新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う広島県の方針を踏まえ、
取材のみの外出は行わず、他の必要な外出（通勤、買い物等）と組み合わせ
一度の外出で訪れる施設を最低限にする方針をとっております。
広島市は、広島駅近くの猿猴川と京橋川に架かる「駅西高架橋」と「上柳橋」をそれぞれ拡幅する工事に着手しました。
・駅西高架橋：猿猴川にかかる区間を拡幅し、現在の左折専用レーンを延伸
・上柳橋：5車線から6車線に拡幅し、駅西高架橋に向かう左折専用レーンを新設
これらを行い、従来より交通量の多い城南通りの改良を行うことで、広島高速5号線の開通による交通量の増加に備えます。
どちらも2020年度末の開通を予定しています。
広島高速5号線は2022年度に開通する予定です。
事業の概要と前回のおさらい
- 広島高速5号線の開通後に交通の混雑が見込まれるとして、広島市が紙屋町・八丁堀地区から高速出入口に至る2つの橋梁の拡幅を行う事業
- 城南通りの京橋川に架かる「上柳橋」は幅24m→幅30mに。
- 現状の上下5車線から駅西高架橋（高速出入口方面）に入る左折専用レーンを新設し6車線に。
- 両側の歩道も従来の幅3m→幅4.5mに。
- 猿猴川に架かる「駅西高架橋」は、高速5号から紙屋町・八丁堀地区に向かう車をさばくため、南詰交差点から90mを拡幅。
- 現状の上下5車線から広島駅南口方面に至る従来の左折専用レーンを大幅に延伸し6車線に。左折車両と直進車両を分離し滞留混雑の緩和を図る。
- いずれも2020年度末の完了を目指す。
前回の状況です。
上流側の歩道整備を行う上柳橋
駅西高架橋南詰交差点から、八丁堀方向を。
下流側は前回の更新記事でもご紹介したように、今年夏に供用を開始しました。
こちらは閉鎖されている上流側の歩道の様子。
既存のものを活用するのかと思ったのですが、高欄、床版からやり変えているようですね。
歩道が拡幅され、こちら向きの左折専用レーンができる予定です。
拡幅する橋桁が確認できる駅西高架橋
駅西高架橋南詰交差点から、広島駅北口・高速5号線出入口方面を。
この画像中央右手付近に、日本郵政のオフィスビルと広島駅の「ホテルヴィスキオ」のツインタワーが姿を現してくる予定です。
拡幅中の下流側。
猿猴川に架かる約90mの橋桁桁部分が確認できます。
現状は交差点の直前に常時左折可能なレーンが取り付いている状態で、右折は2車線取られているので、
左折したい車と直進したい車が混在し、車列が伸びている状態が日常茶飯事です。
常時左折できるのに、直進車両が溜まっているから左折出来ない、ということも多々ありますね。
京橋川に架かる上柳橋と、
猿猴川に架かる駅西高架橋の拡幅工事は、2020年度末に完了する予定です。
