アパグループ、元イズミ本社跡地に大規模ホテル建設へ

既にコメントでも頂いておりますが、今朝の中国新聞によりますと
全国でホテル展開するアパグループは南区京橋町のイズミ本社ビル跡に600以上もの客室を備えるホテルを建設すると発表しました。
広島においてアパホテルは猿侯川対岸約150mにある「アパホテル<広島駅前>」に続き2棟目で、
600室以上の客室は広島県内では最大規模のホテルとなります。
 
 
【中国新聞】:イズミ本社跡にアパホテル
 
20140208apahotel_chugoku-np.jpg
(2014年2月8日付 中国新聞朝刊紙面より)
 
 
【アパグループ】:総合都市開発のアパグループ 広島駅南口に大型ホテル開発用地取得
 
 
まず最初に振り返っておきますと、
イズミは昨年11月に広島駅北口二葉の里地区に新本社を竣工、1階に食品スーパーのゆめマートを開業させました。
二葉の里土地区画整理事業 2013.11(Vol.12) ゆめマートOPEN!デッキ工事も着手へ。
 
旧来の社屋は駅の南側、京橋町の城南通り沿いにありました。
 
201307izumi.jpg
 
 
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建設中の建物は昨日竣工した京橋町再開発のフロンテージ広島。
右奥のグレーの建物が元イズミの本社となります。
 
新本社に移転後の12月の時点で、このビルと敷地はアパグループに売却されていたのですがこのブログでは紹介しきれていませんでした。
 
 
ここに県内最大となる600室以上のホテルをアパグループが建設するというのが今回のニュース!
3月中旬にも解体工事に着手し、今年8月頃着工。
2015年末の開業を目指す
とのこと。
 
 
グランドプリンスホテル(高さ91m、地上23階)の534室をも上回る規模ですから、やはりこのホテルも高さと階数が気になりますね。
 
ただおそらくこちらはビジネスホテルに近い形態になると思われますので、
一つ一つの部屋は比較的小さくその分階数が大きくはならないことが考えられます。
敷地も城南通りから見れば狭小に見えますが、実はL字型になっていて裏の再開発が行われていたあたりから見ると倍程の長さがありますし。
1年数ヶ月という短い工期も気になりますね。
 

大きな地図で見る
 
 
ちなみにひろしま地図ナビによればこの敷地の容積率は600%でした。(建ぺい率は80%)
 
高さ69mの京橋町再開発ビル(住宅ですが)よりは確実に高くなると思います。
100mいけば御の字ぐらいですかね。
付近には広島駅前Bブロック、Cブロック、稲荷町のパークハウス駅前通りなど建設されていますから
駅南側の高層ビルの密集度はかなりのものになりそうです。
 
 
それにしても近頃開業が全く無いことはなかったですが、そろそろ供給過剰気味なのかと感じ始めていた矢先、
こんな大規模ホテル建設の話は驚きました。
広島駅徒歩圏内で利便性は高いですが、他のホテルも含め維持していくことができるかという不安はやはりどうしても感じてしまいます。
 
同時進行でますます観光とビジネスに力を注いでいく必要がありそうです。


 

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