広島駅南口再整備・駅ビル建て替え工事 2020.01(Vol.2) 1番のりば遂に縮小!

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
再整備に伴い、現在の駅ビル「ASSE」は建て替えられる事となっており、2020年3月に閉館し解体工事に入ります。
建て替えられる新ビルは地上20階建てで、ホテルや商業施設、シネマコンプレックスを備える複合ビルになります。

また、路面電車が現在の猿猴橋町を経由するルートから駅前大橋線を経由するルートに変更されるとともに、ビルの2階に高架で乗り入れることで、JRとの乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する存在になります。
2025年春の開業を目指します。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、15日共同で会見を開き、 検討を進めてきたJR広島駅南口広場再整備事業に関し、建て替えられる新しい広島駅ビルの概要とイメージパースを公開しま


広島駅ビルイメージ(広島市)

【新広島駅ビル(仮称)】
高さ約100m、地上20階・地下1階
用途:商業・ホテル・駐車場
建築面積:約1万4,000平方メートル
延床面積:約11万1,000平方メートル
着工予定:2021年春
開業予定:2025年春
基本設計・監修:ジェイアール西日本コンサルタンツ・東畑建築事務所設計共同体
実施設計・施工:広島駅南口ビル新築他工事特定建設工事共同企業体(株式会社大林組・広成建設株式会社)
全体事業費:約600億円

 

前回の状況です。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 再整備に伴い、現在の駅ビル「ASSE」は建て替えられる事となっており、2020年3月に閉館し解体工事

今回も駅ビルが接する在来線1番のりばの状況を中心にご紹介します。

 

 


(2019年12月撮影)

 

以前から予告されていた、1番のりばの縮小が本格的に始まりました!
ホームのほぼ全域でこのように駅ビル解体のためバリケードが設けられ、以前に比べて狭くなりました。

 

自由通路の真下あたり。

 

 

 

続いて自由通路からの階段(東側)付近です。

 

階段横の閉鎖された内部。
ここは以前まで待合のベンチが置かれていた場所、もっと遡ると南口在来線改札があった場所です。
当時は自由通路がなかったため、在来線利用者・新幹線利用者も利用する広島駅で最も通行が多かった場所です。今では信じられませんね。

 

旧改札口付近、在来線コンコースの真下あたり。

 

このあたりが、狭くなったのを最も実感できる場所ではないかと思います。

 

こちらはコンコースからの階段(西側)付近。

このあたりは元々広くなかったですが、このようにフェンスで縮小されました。

 

年が明け、今の駅ビル「ASSE」の営業も残すところ3ヶ月程度となりました。
まもなく約50年に一度のバトンタッチが行われます。

新ビルは2021年春から工事を始め、2025年春の開業予定です。

 

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