大阪駅北の巨大複合施設群『グランフロント大阪』

先日改良されたJR大阪駅の様子を紹介しました。
【関西シリーズ】総事業費2100億円!JR大阪駅・大阪ステーションシティ
 
グランフロント大阪は、大阪駅の北口に広がる梅田貨物ヤード跡地の再開発エリア、通称「梅北(うめきた)」エリアの一部に昨年春開業しました。
【公式】:グランフロント大阪|GRAND FRONT OSAKA
 
大きく分けて2つの街区、4棟の超高層ビルで、
オフィスや商業施設、コンベンションセンター、マンションなどから構成されます。
 
大阪駅のノースゲートビルディング前のデッキには、グランフロントの案内を兼ねたコンクリートのオブジェがありました。
 
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まず再開発エリアでも最も南側の大阪駅に近い部分に建つのが「南館」です。
 
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高さ179.5m、地上38階・塔屋1階・地下3階の「タワーA」
高層部のオフィスと低層部の商業施設で構成されます。
 
 
大阪駅とは幅の広いペデストリアンデッキで直結しています。
 
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雨よけも手すりもガラス張りで非常に開放感がありますね。
 
 
デッキから南館に入ってすぐ、このような変わった柱があります。
 
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希望の柱=「ウィッシュボーン」と呼ばれているそうです。
実際に建物の構造として機能しているんでしょうか。
 
 
グランフロントの南館と大阪駅の間には、およそ1万平方メートルを有する「うめきた広場」が整備されています。
 
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吹き抜けのアトリウム広場へ通じる大階段が綺麗です。
「うめきた広場」はすでにイベント広場として機能しており、オクトーバーフェストを始めとする集客イベントが定期的に開催されているそうです。
 
 
広場の北側には人工の水辺が整備されています。
その水辺にまるで浮かぶように建てられているのが「うめきたSHIP」。
 
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1階はカフェ、2階は多目的ホールとなっているそうです。
人工池の水が流れこむ、うめきた広場の地下も飲食店になっているようです。
空間の使い方、建物のシンボル性は素晴らしいですね。
 
 
それでは北館に移動します。
 
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高さ175m、地上38階・地下3階の「タワーB」
 
 
 
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高さ154m、地上33階・地下3階の「タワーC」
 
北館はこれらの超高層ビルと2棟をつなぐ低層部の商業・コンベンション施設で構成されています。
タワーBの高層部はオフィステナント、タワーCの高層部はオフィステナントと高級シティホテル「インターコンチネンタル大阪」が入居します。
タワーCの画像は地上9階の「北館テラスガーデン」から撮影しているので、地上から見ればもっと高く見えると思います。
リーガロイヤルホテル広島(NTTクレド基町)とほぼ同じ高さですからね。
個人的にはグランフロントのタワー群の中では、タワーBのデザインが低層部も含めて好きですね。
広島にもこんなのができたら毎日眺められるのに(笑)
 
 
北館の内部より、南館タワーAの低層部から一本の導線で連続する大型ショッピングモール「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」。
 
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なんとも言えない重厚感と高級感が漂います。
これら低層部の商業施設は延約4万4000平方メートルを有し、大阪駅北口の飛躍的なショッピングスポット化の一翼を担っています。
 
 
北館低層部のタワーBとCの中間に当たる部分では、「ナレッジ・キャピタル」と呼ばれる6階まで吹き抜けの大空間に面した施設があります。
 
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延約8万8000平方メートルにも及ぶ大規模なテナントスペースを貸し出し、
“国内外、産学官の連携による新たな価値を創造する”
というのがここのコンセプトだそうです。
つい身近な、広大跡地「知の拠点」構想を思い浮かべてしまうわけですが、
こういったものはやはりヒト・モノ・カネが集まる大都市だからこそ成り立つことができるものであるような気もします。
ましてや県下トップの大学を他所に移転させてしまった我が街には…。
 
 
話を元に戻しまして、ナレッジ・キャピタルが面する吹き抜けの大空間は、天井の全面ガラス窓からさんさんと太陽光が降り注ぎます。
 
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いいですね。
 
 
タワーCのさらに北側には超高層の分譲マンションが建っています。
 
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高さ174.2m、地上48階・地下1階の「グランフロント大阪オーナーズタワー」
横着をしたのであまりいい角度ではありませんm(_ _)m
総戸数525戸。きっと高かったのでしょうね。
 
 
 
ここまで昨年春開業したグランフロント大阪を紹介してきました。
今回の開業地区は、総面積24haの梅田北の貨物ヤードのうち7haを先に開発した先行開発区域です。
残る後発開発区域(2期)も、ヤードの完全移転が完了した現在、事業が進行中です。
 
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北館のテラスから南西方向を見ています。
画像右下から奥にかけて広がるのが2期の開発区域です。左側が大阪駅のノースゲートビルディングですね。
線路を挟んだ奥の超高層ビル群はかなりの迫力があります。
 
建築家の安藤忠雄氏を委員長とする審査会で今年3月、最優秀案に選ばれた民間開発者10社の提案が公表されたようです。
【Re-urbanization -大阪再都市化-】:うめきた2期区域開発に関する民間提案募集における優秀提案が決定!
 
条件にされているのだと思いますが、区域の大部分が緑あふれる公園になっている案が多いです。
“大阪駅北口から望む”梅田スカイビルの眺めというのもひとつのポイントになっているようです。
名だたるデベロッパーからこれだけの案が集まるのは、大阪そのもの、大阪駅北口に隣接というポテンシャルの高さを新たしているように思いますね。
2020年代半ば頃には全体の開発が完了する予定だそうで、今後が楽しみですね。
 
 
最後に、その大阪駅北口デッキからみた梅田スカイビルです。
北館タワーCがくっきりとガラスに反射しています。
 
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【公式】:グランフロント大阪 「うめきた広場」他、まちのオープンスペース名称決定(PDF, 755KB)

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1 件のコメント

  1. きょうばし 返信

    大阪梅田は、この15年で大変貌を遂げましたよね。
    ちょっと前までは、駅の北側にはヨドバシカメラぐらいしかなかったですからね。
    うめきた2期の広大な空き地が、これからどう再開発されるのか楽しみです。

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