ホテルチェーン大手のアパグループは、広島駅前通りに面する広島市南区的場町で
地上19階・客室314室の「アパホテル〈広島駅前通〉」を新築する計画を明らかにしました。
同社は広島駅周辺でドミナント戦略で出店を続けており、発表順ではこれが6棟目となります。
全て完成すれば、広島駅徒歩圏内だけで6棟・2,428室を確保することとなります。
札幌・仙台・広島・福岡の「札仙広福」は広域中心都市として注力する市場と位置づけており、
引き続き広島市内で3,000室の展開を目指します。
「アパホテル〈広島駅前通〉」は、2027年冬の開業予定です。
【アパグループ】:アパグループ 熊本県内で2棟、広島県内で1棟のアパホテル開発計画を発表
建築計画掲示で高さなど規模が明らかに
路面電車駅前大橋ルートの試運転が続く駅前通り。
市道を挟んでJRAウインズ広島の南側に対象地があります。
駅前通りに面する立地となります。
建築計画のお知らせおよび旅館営業計画のお知らせが掲示されました。
▼計画概要
名称 ◆ | アパホテル〈広島駅前通〉 |
高さ ★ | 59.98m |
階数 ◆ | 地上19階 |
構造 ★ | 鉄骨造 |
用途 ◆ | ホテル |
客室数 ★ | 316室、(大浴場付き) |
敷地面積 ◆ | 586.39平方メートル |
建築面積 ◆ | 432.81平方メートル |
延床面積 ◆ | 6,550.08平方メートル |
着工 ★ | 2025年9月中旬 |
竣工予定 ★ | 2027年10月中旬 |
開業予定 ◆ | 2027年冬 |
建築主 ★ | アパホーム株式会社、アパマンション株式会社 |
設計 ★ | 株式会社IAO竹田設計 |
施工 ★ | - |
◆:公式HPより
★:建築計画のお知らせ看板より
19階建て、60mクラスの建築物となりそうです。
続々とアパホテルの新築が進みましたが、この高さは初めてですね。
プレスリリースでは314室と案内されていましたが、掲示された看板には316室となっています。
727室のアパホテル〈広島駅前大橋〉、600室のアパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉(建設中)に次ぐ県内3番目の規模となります。
合わせて設置された旅館営業計画のお知らせには、イメージパースも掲載されています。
いつものアパホテルと同じデザインのようです。
建設地。
同ホテルを含む、アパグループのホテル新築計画は下記のとおりです。
名称 | 計画場所 | 階数 | 客室数 | 開業(予定) |
アパホテル〈広島駅前大橋〉 | 南区京橋町 | 14階 | 727室 | 2016年10月 |
アパホテル〈広島駅新幹線口〉 | 東区上大須賀町 | 14階 | 294室 | 2024年7月 |
アパホテル〈広島駅スタジアム口〉 | 南区荒神町 (カープロード) |
14階 | 242室 | 2024年10月 |
アパホテル〈広島駅前〉 【ホテルサンパレスと合同で建替】 |
南区松原町 | ー | 91室→ 221室 |
2027年 |
アパホテル〈広島駅前通〉 | 南区的場町 | 19階 | 314室 | 2027年冬 |
アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉 | 南区松原町 (旧フタバ図書) |
30階 | 600室 | 2028年春 |