八丁堀の天満屋ビルが建て替えを検討!20年2月頃方針決定へ

ご無沙汰しております。
多忙と体調不良が重なり、間が空いてしまいました。
先週から色々な報道があり多くのコメントもいただいております。

まずは、広島市中区八丁堀の「ヤマダ電機LABI広島店」などが入る、元「天満屋八丁堀店」の建て替えが検討されているという報道!サッカースタジアム候補地決定については、報道のみが先行しており正式に県市から発表がされてから記事にしたいと思います。

 

百貨店の天満屋(岡山市)は、中区八丁堀交差点に面する「ヤマダ電機LABI広島店」などが入る商業ビルについて、老朽化や耐震性能不足などから、建て替えを検討していることを明らかにしました。
ビルは元々「天満屋 八丁堀店」が核テナントとして入っていましたが、2012年に撤退、同年からヤマダ電機が営業しています。
2014年度の県の調査で、震度6以上の地震で倒壊する危険性があると指摘されていました。
土地建物の保有する天満屋は、テナント入居者の営業に配慮しながら2020年2月頃には方針を決定するとしています。

【中国新聞】:八丁堀・紙屋町に高まる開発機運


(上記中国新聞HPより一部使用)

 

【Yahoo!ニュース(山陽新聞デジタル)】︰天満屋、広島の八丁堀ビルの活用策検討 建て替え含め20年の早期に方針

 天満屋(岡山市北区表町)は、耐震化が課題となっている広島市中区胡町の天満屋八丁堀ビルについて、建て替えを含め活用策を検討していることが、16日までに分かった。テナントとの賃貸借契約の満了時期(2020年8月)を踏まえ、同年の早い段階で方向性を固める方針。

(中略)

同社は、ビルについて、建物を解体し新たに商業ビルやオフィスビルを建設▽現状のまま売却▽さら地にして売却▽耐震補強工事を実施―などを選択肢に検討。商業施設を区分所有する同市内の2者とも協議を重ねているという。同社は「テナント入居者の営業に配慮し、来年2月ごろまでには決めたい」としている。

(上記ウェブページより)

 

【RCCニュース】:建て替え進む 紙屋町八丁堀地区の未来図は


(上記ニュース映像より)

 

要約します。

  • 天満屋八丁堀ビルが、2020年以降に建て替えを検討
  • 2017年に広島市が旧基準で建てられた大規模建築物を対象に行った耐震性能調査で、「震度6強以上の地震で倒壊か崩壊する危険性が高い」と指摘。
  • 同じ指摘を受けていた「エディオン広島本店本館」や「広島アンデルセン」はすでに建て替え工事が進む。
  • 同ビルは今後の活用について以下の方法を選択肢に検討しているとのこと。
    • 建物を解体し新たに商業ビルやオフィスビルを建設
    • 現状のまま売却
    • さら地にして売却
    • 耐震補強工事を実施―
  • 2020年2月頃には方針を決め、同年夏以降に解体する方針(RCC)
  • 隣接する周辺のビルとも調整を進めている

老朽化しているのは間違いないのでいずれ更新の時期を迎えるだろうというのは当然のことなのですが、広島都心部では昨年末、同じく百貨店で紙屋町の顔でもある「そごう広島店」が、“将来の建て替えに向けた市場ニーズの調査検討を始める”と表明したばかり。
雪崩のように都心部の大型施設が建て替えに向けて動き出すのは、やはり驚きです。

昨年、広島市の紙屋町・八丁堀地区は国の都市再生緊急整備地域に指定され、
開発行為に対する税制優遇や容積率緩和が受けられるようになりました。

指定を見据え、指定前から再開発構想を動かしていたのは商業施設「サンモール」を含む紙屋町地区一帯です。

多忙のせいで大きなニュースをスルーしたままになっていたので、まとめて更新していきます! 今年明らかになった巨大プロジェクトの一つに、広島の中枢である紙屋町地区の一帯再開発のニ

これにより、広島都心部の代表的な商業施設の「そごう」、「サンモール」、「天満屋ビル」が同時期に建て替えに踏み切ることになります。

 

また、「隣接する周辺のビルとも協議を重ねている」という趣旨の報道が複数あります。
天満屋ビルと隣接する商業施設といえば、えびす通り沿いで小規模な建物が隣接していますが、
大部分は東側の「広島三越」

「広島三越」の建物は1973年に建てられたもので、株式会社中国新聞文化事業社が所有・管理をしています。

中国新聞や三越を中心としたテナントの意向があるので、どうなるかは全く分かりませんが、
これまで妄想でしかなかった、天満屋と三越の一体的な再開発が、極々わずかですが、現実味を帯びてきました。

 

現在、天満屋八丁堀ビルは
1~5階:ヤマダ電機
6階:ユニクロ
7~8階:丸善ジュンク堂書店
9階:レストラン
という構成になっています。

個人的な印象ですが、最近のここのヤマダ電機は、店員さんの数が客の数より多く、ゆっくり商品が選びづらいです。。
1階は大部分がリフォームの展示場のようになり、どこに何があるかわからないんですよね。
このままで大丈夫?と心配になります。

 

一方、三越は全国の地方店の在り方を見直し、不採算店舗の閉店を進めてきましたが、
広島と松山については今後まだ収益が確保できる店舗として残し、改革を進めることを明らかにしました。

三越伊勢丹ホールディングスは、経営再建を図るため 「広島三越」を含む全国4店舗の規模縮小・業態変換を図る意向であることを明らかにしました。 今後店舗ごとに活用方法などを検討し、

都市再生緊急整備地域の指定が追い風となって、将来も広島の都心であり続けることを見据えた開発を期待したいです。

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