広島橋上駅新築他工事（広島駅改良工事）は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の新しいコンコースが昨年11月から供用を開始しました。
【JR西日本】：JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】：広島駅改良工事（広島橋上駅新築他工事）
前回の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2015.06（Vol.55） 拡大中！
8月に入ってしまいましたが7月末に撮影した改良工事真っ只中にあるJR広島駅の様子です。
まずは3号ホーム（4・5番のりば）から。
2号ホーム（2・3番のりば）を写しています。
新しくホーム上にかぶさる橋上駅舎の桁が、この2号ホームまで拡大しました！
2番のりばホーム上から。
古いホームの上屋と仮設の鉄骨、そして新しい駅舎を支える柱が交錯しています。
この辺りが、広島駅の線路上に覆いかぶさる橋上駅舎の南及び東の端になります。
東側は当初計画より2スパン分縮小されて現在の規模になりました。
ホームの右奥の方には建設中の広島駅南口Cブロック住宅棟「グランクロスタワー」が見えていますね。
橋上駅舎が伸びてきた、北側4番のりばの方向を。
新旧の構造物に囲まれた少し不思議な空間です。
この範囲全てが最終的には橋上駅舎（店舗）となります。改めて凄い規模だと感心します。
解体が進む旧跨線橋は1番のりばを残してとうとう橋桁だけ残されるような姿になりました。
北側の旧跨線橋が接続していた部分はまだ綺麗に残っていますが、自由通路建設時にはどのように活用するのでしょうか。
これも解体して造り替える？
ホームの中央部を振り返ります。
先行開業した西側と同じく1番のりばまでは届きません。
しかし1番線の方に中途半端に伸びる鉄骨を見ると、将来的には建て替えられた駅ビルと直結出来るようにしてあるようです。
1番のりばから。
ここが駅ビルが建て替えられるまでの当面の南東の角になります。
1番のりばにも少し変化がありました。
画像で写している旧階段の裏辺りの通路が変更されかなり狭くなりました。
駅ビル側の旧階段裏から。
右手の4本の柱が立っている部分は、元の旧跨線橋に通じるエレベーターシャフトだった場所ですね。
下から見上げるとやはり穴が空いていました。
続いて現在のコンコースになった新跨線橋から。
同じ高さで分かりにくいですが、黄色いラフテレーンクレーンは旧跨線橋上、大型のジブクレーンは建設中の橋上駅舎に乗っています。
橋上クレーンの姿が完全に見えるまで、こちら側に移動してきました。
久々に新幹線口屋上駐車場から。
ここからの景色もかなり変わりました。
手前で形になってきた駅舎が奥の昨年開業した部分まで繋がります。
少し西側から。
駅ビルの背後には建設中の南口Bブロック西棟「シティタワー広島」がここまで見えるようになりました。
今広島で最も景色が変わっているポイントでしょう。
中間からも。
橋上駅舎上に組み立てられたクレーンの様子がはっきり分かります。
レールの上に乗っているのが確認できるでしょうか。
今後も自分で作った橋上駅舎を移動しながら鉄骨を揚重・組み立てていきます。
今回は以上です。
2017年度の完成予定です。
パノラマ画像を含め20枚アップロードしています。
【Flickr】：2015/07 広島駅改良工事
