宮島口地区港湾整備事業 2019.09(Vol.6) 新桟橋の全景など

世界遺産の島「宮島」は、毎年約400万人が訪れる広島を代表する観光地ですが、
その宮島に渡るための玄関となる広島県廿日市市(本州側)の宮島口では現在、
手狭になった旅客ターミナル一帯を再整備する「厳島港宮島口地区港湾整備事業」が行われています。

既存の港湾の一部を新たに埋め立て、2020年春を目指しフェリーを運行する2社の統合旅客ターミナルや新たな待合スペース等を整備する計画です。

広島県 / 厳島港宮島口地区港湾整備事業について】:
平成31年1月更新 パンフレット(厳島港港湾整備事業 宮島口地区) (PDFファイル)(29.05MB)


(上記資料より)

 

前回の状況です。

世界遺産の島「宮島」は、毎年約400万人が訪れる広島を代表する観光地ですが、 その宮島に渡る玄関となる広島県廿日市市(本州側)の宮島口では現在、 手狭になったターミナル一帯を再

都市圏の西方面に立ち寄りながら取材してきました。
まずは宮島口です。

JR宮島口駅から。

 

現在のターミナルの背後に、新しい旅客ターミナルの大屋根が見えるようになりました!
完成イメージ図で示されているガラス張りの部分ですね。

 

もう少し近づきました。

これも完成イメージ図通り、ガラス張りの屋根のラインが緩やかにカーブしているのが確認できます。

 

広電ガーデンが運営する「もみじ本陣」前から。

 

奥が松大汽船のフェリー乗り場です。
新ターミナルの屋根の傾斜がはっきり分かりますね。
新ターミナルは、新たに埋め立てた場所に建設されているので、現在のビルより沖に後退します。
現在のターミナルの用地を活用して、広電宮島口駅の移設やロータリーの拡大など抜本的な変更が行われる予定です。

 

「もみじ本陣」駐車場から。

 

切妻の新ターミナル、ここからだとはっきり分かりますね。
まさに今立って撮影している場所が、広電宮島口駅の移設先です。

新しい桟橋の姿

場所を変え、JRフェリー乗り場側に移動しました。

奥の現在のターミナルに比べ、新ターミナルはここまで大型になります。

 

JRフェリーの桟橋付近から、新しい桟橋が見えました!

 

おおお広い!!!

広島港の桟橋並の広さはあるでしょうか。
こちらも「和」のコンセプトは反映され切妻の上屋となっています。
何か調整をしているのか、新桟橋にはJRフェリーが停泊していました。

 

桟橋までの連絡橋。

連絡橋の上屋も本設のものです。

 

ここから振り返った、新ターミナルビルです。

このようになってましたか!感動します。
JRと松大汽船で別れている現在のターミナルから大幅な進化です。

 

新たな旅客ターミナルと桟橋の大屋根2020年春までに整備が完了する予定で、
2020年春以降に広電宮島口駅の移設、アクセス道路の整備が行われる事になっています。

平成31年1月更新 パンフレット(厳島港港湾整備事業 宮島口地区) (PDFファイル)(29.05MB)

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