駅前大橋線、高架はやはり難色

2017年ごろの開通を目指す広島電鉄の駅前大橋線ですが、
駅前広場への乗り入れ方法を考える検討委員会が今日開かれたそうです。
夕方の地方ニュースで少ししか確認出来ませんでしたが広島電鉄は、
「高架の場合勾配がきつすぎて電車が上れない」とのことで高架案の実現性はほとんど無くなってしまいました。
4日前の朝日新聞にはこのような記事もありました。
路面電車、駅前通り線に3案検討 平面か地下か高架か

 広島電鉄によれば、今の高架案では勾配がきつすぎ、古い路面電車は上がれないという。市の担当者は「そういう問題があるのは認識している」としながらも、「まだ案の段階で、詰めていく途中なので、高架案も入れている」と話す。
 一方、広電は10年以上前に駅前通り線への変更を提案。できるだけ早くルート変更したい立場だ。委員会は年度内に提言をまとめることになっており、広電幹部は「電車が上がれない案まで検討するのは時間の無駄。実現可能な案だけで話し合ってほしい」としている。(諏訪和仁)

 
心配はしていましたがやはり高架は傾斜の問題にしても無理があったか…。。
個人的には高架にして後にできる広島駅の自由通路とフラットで接続してほしかったのですが技術的に無理なら致し方ないですね。
これで乗り入れ案は地上か地下化に絞られた訳ですが、
高架よりさらにコストのかかりそうな地下は望み薄かもしれませんね。
駅前地下広場にはアストラム乗り入れに備えて広すぎる空間があるので是非とも活用してほしいものですが。
 
しかし…「電車が上がれない案まで検討するのは時間の無駄。実現可能な案だけで話し合ってほしい」
はもっと早い段階で言うべきでしょう。。。
そもそもこの検討委員会には広島電鉄の関係者は入っていないのは問題ではないでしょうか。
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1285578941347/index.html
 
再開発や九州新幹線の開通で広島駅の重要性は高まりつつあります。
早期実現のためにも広電側が積極的に参加して議論をしてほしいですね。


 

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