謹賀新年!2021年はコロナを乗り越えた次世代の飛躍につなげる年に

あけましておめでとうございます

ご挨拶が遅くなりました。

昨年は新型ウイルスの拡大により大変な1年になりましたが、
それでもこのブログをご覧になっていただいた皆様に感謝申し上げます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

元旦からその後の年始にかけて、中国新聞に広島のまちづくりに関する記事がいくつかありました。
それらを中心に時系列で少し整理してみましたのでご紹介します。

 

 

1月 広島銀行新本店ビルが竣工

紙屋町に建設中の広島銀行新本店ビルが、当初の予定通りであれば1月にも竣工します!

広島銀行は昨年、グループを傘下にした持株会社制に移行しました。
従来の広島銀行の本店としての機能だけでなく、「ひろぎんホールディングス」の新しい本社ビルとして機能することになります。

年始の社長インタビューで、今年5月にオープンすることが語られていました。
さらに、8日の記事ではもう少し詳細なことも報じられています。

【中国新聞】:ひろぎんHD新社屋5月6日に開業 1階にカフェや物販

 ひろぎんホールディングス(HD、広島市南区)は8日、広島市中区紙屋町で建設中の新本社ビルを5月6日に開業すると発表した。1階はカフェや地域産品売り場を設け、土日曜にも開く。傘下の広島銀行(中区)本店営業部は2、3階に上げる。ひろぎんHDは1階を「市中心部のにぎわい創出につなげる」フロアと位置付けている。

 地上19階、地下1階で、224億円を投じて建設している。1階の運営は、広島銀と広島電鉄(同)中国新聞社(同)が出資するひろでん中国新聞旅行(同)が担う。地域産品は2019年10月に始めた地域商社事業の機能を生かし、独自開発の商品をそろえる。

▽カフェはアンデルセンも運営

 カフェは同社とアンデルセン(同)が運営し、瀬戸内海をイメージした内装にする。仮想現実(VR)用のゴーグルなどを用意し、住宅や車、旅行の情報を紹介。広島銀の窓口での相談につなげる。イベントスペースも備え、企業のPR用にも貸し出す。ひろぎんHDは新本社ビルについて「金融の枠を超え、さまざまな業種とコラボレーションして地域の魅力を発信する」と説明した。

(上記中国新聞HPより一部使用)

5月6日にオープン。
1階には既報の通りカフェが設けられ、一般に開放します。
カフェはアンデルセンがひろぎんHDと共同で運営するようです。地域特産品売り場も設け、ちょっとした県内のアンテナショップのような存在になりそうですね。
銀行に用事のない人が曜日を問わず中に入ることが可能で、「市中心部のにぎわい創出につなげるフロア」として位置づけているようです。

こちらについて、詳しくはまた改めて、ひろぎんの記事でご紹介します。

それにしても、建設費は224億円もかかっているのですね。

 

 

2月 広島駅南口駅ビルの本体着工

広島の陸の玄関口を作り変えるビッグプロジェクトです。
このブログでもすでに20回程度、レポートをご紹介していますが、実はまだ解体・準備工事の段階で、ビル本体の着工はこれからになります(笑)。

コロナ禍の影響によりJRを始めとする輸送業界は非常に厳しい状況に立たされた2020年でした。
今年はワクチン摂取が始まるものの、今現在感染拡大は続いておりもう少し余波が続くと見られます。
この事業への影響も当然心配されるところですが、個人的には大幅な計画変更・規模縮小などは行われないし、行うべきでもないと考えます。
すでに事業が始まっており、南口広場及び駅前大橋線整備で広島市・広島電鉄と共同で進めている事業ということもありますし、
人口減少に伴う輸送量の減少は中長期的に見て避けられなかったもので、だからこそ、こうした非輸送部門である不動産事業の強化が各地で行われてきました。

コロナ禍以前の広島市は、外国人観光客は8年連続で増加を続けていました。
数年後、ワクチンが行き渡り感染拡大が収まれば、必ず需要も回復します。

ホテルや商業施設など、計画変更して規模を縮小するくらいなら、部分的に完成時期を遅らせてでも計画通りに完成させるべきだと思いますね。

疫病退散!

 

 

2月22日 テレビ新広島「新社屋」での放送開始

このブログでも数回ご紹介している、テレビ新広島(TSS)の本社ビルです。
場所は従来の社屋と同じ土地の南区出汐町。
昨年ビル自体は竣工していて移転作業や放送設備の工事が続けられていました。
BCP対策として3mの浸水にも放送を続けられるよう設計されている他、免震構造で巨大地震への対策も行います。
2月22日からこの新しい本社ビルでの放送を開始するとのことです。

 

大きなプロジェクトの着工・竣工といった節目はこのくらいでしょうかね。
抜けていたら教えて下さいm(_ _)m

 

この他にも、引き続いて下記のプロジェクトは整備・検討が続けられるので続報があればまた紹介していきたいです。

・日本郵政によるオフィスビル「(仮称)広島駅南口計画」の建設(2022年8月竣工、同年秋開業予定)
・ヒルトン広島の建設(2022年4月の竣工、2022年中の開業予定)
・西広島駅の橋上化・自由通路整備
(2022年3月に橋上駅舎などが暫定開業、2022年度末に自由通路などが全面開業予定)
・大竹駅の橋上化・自由通路整備(2022年度末開業予定)
・広島高速5号線の整備(2022年度開通予定)
・東広島・安芸バイパスの整備(2022年度開通予定)
・中央公園へのサッカースタジアム建設計画(2024年春開業予定 今年事業者の選定?)

 

また、外から動きが分かりづらい「広島市基町相生通地区第1種市街地再開発事業」(市営基町駐車場一帯の再開発)や、紙屋町1丁目のサンモール一帯の再開発についても、今年何らかの進展と良い知らせがあることを期待したいです。

 

こうしてみると、現在進行しているプロジェクトは2022年度に形になるものが多いことが改めてわかります。
2021年はこのコロナを乗り越えて、次世代の広島に明るい未来が訪れるための飛躍の年にしたいですね。

私も本業もブログ・動画も頑張ります。

 

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

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