市営基町駐車場の再開発構想、隣接する2社と一体開発を協議

広島市と広島商工会議所は、旧広島市民球場跡地に隣接する老朽化した商工会議所ビルについて、
中区基町の「市営基町駐車場・駐輪場」を民間と共同で再開発し、その複合ビルに移転する方針を昨年明らかにしています。

広島商工会議所の深山会頭は、築53年が経ち老朽化している商工会議所ビルについて、 中区基町の「市営基町駐車場・駐輪場」跡地を移転先とし、オフィスやホテルなども併せ持つ複合施設に再

これに関して3日の中国新聞に続報があり、
再開発の対象地は南側の民間が所有する駐車場(朝日会館跡地)と、西側の民間ビル(中電基町ビル)をあわせた、約7,500平方メートルであることが報じられました。

【中国新聞】:複合ビル建設を協議 広島再開発

(2019年1月3日付中国新聞朝刊紙面より一部使用)

 

再開発を検討するエリア(7,500平方メートル)

 


対象地一帯(2018年2月撮影)

 

当初の記事から、これら2つの敷地を一体的に開発するよう調整していると報じられていました。
今回出た記事によると、昨年10月以降から広島市と商工会議所、そして隣接する民間企業(朝日ビルディングと中国電力)で、事務レベルで勉強会を行っているようです。

限られた土地で効率よく開発を行う意味で、複数の土地を一体的に開発することは重要だと思います。
南側の朝日会館跡地、そして西側の中国電力基町ビルが一つになればこの再開発は東西南の3方面からアクセスが可能になり回遊性が大きく向上します。

西側の中電基町ビルは市道を挟んで広島県庁と向かい合っており、
いずれ行われるかもしれない県庁建て替え及び再開発と隣り合うことになります。
うまく行けばこの市営基町駐車場一帯の面的な再開発が、基町と八丁堀を近づける役割を担うのではないか。
そんな気すらします。

今年大きく進展することに期待したいです。

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