11月5日（土）、広島市中心部の平和大通りで
25年ぶりのリーグ優勝を飾った広島東洋カープの優勝記念パレードが行われました。
カープの優勝パレードが行われるのは、初優勝を遂げた1975年以来行われておらず、
今回の開催が41年ぶりとなりました。
私も友人と参加してきたので、記念すべきパレードの模様を少し紹介します。
徹夜で場所取りなどはせず、朝も比較的ゆっくり現地に行きました。
近くでは見られなくても、その雰囲気を味わうだけでも価値があると思ったので。
9時30分頃に付近に到着した時点で、平和大通りは既に緑地帯まで人で溢れていました。
撮りながら、かなりワクワクしてます((o(´∀｀)o))
観覧ポイントは、都心部でも少し開けた白神社交差点の南西側で落ち着きました。
写真では伝わりにくいですが、沿道にもの凄い数の人が密集しています。
上空には報道ヘリ。
確認できただけで、同時に6機ものヘリコプターが空撮を行っていました。
あんな光景は初めて見ましたね(笑)
西観音町電停東詰からスタートしたパレードが、いよいよこの白神社付近に到達します！
到着する直前、なんと広電の記念電車がこんなところに停車。。
警察の方のご配慮で、通行止めの車は交差点よりかなり手前で停めてくれたというのに、これは残念でした(ToT)
緒方監督と松田オーナーを乗せたオープントップのアテンザが通過。
その後に、今年でユニフォームを脱ぐ事になった黒田投手、そして新井さんの2人を乗せた車。
この二人がいなければ今のカープは無かったです。ありがとう！
続くオープンバス。
選手、裏方さん含めみんなにありがとうと言いたいです。
沿道に手を振る姿が皆楽しそうだったのが印象的でした。
また来年、この経験をできるよう強くなって欲しいと心から思いました。
数分で目の前を通過していった車列。
パレードは本当にあっという間に終わりました。終了後、まだまだ余韻の残る平和大通りと並木通りを歩きました。
本当にいい光景です。
今回のパレードに集まった観衆は、31万人と発表されています。
同じ平和大通りを舞台とするフラワーフェスティバルは、毎年ゴールデンウィークの3日間で150万人以上の来場者があります。
一日あたりにすると約50万人。
これと同じくらいの観衆を期待していたのですが、冷静に考えると丸一日イベントが行われるフラワーとは異なり、
たった数十分の瞬間的なパレードに一気に30万人以上が訪れた事になります。
普通ではないと思います(笑)
周囲のファンの感想に耳を傾けてみると、口々に「速くてあっという間だった」、「選手がほとんど見えなかった」という声をよく聞きました。
確かに、”かなり厳しい時間の制約があるんだろうなぁ”という印象は受けました。
実際に、先導する警察の車両は終点の到着時間が分単位で決められていたようですし、
鯉城通りの通行規制も通過する直前まで行われませんでした。
観覧可能エリアは、平和大通りの歩道より内側に限られ、最前列にいたとしても車道の中央を通るパレードの車列からはそれなりの距離がありました。
他のパレードではもっと観衆の近くをバスが通っていたように思います。（リオ五輪の凱旋パレードなど）
あまりに間が空いた事によるノウハウ不足からか、幾つかの課題も浮き彫りとなったパレードでした。
これは来年、再びカープが優勝し、そして叶わなかった日本一を手にした時のパレードの時に良くなることを期待しましょう！
パレードが行われた同じ日、旧市民球場跡地の「勝鯉の森」で記念プレートが除幕されました。
これに2016年が刻まれたことに、改めて優勝の重みというものを感じます。
それにしてもやはり今年は歴史を振り返っても圧倒的な強さだったのですね。
カープの選手・監督・コーチの皆様、関係者の皆様、
感動をありがとう！
