超低床車両、まずは横川-江波間と白島線に

今朝の中国新聞によると、広島電鉄は2013年1~2月を目処に、
現在のグリーンムーバーより短い3連接の超低床車両を、横川駅-江波(8号線)白島線(9号線)で運行を始めることが明らかになりました。
中国新聞:広電全線に超低床車両導入へ

 広島電鉄(広島市中区)は来年1~2月をめどに、路面電車の白島線と横川駅―江波間で超低床車両の運行を始める。初めて短い編成の超低床車両を導入し、運行を全線に広げる。2027年時点で、運転する電車の半数を超低床型にすることを目指す。
 
 導入するのは、05年から運行している「グリーンムーバーマックス」の長さを短縮したタイプ。現在の5両編成(30メートル)を3両編成(18・6メートル)にする。定員は86人(座席数33)。ドアは1両目と2両目の2カ所に設ける。車掌なしのワンマンで運転する。
 
 まず1編成ずつを白島線と横川駅―江波間に入れる。現在、超低床車両は5両編成のタイプしかなく、乗客数などから両区間は運行していなかった。短編成の導入により、全路線で超低床車両を運行できるようになる。
 
 3両編成の価格は2億7千万円。一部、国と広島市の補助金の活用を検討する。三菱重工業三原製作所(三原市)近畿車両(東大阪市)東洋電機製造(東京)で製造する予定。
 
 超低床型は5両編成も合わせ、今後15年間で40編成の購入を目指す。1両編成の古い車両を中心に更新する。現在、営業運転中の124編成のうち超低床は22編成。27年には半数に当たる62編成にしたい考え。「高齢化社会に合わせたバリアフリー化で、迅速に予定時刻通りに運行できる体制をつくる」としている。
 
 費用を確保するため来年、市内均一運賃を現行の150円から170~180円へ上げる検討もしている。
 
(上記中国新聞WEBサイトより転載)

江波の車庫もありますし、利用者も多い広島駅-江波間(6号線)での導入が先かと思っていたので、この2系統に導入とは驚きました。
電停は超低床車両対応なのに旧型の車両ばかりだった横川線、一時は廃止論も持ち上がった白島線、どちらも
イメージが変わりそうです。
パスピーの時もそうでしたが、新しいものを導入するときは短区間の白島線がよく使われていますね。
 
気になるのはデザインですが、この記事には5100形「グリーンムーバーマックス」の長さを短縮したタイプと書かれています。
あのままのデザインで短くすると取ってもいいのでしょうか。
個人的には丸みを帯びたデザインより5000形「グリーンムーバー」のデザインのほうが好きなのですが、どうなりますかね。
 
値上げという対価はありますが、快適に使えるようになるよう、新車投入には期待したいです。


 

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