H&M、パルコ隣の丸善ビルへ出店か

驚きました。今日の中国新聞一面です。
スウェーデンのファッションブランドH&Mが、広島市中区・パルコ本館の北側にある「丸善ビル」への出店を検討をしていることが明らかになりました。
中国新聞:H&Mが広島出店を検討

 スウェーデンのカジュアル衣料品店「H&M」が、広島市中区堀川町への出店を検討していることが25日、分かった。中四国地方で初進出で、来年5月の開業を計画する。予定地はパルコ広島店の隣接地。パルコも新たな商業棟を計画中で、ファッションの新拠点が中心街を活性化させそうだ。
 
 関係者によると、H&Mを運営するヘネス・アンド・マウリッツが、地下1階、地上7階の「丸善ビル」を年末ごろから大規模改装する。売り場は地下1階から5階の6フロア、延べ約1500平方メートルとなる方向。ビルは現在、衣料品店や貸し会場などに使われている。
 
 周辺では、パルコ広島店が3館目を来秋に開く。天満屋八丁堀ビルには、ヤマダ電機の大型店に続いて、ユニクロ(山口市)が9月に中国地方最大級の店を出す。郊外型店に押され気味だった中心街が、人気衣料品店の相次ぐ開業で再び集客力を高める。
 
 H&Mは日本では2008年に東京・銀座に1号店をオープンした。現在は関東や関西、福岡市などに19店を構える。

■概要
地上7階建ての丸善ビルの、地下1階から地上6階・述べ1500平方メートル。
本年末頃から全面ガラス張り・エレベーター設置等の大規模改装を初め、2013年5月の開業を計画中。
(中国新聞9面より)
 
今まではH&Mの進出は我々の希望でもあったわけですが、本当に実現しそうです!
もちろん検討と書いてある限り過度な期待は禁物ですが、
改装の内容や開店時期などかなり具体的なことまで明らかになってるので可能性はかなり高そうです。
 
 
本音を言えば以前も申しましたが、丸善ビルが建つ区画を全てまとめて一つの商業施設を建設して欲しかったです。
東側には老朽化した雑居ビルが立ち並んでますしね。
しかしあのH&Mが建物の大規模改装までして出店してくれるなんて、こんなに嬉しいことはありませんね。
全面ガラス張りとのことで夜の雰囲気もガラリと変わりそうです。
 
八丁堀近辺では宝塚会館跡地にパルコの新業態「ZERO GATE広島」が入る複合ビルを建設中ですが、
大阪の前例を見てももし広島出店ならここと思っていた人も多かったはずです。
これでZEROGATEに入るテナントが何か、またひとつ楽しみができました。
 
 
今年の9月には旧天満屋ビル6階に約2600平方メートルもの面積でユニクロが開業します。
丸善ビルに入るH&Mは報道では約1500平方メートルと、巨大なユニクロに比べれば小さめです。
どちらも低価格のいわゆるファストファッションブランドのお店ですね。
“競合”してどちらかが潰れるのは困りますが、”競争”はしてもらって、消費者が利用しやすいお店になってもらいたいです。
 
競合しても中心部へ来る人の分母が増えればいいんですよね。
考えてみれば八丁堀周辺での商業集積が加速しています。
2008年の福屋南館(オペーク・叙々苑)オープン、
先日のデオデオ新館・ヤマダ電機LABI広島のオープンに
H&M、ZEROGATE広島、ドン・キホーテの開業も控え、中心部の分母が増える追い風になっていると思います。
これで朝日会館と旧球場跡地に何か決定的なものが来れば…
今後ますます目が離せませんね。
 
まずはH&Mとドン・キホーテが無事正式出店にこぎつけられるよう願いたいです。


 

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