不動産大手の大和リビングは、広島市南区松川町に地上15階建て賃貸マンションを計画していることが分かりました。
現地の看板によると、自社ブランドの「ロイジェントパークス」を想定しているようです。
同社のハイグレード賃貸マンションシリーズです。
2028年4月の完成を予定します。
注目の駅前通りに大和リビング『ロイジェントパークス』広島初登場か
場所は、路面電車新線が開業した駅前通り。松川町交差点に面する「岡野ビル」を建て替えます。
建築計画のお知らせ看板が掲出されていました。
(仮称)と付いているものの、「ロイジェントパークス広島松川町」となるようです。
地上15階建てと規模は取り立てて大きいわけではありませんが、大和リビングの都市型高級賃貸マンションシリーズの一つで、中四国では初めての物件となりそうなので、ご紹介しました。
【大和リビング】：ロイジェントパークス – 大和リビングの都市型賃貸マンションシリーズ
それにしても、デベロップから設計、そして施工まで一貫して大和ハウスグループで実現させるのは強いですね。
目の前の松川町交差点には、8月3日に開業したばかりの路面電車駅前大橋ルートの「松川町電停」が設けられています。
何もなければ広島駅までは徒歩圏内。いざというときに路面電車も使える利便性です。
(仮称)ロイジェントパークス広島松川町は、今後既存建物の解体に入り、
2026年7月1日の着工、2028年4月30日の完成予定です。
ここ数年、広島市中心部では大京の「ライオンズ・フォーシア」や、サムティの「S-RESIDENCE」など、
大手不動産会社が展開するグレードの高い賃貸マンションが増えています。
新築分譲マンションの価格が高騰を続ける中、単身世帯や夫婦のみの世帯（DINKs）が高い利便性を求め、都心に居住するケースが増えており、
大手デベロッパーもそれを敏感に捉えていることが伺えますね。
