広島城三の丸歴史館、2027年6月1日開館へ 天守閉城後の新たな展示拠点

広島市が整備を進める「広島城三の丸歴史館」について、管理者となる広島城アソシエイツは開館日を2027年6月1日とすることを発表しました。

「広島城三の丸歴史館」は、2026年3月に閉城した広島城天守に代わり、近世広島の歴史や文化、広島城の歩みを伝える新たな博物館として整備が進められている施設です。

1階には総合ガイダンス展示や体験エリア、観光案内所、ミュージアムショップなどを設置。2階の常設・企画展示室は同年10月1日に公開し、天守に収蔵されていた資料などを展示します。歴史館西側では「広島城三の丸 第2期エリア」も同日開業する予定で、天守閉城後の広島城観光を支える新たな拠点が整います。

 

 

 

広島城三の丸歴史館の概要

【PR TIMES】:広島城の歴史と文化の魅力を発信する新拠点「広島城三の丸歴史館」が2027年6月1日(火)に開館決定!~広島城三の丸 第2期エリアも同日開業~

広島城三の丸歴史館は、2026年3月に閉城した広島城天守に代わり、博物館機能を引き継ぐ新たな展示・収蔵施設です。
1階には総合ガイダンスや体験エリア、観光案内所、ミュージアムショップなどを設け、2027年6月1日に開館します。
2階の常設・企画展示室は、同年10月1日に公開される予定です。展示では、広島城下絵屏風や金箔鯱瓦など、天守で収蔵・展示してきた資料も紹介されます。

 

施設名 広島城三の丸歴史館
開業日 1階 総合展示・体験エリア: 2027年6月1日
2階 常設・企画展示室: 2027年10月1日
三の丸 第2期エリア: 2027年6月1日
展示・施設内容 1階: 総合ガイダンス展示、体験エリア、観光案内所、ミュージアムショップなど
2階: 常設展示室、企画展示室、天守眺望スペースなど。広島城下絵屏風、金箔鯱瓦、旧天守の収蔵資料などを展示
三の丸 第2期エリア: 歴史館西側に整備される新たな観光・交流エリア

 

1階平面図

 

2階平面図

 

第2期エリアには、広島らしい食を味わうカフェを中心に、県内各地への周遊を促す観光ハブやワークショップなどを備える複合施設「We’re the Mori’s HIROSHIMA」も整備されます。

【PR TIMES】:【広島城・三の丸】城を「目的地」から「旅の入り口」へ。県域を繋ぐ新プロジェクト『We’re the Mori’s HIROSHIMA』始動

広島城三の丸整備 2026.06(Vol.9) 全面開業は27年10月へ、カフェなど複合施設の詳細など

 

 

関心をつなぎ止め課題

広島城三の丸歴史館完成イメージ

 

歴史館は、2026年3月に閉城した広島城天守に代わる展示・収蔵施設として整備が進められてきました。
当初は2026年10月1日の開館を予定していましたが、資材価格の高騰による事業費の増加や、度重なる入札不調による工期延長などを受け、開館時期が後ろ倒しとなっていました。

現在の建設事情を考えれば、ある程度はやむを得ない面もあるでしょう。

(2026年6月撮影)

 

とは言え、3月の閉城間際の注目度がかなり高かっただけに、天守の閉城から新しい歴史館で本格的な展示が始まるまでの空白期間による関心の薄れは気がかりです。

天守の復元を進めていく上でも、木造/その他の如何に関わらず、市民や地元企業からの寄付を含む幅広い支援が欠かせず、機運への影響は避けたいところ。
工事の進捗や展示予定の資料、三の丸エリアの整備状況、そして天守の今後になど、「次は何ができるのか」継続的な情報発信は重要でしょう。

 

また、このような中でも、広島城を見に訪れる国内外の観光客の姿は少なくないと感じています。
展示内容や店舗構成はニッチな分野を充実させる以上に、まずは幅広い観光客が訪れやすく、利便性も高いものであってほしいです。

1期、2期通して店舗の構成に若干疑問。。

三の丸はこれから先、天守の復元後も広島城を訪れる人々を最初に受け入れる場所ですから、広島城および一帯の経緯に関心深められ、かつ観光地として満足度も高める存在となることに期待します。

 

広島城三の丸歴史館は2027年6月1日に開館し、
常設・企画展示室は同年10月1日に公開される予定です。

guest
0 Comments
古い順
新しい順 高評価順