移転する広島鉄道病院の完成予想図など。

本日コメントで教えて頂きました。ありがとうございます。
JR西日本は2015年度の移転を目指す広島鉄道病院の概要を明らかにしました。
建設地は一昨日の中国新聞の通り、現在の病院の東側のJR所有地。
地上7階建てとなる新病院は延2万2000平方メートルとなり1万8200平方メートルの現行より規模が大きくなります。
総事業費は90億円で2013年度の着工、2015年度内の診療開始を予定します。
 
【JR西日本プレスリリース】:広島鉄道病院の新築移転などについて
 
【建設通信新聞】:90億投じ新病院、延2.2万㎡/15年度中開院目指す/JR西日本広島の二葉の里の広島鉄道病院 (以下転載)

 西日本旅客鉄道(JR西日本)広島支社は、広島鉄道病院(広島市東区)の新築計画を発表した。建設地は、現施設東隣接地の社用地(二葉の里3)。総事業費約90億円を投じ、延べ約2万2000㎡の新病院を建設する。2015年度中の開院を目指し、詳細な整備スケジュールは明らかにしていないものの、できるだけ早急に設計に着手したいとし、設計作業を進めながら工期などを検討する方針だ。
 広島鉄道病院は、JR広島駅北口で国、広島県、広島市などが推進する二葉の里まちづくりの医療福祉ゾーンに設定されたエリアに位置している。同ゾーンでは、県と県医師会が高精度放射線治療センター(仮称)と広島県地域医療総合支援センター(仮称)合築の計画を進めており、13年度の工事着手を予定している。
 建て替える新病院は、14診療科、275床を備える7階建て延べ約2万2000㎡の規模で計画されている。高精度放射線治療センターとの連携、化学療法強化や内視鏡治療部門の拡充など、がん治療に強い急性期病院に向けた各種整備を実施するほか、地元クリニックとの連携、地域ニーズの高い人工透析、緩和ケアの新たな実施など、地域医療連携のさらなる強化により中核病院としての役割を担う。また、新病院新築にあわせて、医療法人の設立を検討する。
 既存病棟は、3棟構成で総延べ約1万8000㎡。最も古い施設は築50年が経過しており、老朽化解消や耐震化への対応が課題となっていた。

 
tetsudoubyouin-image.jpg
新病院完成予想図(JR西日本プレスリリースPDFより)
 
新型アテンザがいます。(そっちじゃない…(笑))
 
現在の様子。
201303futabanosato-5.jpg
職員用の宿泊施設や労働組合が入る施設が建っています。
 
 
初めて完成予想図が出ましたね。
下層階はタイルとガラスの組み合わせで明るい雰囲気となっています。完成してどのような感じになるか楽しみです。
上層階の入院病床はシンプルな感じですね。
 
2013年度中の着工ということで非常にスピーディーですね。やはりかなり以前から設計なども行なっていたのでしょう。
西側の3街区にはほぼ同じスケジュールで高精度放射線治療センターが建設されます。(2013年8月着工、2015年7月完成)
広島の陸の玄関に一気に医療の一つの拠点が整いますね。
期待したいです。
 
 
ここまで2街区のイズミ新本社(6階建て)、3街区の県医療センター(7階建て)、4街区の新病院(7階建て)と、
ほぼ同規模の3つの建物が確定しています。
今日から新年度ですが今年度は大規模なものの発表にも期待しておきたいですね。


 

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