広島アンデルセン、ルネサンス様式の被爆外壁を残し建て替え決定

広島市中区の本通り商店街で、老朽化に伴う建て替え工事のために一時閉店・移転している
広島アンデルセンについて、

被爆建物である同館の外壁を一部保存し、建て替えられる新しい建物の外壁に使用する方針であることが分かりました。

被爆部分で現存しているのは、商店街が面する北側と、アディダス前の路地に面する東側の2か所ですが、
調査の結果、強度面で問題の無かった東側のみ新しい建物に引き継がれることになります。

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【中国新聞】:被爆外壁を東側に使用 広島アンデルセン、建て替え計画決定


(上記HPより一部使用)

 

 

明らかになったのは以下の通り。

・東側2階のコンクリート壁(被爆部分)を切り抜き、新しいビルの東側に貼り付ける
・南側には「ポケットパーク」と呼ばれる約200平方メートルの空間を作り、市民の憩いの場として開放。
・新しいビルは5階建てで、ルネサンス様式の旧館のデザインをベースとしたものに。
・2階建ての旧館と8階建ての新館は7月上旬に解体工事に着手。
2020年内の完成を目指す

 

【アンデルセン】:広島アンデルセン 被爆建物として登録継続

 

2016年1月から閉店し、どこまで保存した状態で建て替えるか、長らく関係者らで議論されてきましたが、
ようやく今回の結論に至ったようです。

安全性・コスト面での課題があるのは当然で、一部だけでも移植されることが決まったのは
それだけでも大いに価値があると思います。

 

新しい情報としては、南側に200平方メートルのオープンスペースができることですね。
本通商店街とは反対側の、ユアーズに接した部分です。

オープンテラス的な使い方もできそうですし、アンデルセンらしくデンマークの文化を体験できるイベントスペースとしても使えそうです。

 

解体工事は7月にも始まるとのことです。

2020年内の完成を目指すとしています。

3 comments

  1. よし Reply

    建て替え表明からだいぶ経ってからの決定ですね。
    最初の計画であれば再来月には完成ということでしたが。
    建て替え下ビルに被爆壁を貼るという手法で行うんですね。
    新しい建物に期待ですね

  2. タミー Reply

    「広島アンデルセン、ルネサンス様式の被爆外壁を残し建て替え決定」

    >安全性・コスト面での課題があるのは当然で、一部だけでも移植されることが決まったのはそれだけでも大いに価値があると思います。

    まさにその通りで大いに価値あることだと私も思います。

     一民間企業が原爆ドームと同等に人類にとって貴重な歴史的遺産である被爆建物を保存する活動には本当に頭が下がります。

     被爆後の食料難の時代に起業にし旧帝国(三井住友)銀行広島支店の建物を利用してパン屋を営んでから今日のアンデルセングループにまで成長した企業であるというサクセスストーリーそのものが、広島の復興の象徴でもあり、建物と一体化した歴史的遺産となって語り継がれるべき存在であると思います。

     今後も、こういった民間での活動の輪が広がって欲しいと願っています。

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