夢の器!11月の完成に向けて工事が進む新国立競技場 2019.05

2020年に開催が決まっている東京オリンピック・パラリンピックに向けて、都心では様々な競技施設や関連施設の建設が行われています。
中でも規模が大きく中心となるのが、「新国立競技場」の整備です!
前回のオリンピックでもメイン会場として使用された国立競技場(旧)を建て替え、約6万人収容の新スタジアムを建設する工事が続けられています。

建設中の貴重な姿を見に、足を運んできました。

「新国立競技場」は、明治神宮外苑の緑に溶け込む「杜のスタジアム」をコンセプトに、日本の伝統建築とも融合させた競技場となっており、2019年11月に完成する予定となっています。

【公式】:新国立競技場 | JAPAN SPORT COUNCIL

 

沿道から見上げても、他と同じような写真しか撮れないよな…と思っていたところ、
関東の知人から「ここが良いよ!」と教えられ、新宿タカシマヤの屋上に行ってみることにしました。

南東方面を見下ろしています。眼下には新宿御苑の深い緑が広がります。
大都会東京ですが、この新宿御苑を始め、神宮外苑、赤坂御用地、皇居など、まとまった緑地が都心に点在しているので、美しく見えますよね。

 

六本木の高層ビルを背景に、その手前に佇むのが「新国立競技場」です!

 

 

これがオリンピックのメインの舞台か…。
今年11月の竣工予定とのことで、外観はかなり完成に近づいていることが伺えます。
屋根工事はつい先日終わったばかりで、現在は外装・内装、やデッキなどの外構工事が主体で行われているようです。

 


新国立競技場整備スケジュール(上記公式HPより)

 

地下鉄大江戸線に乗り競技場前まで行ってみることに。

6万人収容でとてつもなくデカイのですが、軒庇に見える木材や緩やかにカーブした外観で「角」が無いことからか、柔らかさは確かに感じることができます。
隈研吾氏が手がけるデザインです。
ご存知のように、当初はイギリスを拠点に活動していたザハ・ハディド氏の案が選ばれましたが、コストがかかりすぎることなどが指摘され、撤回。
その後に現在の隈研吾氏の案が選ばれました。
この経緯についてどうこう言えるほど知識はありませんが、純粋にあの有機的な「ザハ案」も見てみたかったです。
ただ、現在できつつある隈研吾案の競技場を目にすると、確かに周辺の豊かな緑に囲まれた環境にはこちらの方が相応しいとも思います。単純に甲乙はつけられないです。

「新国立競技場」は2019年11月に竣工予定です。

 

新宿タカシマヤからおまけ。東方面にはスカイツリーもみることが

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