新築移転する鉄道病院が着工!2年後開業へ

広島駅南口では今日Cブロック再開発の起工式が行われましたが、
今月9日には広島駅の北口で新しい広島鉄道病院の安全祈願祭も行われました。
鉄道病院は二葉の里再開発地区の4街区内の現在の建物を、同じ4街区内の東側へ新築・移転させ2016年春までの開業を目指しています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:二葉の里土地区画整理事業
 
 
二葉の里区画
二葉の里地区 周辺図UR都市機構ホームページよりトリミング)
 
【MSN産経ニュース】:広島鉄道病院の安全祈願祭 28年春までの移転完了目指す (以下転載)

 現在地の東側に新築移転する広島鉄道病院の安全祈願祭が9日、広島市東区二葉の里の現地で行われた。新病院は診療科や病床は少なくなる一方、がん治療や人間ドックの機能を強化する。建物の完成は平成27年秋の予定で、28年春までの移転完了を目指す。
 
 新病院は免震構造の鉄筋コンクリート7階建て、延べ床面積は現施設より約3800平方メートル広い約2万2千平方メートル。解体費などを含め、JR西日本が約90億円をかけて整備する。診療科は神経科、精神科、歯科・口腔外科の3科がなくなり14科に、病床は17床少ない275床になる。
 
 災害時を想定した機能の充実が特徴の1つで、1階のエントランスホールを広くしてトリアージのためのスペースに転用。大型の受水槽と非常用発電機燃料の地下備蓄タンクにより、水道と電気の供給がストップしても3日間、医療を継続できる。

(ここまで)
 
 
201402futabanosato-8.jpg
建設予定地(2月撮影、左奥に現病院建物)
 
 
3月末で二葉の里地区の全ての区画整理が終了し、個別の施設も着々と動き出していますね。
当初”2015年度中”と示された通り、年度末までの開業・移転完了を予定しているとのことです。
TVドラマでロビーで応急処置にあたっているシーンをよく見ますが、
まさにそういった緊急災害時用に1階ロビーを広くとってトリアージのために対応できるようにしているのは興味深いでね。
 
 
二葉の里地区内の西側3街区では県の放射線治療センター・地域医療総合支援センター(仮称)合同施設もすでに着工しています。
地区と広島駅の自由通路とを繋ぐペデストリアンデッキも建設に入りました。
偶然にもこれらは完成時期がほぼ同じ2015年度(2016年3月ごろ?)の完成を見込んでいます。
詳細はまだ明らかにされていませんが、2街区のイケアのオープンもこのくらいの時期になる可能性もありますよね。
5街区を含めてもせっかくこれだけ建設時期が近い建物が多いのですから、二葉の里地区内でもデッキ等で回遊性を保った造りにしてほしいと思います。
 
それにしても北口ではこれらの開発があり、南口でもBブロック、Cブロックという一大案件が同時に動いていることに、まだ100%の実感が沸きません。
広島駅周辺が戦後から生まれ変わりますね。


 

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