薄すぎて別々の県になるのは無理といったところでしょうか)

  9. やまもと

    地方の衰退は大合併でより進んだと思います。特定の地域に集まって小さな都市圏を形成していたところが大合併で他の都市圏と一緒になることにより、より大きな都市圏に人が流れるようになりました。広島県は特にこの流れが強く、政府の政策に沿う形で大合併が進みました。
    とはいえ、人口が減少の一途を辿るなかでいかに田舎地域でも人がまとまって生活できるか考えたときに合併を進める必要もありました。
    福山のように大きな人口を有する都市圏がこれからも生き続けるためにも、これまで吸ってきた人口を中心部に集め、よりコンパクトに都市を運営できるように考える必要があるでしょう。

  10. キセキ

    明治維新はむしろ欧米による植民地化を防ぐことと不平等条約の改正を目的としたものでは?
    日本が中央集権的な国家体制を作り政府主導の改革で近代的な法体系を整備することは欧米の植民地化に対する論理からいって欧米が日本を支配するには不都合でしょう。
    そもそも律令国家の時代か中央集権的な国家体制を構築しており地方がアメリカやヨーロッパのように政治的にほぼ完全に独立したことのない日本ですから明治維新がなかったとしても地方分権的な国家体制が出来上がってたとも思えません。
    事実江戸時代には諸潘の経済は江戸や大坂に依存したものでした。
    そのため、現代の中央集権的な国家体制に原因を求めるのは余り意味のないことだと思われます。
    むしろ、今考えるべきなのは欧米の地方分権制をどのように変えて日本の風土にあった形にしていくのかではないでしょうか?

    • 社会系

      ご意見ありがとうございます。

      地方分権の定義を詳細に定めていなかったことが問題であったと思います。

      欧米近代国家にみられる、地方分権はできなかっただろうということ、
      地方が完全に独立したものではなく、他都市に依存すること、
      日本の風土に合った形にするべきであることは同意いたします。

      ただ、廃藩置県は、中央集権を進めることが目的であり、
      実際にも、中央集権が進んだことは確かなことです。

      そして、明治維新後は、中央政府(官僚)の行政によって、戦争を行い悲劇となり、
      戦後は、中央政府(官僚)の行政によって、地方衰退が起こった。
      明治維新が日本のために行われてきたとは考えられないのです。

      これらは、欧米から中央政府(官僚)に指示が出たことで、行われてきており、
      明治維新を起こしたのは長州ですが、長州は欧米の手先として動いていたとすれば、
      全ては、つながるのです。

      福山大空襲や、福山衰退という問題を考えるには、
      明治維新とは何だったかを問い直す必要があると思います。

  11. 三原のたっこん

    三原の人間としましては岡山県の笠岡市・井原市までを含めた備後地区の中心である福山駅前の衰退はとても残念に思います。
    備後地区は広島市から遠いのですが、岡山市からも遠い地域なんですよね。
    福山駅前に商業施設をコンパクトな形で集積すれば賑わいを取り戻す事が出来ると思いますが、どうなのでしょうか。
    福山を中心とする備後都市圏は80万人もの人々が暮らしており、地方かつ県庁所在地を中心としていない都市圏としては全国的にも相当大きな都市圏です。
    今の福山の賑わいは都市の大きさに対して少し寂しい気がしますね。

  12. ODK

    公共交通機関が乏しい福山は、車社会ゆえ、郊外に人が分散し、駅前に人がいないのが問題!
    そして、駅前に魅力的な施設がないのが更にそれを加速させている!

  13. TA☆KA

    身近な買い物は福山市内で済んでしまうのですが、ブランド物や有名どころを購入しようとすると、倉敷(主にイオン)か岡山まで出ていく人が多いようです。その他、学校や医療機関などで岡山へ移動する人も多いと聞きます。
    もともと福山市民の指向性が岡山向きなのか、地理的要因が大きいのか、それともうまく連携・融合しているのかはわかりません。ここ福山市は広島県所属でありながら岡山(商業、学校、医療etc)への依存度が非常に高く、ここ最近でその傾向がさらに強まっていると感じます。(銀行は中銀、新聞は山陽、バスは両備(中国バスは両備の経営傘下)、鉄道(JR西)は岡山支社、デパートは天満屋、大学進学は岡大・川大、医療機関は岡大出身のドクター多数)このあたりも同じ広島県としての一体感を削がれている(と感じる)要因かもしれません(良い/悪いではなく感覚的なことです)。
    福山市においても中心市街地の空洞化はとても深刻です。久松通りは整備事業で綺麗になりはしましたが、西町の旧そごう跡は人影もまばら、伏見町再開発事業はほぼ頓挫状態、東桜町再開発事業が商業的に成功しているとは言いづらい現在、キャスパ(旧トモテツセブン)とトモテツビル(旧トポス東館)の再開発や福山城区域の整備事業がどのようなものになるかは要注目です。

    • むーばす

      岡山県の対岸の香川県も福山市と似たところがあって、
      岡山の大学や専門学校に通う学生が大変おおいことです。
      自宅通学をしたくても香川県には学校がないという
      ことで、マリンライナーの出番になります。

      福山市ならサンサンライナーであったか快速が30分位
      で岡山を結んでいると思うので、完全に通勤通学圏ですね。
      天満屋グループは残念ながら、業績不振で香川県から撤退
      をしましたが、替わりに両備グループが徐々に力を増して
      おります。両備住宅や両備ヘルシーケア、和田Cレーション、
      国際フェリーetc。月一ペースで両備乗馬クラブが商店街
      で会員勧誘をしていますよ。

      流通で言うと、ハローズ(岡山早島本部)やラムー(大黒天
      物産)、ザグザグなど民放テレビが岡山香川相互乗り入れ
      をしている利点を活かした広告戦略で店舗を拡大中です。

      医学界に目を転じると、主要な公的な大病院や民間の
      総合病院はほとんど全て岡大閥ですね。
      新聞は5年くらい前まで販売店があり、香川県で唯一の
      夕刊発行が売りのひとつでしたが、今は撤退して支局
      だけが残っております。駅売りでもホテルのフロント
      でも、当時の夕方には山陽新聞が幅を利かせていました。

      という具合に陸続きでは(瀬戸大橋はありますが)なく
      とも、岡山の経済・文化・教育面での影響力というのは
      他にも物流面も含めて最近とみに高まっているという
      のが実感であり実情だと思います。

      高松市と福山市はほとんど人口が同じで瀬戸内の対岸
      ということで、昔から親近感があります。特に西讃
      (香川県の西部の呼び方)地方は、以前には多度津港
      と福山港を結ぶフェリー航路もありましたので、意外
      と人の往来は多く、中国バスがマイクロバスで高速路線
      バスを運行していた時期もありました。岡山とはうまく
      棲み分け、役割分担をしながらお互いに魅力を高めて
      いけたらいいと思います。

      今回は地元のあなぶき興産がキャスパ跡地の再開発の中心
      となったことで、その動向には大変注目をしております。
      マンション業がメインなので住宅中心とはなると思います
      が、同グループには介護やスーパー等の複合物件を手がけ
      た経験が豊富にありますので、きっと良いものを作って
      もらえるのではないかと期待をしています。

      ちなみに現在、群馬県高崎駅前の市街地再開発事業が進行中
      で、同社が中心となって地上28階建ての県内最高層の
      マンションメインの建物を建設中です。
      福山駅前の計画発表が早期に行われることを期待します。

  14. タミー

    福山の街づくりについて、明治政府が、備後・福山が、備中・倉敷、備前・岡山が美作・津山とで岡山県を形成したのに対して、安芸・広島と一緒に広島県に配属された歴史に言及するのは当然の話だと思います。

    私は、その明治政府を“マルクスの用語でいえば「ボナパルティズム」中略「初期ブルジョア国家」というものに相当するだろう”(「フランス革命と明治維新」河野健二著NHKブックス141頁より)という考え方が妥当であろうと思っています。(勿論色々な見解があって当然だと思っています。)
    カールマルクスが「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」(岩波文庫等)の中で茶番と酷評したフランス第二帝政ですが、河野健二氏はそのフランス第二帝政を日本に於いての再評価の先駆けを担った経済学者です。フランス第二帝政は19世紀のパリ大改造を断行した政権です。

    街づくりを語る上では政治・経済のメカニズムの分析は不可避だと思います。
    一世紀を越える県政の歴史により備後地区の特に新しい世代では広島県への帰属意識が徐々に浸透してきている様にも思えます。
    また、近年、備後地区の成長している各企業が、世界的に知名度が高い「ヒロシマ」を意識してか(広島県内の独自地域・備後として)「広島の企業」を前面に売り込んでいるのをみると、商売に於いての強かさを感じます。

    今後の福山市の再開発事業にも注目していきたいと思います。

  15. キセキ

    そもそも列強の日本への進出の目的は中国市場の門戸開放にともなう貿易船の寄港地の確保であり、日本の支配に関してはロシアを除いて列強は意義を感じていなかったそうです。
    日本に滞在する自国の人の安全が確保できれば良かった
    中央集権化は廃藩置県によって進んだことは確かですが、民衆の政治意識が長らく続いた封建国家の影響で低かった日本においては中央政府主導による近代化政策は不可欠だったのでは?
    大久保利通の自著にもそういった内容が書かれています。
    それに先の大戦は中央政府主導と言うわけではないですよ
    先の大戦はきちんと国民の支持もあったうえでのものでした。
    なので、明治維新とww2はあまり関係ないのでは?
    Ww2に原因を求めるとしたら軍部大臣現役武官制と寄生地主制、世界的なブロック経済あたりに求めるのが妥当でしょう
    それにアメリカの対日参戦も計画的なものではなかったようですしね、
    もちろん政治、経済の構造の分析は地方分権を推し進める上で不可欠です。
    そのことは理解しています。

    日本がこれから地方分権的な国家体制を構築してもそれだけで地方に活気が戻るとは思えません。
    地方に活気が戻るには地方自治体の行政の都市の魅力向上のための努力が不可欠です。
    こうした意味で福山の最近の開発での動きは積極的に評価できると思います。

    しかし、個人的には福山市の知名度の低さが気になります。
    僕は中学高校生活は四国の高校で過ごし、現在の大学生活は東京で過ごしていますが福山市の知名度は東京においては勿論、割りと近くにある四国でも低いです。
    ほとんどの人が位置すら分かりません。
    福山市が再生するには駅前の賑わいを取り戻すことも大事ですが全国的な知名度をあげることも同じぐらい大切だと思います。
    幸い福山は新幹線も通っており、様々な魅力的な場所があります。こうした、財産を上手くいかして福山を活性化させる動きにも期待したいです。

    • 社会系

      列強の日本進出目的は、寄港地の確保もあると思いますが、
      金(ゴールド)保有量が多かったことで、それを奪う目的があったと指摘されています。
      明治維新後は、英国やフランスなど欧州が金(ゴールド)を奪った。
      そして、米国も金(ゴールド)を奪いたかったので、第二次世界大戦になったのです。
      日本がそれを拒否しようとしたので、原爆がヒロシマ、ナガサキに投下された。
      日本、特に広島に住む人たちは、この事実を十分に知っておく必要があると思います。

      戦争は国民に洗脳させていたことや、戦争以外の一般的なことについては、
      国民の意見が、そのまま中央政府の行政に反映していないことが、
      中央集権がインチキである証拠であると考えられます。

      都市の魅力向上のための努力をすると言っても、限界があります。
      人口に関しては、福山から東京圏に人口流出することをいかに止めるかが課題ですが、
      湯崎広島県知事が広島県内の大学定員数を増加するとう要望を中央政府に求めても、
      中央政府は応じない。旧体制が維持されるから、日大も横柄な態度になるのです。
      このように中央集権体制を維持しようとする結果、
      備後(福山)、備中(倉敷)、備前(岡山)、讃岐(高松)などの地域で、
      特に若者が流出して、社会的人口減少になり、都市が停滞する被害を被っています。

      備後(福山)、備中(倉敷)、備前(岡山)、讃岐(高松)は、200万大都市圏で、
      魅力的な都市圏でありながら、中央集権化のために、力を発揮できていない。
      これくらいの規模がありながら、日本で、唯一、冷遇されてしまっている。

      福山という都市をどうするかについては、まず、福山を
      備後(福山)、備中(倉敷)、備前(岡山)、讃岐(高松)で構成される大都市圏に入れ、
      この大都市圏を、日本の中枢都市圏に格上げすることが必要である。
      瀬戸大橋と、しまなみ海道が完成した現代においては、中国地方と四国地方を、
      島根・山口・広島(安芸)・愛媛・高知と、鳥取・岡山・広島(備後)・香川・徳島に分け、
      岡山市を、鳥取・岡山・広島(備後)・香川・徳島地域の中枢都市にできないだろうか。

  16. なし

    もし、福山県のままだったら、今頃どうなっていたでしょうかね??

  17. キセキ

    列強自体が金を狙ったというよりも列強の商人達が金を狙ったという表現の方が正しいのでは?
    もし、アメリカなどの列強が日本から金を奪いたがっていたのなら一番手っ取り早いのは貿易による金の獲得です。
    しかし、日本が大戦の少し前に金本位制に復帰したものの恐慌と重なって大不況となり、高橋財政のもとで再び金本位制から離脱し、不況から脱したとき列強は日本の金本位制から離脱をソーシャルダンピングとして強烈に非難しました。
    もし、列強が日本の金を本気で欲しがっていたら自動調節作用のある金本位制から再び離脱することはむしろ好都合だったのでは?
    それにそもそもアメリカは日本との戦争に関しては開戦ギリギリまではそこまで乗り気では無かったそうです。
    本当にアメリカが日本の金を求めていたのならもう少し積極的に動くでしょう。
    戦争の支持は慢性的な不況による経済の停滞と財閥による経済の独占それにともなう経済的な格差の広がりこれが多く指摘されているところです。
    また、時を同じくして財閥と癒着していた政党同士がネガティブキャンペーンを繰り返すばかりで民意から離れたことを繰り返しており、政党が国民の支持を失ったことも大きいです。
    こうした中で軍部は陸軍パンフレットに書かれているような国民の生活の向上を旨とした内容を掲げ、国民の指示を獲得していきました。(当時の軍部の軍事行動と日本経済の回復の時期が重なっていたことも国民の指示を得る上で大きかったようです)
    つまり国民の戦争への支持はあくまで自律的なものであったと思われます。
    また、国民の意志が政治に反映されなかったということにかんしては戦前は政党と財閥の癒着が大きかったのでは?
    政党が財閥と癒着している以上国民の意思をくんだ政策はしかねるでしょう
    中央集権は現在では地方の衰退を招く要因となっていますが日本がこの形態をとっていることに対して一概に批判はできないでしょう
    戦前であれば国民の民度が低いなかでの近代化、戦後では国全体がボロボロになった後からの復興これを推し進めるには中央集権的な形態をとることが一番効率的だったのでしょう
    僕はまだ大学三年なので日本史学研究室に今年はいったばかりなのでその理由の全てをを正確に述べることは出来ませんが、僕らの大学は二年生までは生徒は皆教養学部なので一応歴史の授業は一通り履修しておりその時、教養段階の授業で先生がこのようなことを述べていたことを記憶しております。

    福山という都市のPRについては専門的な分野ではないのであまり口出しは出来ませんが、知名度の低さは気になるところなのでね、、
    でもサンフレッチェ大好きさんが述べられていたようにプロスポーツチームを置くっていうのは良いような気がしますね
    都市圏の形成についても同じ理由でなんとも言えないですが都市圏として発達するためには少なくとも一つ大都市があることが必要な気がします。
    そういう都市がここら辺にあるかと言われると微妙だと思います。
    なので、ここら辺の都市が独立した都市圏として三大都市圏やその他の日本のメインの都市圏と同様に発展することは個人的には難しいんじゃないかなと思います。

    • 社会系

      列強自体についてですが、
      欧米の列強(英国、フランス、米国)は、欧州貴族が所有しているものです。
      このことが、日本人が理解できていない重要な点で、だから政治に弱い。
      なぜ、米国は、小国であるイスラエルの言いなりになるかは、この理解が必要になります。
      そして、この事実に欧米一般人が気付いたから、世界が大きく変わろうとしている。

      現在日本で教えられている日本史で、特に近現代史はウソだと言われております。
      欧米の植民地になった日本の歴史教科書は、欧米に統合がいいように書かれます。

      欧州貴族(英国やフランスを所有)が、長州を使い、明治維新を起して、金を奪った。
      その後、別の欧州貴族(米国を所有)も金を奪いたかったが、先に金を奪われていた。
      そこで、欧州貴族(英国やフランスを所有)をうまくまるめこめて、日本支配権をもらい、
      日本の財閥達と手を組んで、八百長の第二次世界大戦を行い、金を奪いにいった。
      このような、一般国民と欧州貴族という二重構造が分かれば、真実が見えてきます。

      中央集権化についてですが、
      明治維新後の近代化や、戦後の経済利益絶対主義が
      日本人にとって本当に望ましかったのかは疑問です。むしろ悪化させたと考えます。

      大都市があることが必要ということですが、
      岡山市が中枢都市になれれば、国家・企業の支局・支店が新たに設けられます。
      そして、それに伴う効果で、都市の規模が大きくなれば、メインの都市圏並になる。

      キセキさんは、どうやら私の母校大学の後輩であるようですね。
      ちなみに私は、文学ではなく、経済学です。
      この大学がいかにインチキを教えているか、日本近現代史をネットで調べると出てきます。

  18. アホウドリ

    日本鋼管、新幹線が出来て、急激に大きくなり、夢が続くと思う内に、対策がなされず、置いて行かれたと言う印象が有ります。県庁でもはなく、離れており、県民の意識も低い。倉敷、岡山の方が、近い。残念だったのが、福山SOGOもう100メール駅に近かったら、西側の賑わいが残っていたのでは?!。広島SOGOの成功を受けて、紙屋町、SOGOタウンを考えていたみたいですね。目指すは、コンパクトシティでした。
    商店街も長く、昔土曜市で賑やかでした。昔1年間住んで居ました。今では、殆どなくなりました。駅の東側はよく分かりませんか、空想ですが
    地権者同士が、新幹線の目の前で自分は、若く、将来性も有ると思い、バラバラで何もしない内に、老後を迎えてしまった?。間違っていたらすいません。
    平らな広い土地が有れば良いといいうものでもないですね。時代が変わってしまった。

  19. キセキ

    アメリカがイスラエルに言いなりなのはユダヤ系の国民の支持が政権の獲得に対して影響があるからですよ。
    そのため、かつての共和党はユダヤ票を必要としていなかったためイスラエルに対しては冷たく、スエズ戦争に対しても圧倒していたイスラエル軍を撤退させたりしています。
    フランスはそもそも幕府支援だったのでは?
    イギリスと長州の接触も薩摩藩を介してのものなのでは?
    それに何度も申し上げていますがそもそもアメリカは日本と戦争する気はありませんでしたよ。
    それに金が本当に欲しかったのなら金本位制からの脱退に対する批判は不自然なのでは?
    むしろ好都合でしょう
    アメリカにとっての一番の国益は当時もペリーの来航時も変わらず中国市場の門戸開放でした。
    その夢を日本が壊しかねなかったため、制裁に踏みきり、最終的に中国の門戸解放を実現するために開戦に踏み切ったのです。
    欧州貴族の存在は若干ながら承知はいたしていますがその存在だけが世界を動かしているとは思いかねます
    それに明治維新を起こすことは日本から金を奪うことに必ずしも必要だったのでしょうか?
    封建的な支配秩序がきちんと出来上がっていたのですから日本を言いなりにするにはむしろ幕府を言いなりにしたほうが手っ取り早いのでは?

    近代化の是非についてはもはや個人の価値観の問題です。
    そのため、断定的なことは言いにくい。
    ですが、敢えて言うならば日本という国がロシアの海洋進出に非常に邪魔な位置にあり非常に国防上危険な位置にあったことや、欧米によって結ばされた不平等条約の改正の必要性に迫られていたので、仕方がなかったのでは?
    近代的な機構が人々に対して窮屈さを強いている部分は否めません。
    しかし、近代化によって人々が得たもののまたあります。
    これに関してはどちらを優先するかは個人の価値観の問題でしょう
    僕はこちらに関してはあくまでも中立的な立場です。

    人口減少が間近に迫っている現在の日本においてそこまでの都市の発展が見込めるでしょうか?
    しかも近隣に京都、大阪、神戸、広島、福岡などの大都市があるなかでそこまでの発展が遂げられるとは余り想像できませんが、、

    社会系さんは文Ⅱだったんですね。
    歴史というものはあくまで推論の域を出ることはありません。
    僕が述べている論も推論であり社会系さんが述べているものもあくまで推論です。
    しかし、歴史には推論の根拠となるものがあります。
    それは資料であり、遺跡であり、伝承も含めてもいいでしょう
    東大の先生方はおそらくそういったものを基にした推論をなさっています。
    勿論、政治家の手記などには多少の自己顕示欲による着色はあるだろうとは思われます。
    しかし、そうした資料を基にした研究によって導かれた推論はほとんど正しいと思われます。

    • 社会系

      日本を植民地にする、金を奪うという2つの目的で、日本に侵略しようとしたが、
      これに気付いた秀吉、家康、家光が対策を行い、最終的に鎖国を決めたのです。
      私は、この人たちは日本の英雄だと思います。

      幕府が鎖国をしたので、日本を新政府軍と幕府軍に分けて戦わせ弱体化させ、
      貴族の手先になっていた新政府軍を裏から操り侵略するという戦略に出る。
      貴族(イギリスを所有)が長州に、貴族(フランスを所有)が幕府を援助した。
      グルなので、貴族(フランスを所有)は、劣った兵器を幕府に渡したらしい。
      そして、グルだった欧州貴族達が日本を所有することになったのです。

      そこに、貴族(アメリカを所有)も金を欲しがったのです。
      この貴族(アメリカを所有)は戦争で儲けるタイプで、イスラエルを使います。
      だから、アメリカはイスラエルの言いなりになっているようにみえる。
      アメリカ政府一般職員は第二次世界大戦を起こす気はなかったが、
      貴族(アメリカを所有)が金を奪う(そのために日本を所有する)理由で、
      日本を所有する権利を国際的に認めさせる目的で八百長の対戦を行い、
      敗戦した日本は、戦争責任からアメリカの支配下に置かれるようになった。

      明治維新後の近代化で、自由・平等・民主主義など近代欧米思想は、
      集団的社会から個人化をもたらし、日本のよき社会を崩壊させた。
      明治維新がなくても、ある程度は、生活水準は向上したと思います。
      やはり、総合的には、悪化したと判断するべきではないでしょうか。

      大阪が巨大都市なので、近くにある岡山は発展しないのではなく、
      大阪に、福山・倉敷・岡山・高松の人が吸い取られるから巨大になるのであり、
      中央集権を止めれば、福山・倉敷・岡山・高松大都市圏が発展する。

      資料を基にした研究によって導かれた推論が正しいとは限りません。
      日本の人文社会系(いわゆる文系)学問は、水準が極めて低いです。
      我々の大学がすごいと言われながらも、日本を救えてないと思います。

  20. 茹でしじみ

    社会系さんの近現代史の解釈が非常に興味深いです。
    私の身のまわりの学生たちにも明治維新の真実を広めたいので、よろしければ、参考にされた文献や論文を紹介していただけませんか?

    • 社会系

      明治維新について、
      文献では、苫米地秀人[2015]『明治維新という名の洗脳』ビジネス社.
      インターネットでは、「明治維新の真実」で検索されるとよいです。

      第二次世界大戦後について、
      文献では、吉田敏浩[2016]『「日米合同委員会」の研究』創元社.
      インターネットでは、「アメリカの日本支配」で検索されるとよいです。

      2012年に、日米による、サンフランシスコ平和条約の60年密約が終わり、
      真実を暴露しても米軍に攻撃されなくなり、真実を暴露する人が増えています。

      そして、このころから、広島に対する支配もなくなり、再開発が急増している。
      広島駅舎、227系、B・Cブロック、50階マンション、外資系高級ホテルなど。
      サンフレッチェ、JTサンダース、カープが優勝し始めたのも、ここからです。

      このように、広島の再開発を語るには、歴史的な考察が重要だと思います。

  21. Shima@北海道

    すごく興味があるのですが、

    >広島市と府中町、海田町で計画される「広島市東部地区連続立体交差事業」では、海田市駅が2階に山陽線、3階に呉線が乗り入れる同様な構造になる計画に再び固まりました。

    この記事はどこかにありますか?
    検索してもでてこなかったので、詳細知りたいです。
    記事にしていただけたらなおGOODですが。

  22. 二河川

    なんかしょーもないこと言っている人がいるけどさ、岡山を地方中枢都市に育てても、広島や高松の中枢機能の一部が岡山に移るだけで、地方で限られたパイを奪いあっているだけに過ぎないんだよ。
    地方分権の為に本当に必要なのは国から地方への権限委譲。もうこれは常識。
    ついでに言うと、都内23区について、大学の学部増設等が制限されたのは報道の通り。
    地方にそんな制限はかけられていない。

  23. 鯉党α Post author

    いつもお世話になっております。
    大変有意義な議論が続いておりますが、本題とは少し違う部分で盛り上がりつつありますので、この辺りで締めさせていただきたいと思います。
    たくさんのコメント、ありがとうございました。

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