白島-江波間で運行を検討。3連接車イメージも!

広島電鉄が検討している3連接の超低床新型車両について、投入時期を来年2月としていることがわかりました。
また新型車両の運行開始に合わせて新たに白島-江波間で運行を始めることも検討しているようです。
中国新聞:白島―江波に路面電車検討

 広島電鉄(広島市中区)は、広島市中心部を走る白島線の路面電車を江波線に乗り入れる検討を始めた。来年2月から、3両編成の新しい超低床車両を白島線で運行するのに合わせて実施を目指す。
 
 白島線はこれまで白島―八丁堀間の1・2キロを往復してきた。計画では、ラッシュ時を除き1日3~4往復、白島―江波間で運行する。実現すれば、乗り換えなしで白島から紙屋町方面へ行けるようになる。
 
 現在、県警など関係機関との調整を進めている。電車が八丁堀交差点を右折する際の安全性などを確認した上で実施する。
 
 新車両は、05年から運行している5両編成の超低床車両「グリーンムーバーマックス」より11・4メートル短い18・6メートルの3両編成。これまで超低床車両を運行していない白島線と横川駅―江波間で、来年2月からワンマンで運行する。23日にある「電車開業100周年記念祭」で越智秀信社長が新車両について公表する。
 
 広電は、今後15年で超低床車両を40編成購入する計画。高齢者やベビーカーでも乗り降りしやすい電車を目指す。
greenmover3.jpg
2月から白島線などで運行する超低床車両のイメージ図
(文章、画像は上記中国新聞WEBサイト(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211230029.html)より転載)

今年の9月の報道で新型車の投入はまずは横川線(8号線)と白島線(9号線)になると伝えられていました。
これらの路線ではまだ低床車両が導入されていなかったからなのですが、白島線が八丁堀止まりではなく江波まで行くのは画期的ですね。驚きました。
運行はラッシュ時を除く時間帯で1日3~4往復とのこと。
需要はあるかもしれませんが、ただでさえ電車と車で混み合っている八丁堀交差点で白島線が本線に乗り入れることになりますね。
本線八丁堀付近は3路線が走る過密地帯ですからラッシュ時の投入は難しいのでしょう。
 
 
そして3連接車両のイメージ図も明らかになりましたね。
なんというか想像していたとおりというか…
正面から見ても横から見ても5100形Green mover maxそのものなんですね。
ヘッドライトが少しだけ変わっていますが。
全長30mのmaxに対し、今回投入される新型3連接車両は18.6m。
このサイズは広島では初投入となります。
 
 
来年から多くの路線で運賃の値上げが実施されます。
広電にはこの新車投入、本通電停改良にとどまらず、さらなる利便性の向上と速達化・定時制確保に力を尽くしてほしいものです。


 

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