広島銀行本店 建て替えプロジェクト 2020.12(Vol.25) 完成目前!低層部もあらわに

新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う広島県の方針を踏まえ、
取材のみの外出は行わず、他の必要な外出(通勤、買い物等)と組み合わせ
一度の外出で訪れる施設を最低限にする方針をとっております。

 

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した本店ビルの建て替え工事を進めています。
新本店ビルは紙屋町の現在地での建て替えとなり、地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000平方メートルを誇る、巨大な免震構造のビルを計画しています。

国土交通省が定める、業務・商業を中心とした都市機能の強化を目的とした「民間都市再生事業計画」に認定され、金融・税制の支援措置が適用される事になっています。
(本来1ha以上の大規模開発に対し認定するもの。近接特例を活用し、比較的小規模であっても優良な民間都市開発事業を認定した全国初の案件。)

建物四方に配した風の塔により自然換気効果を高めた「エコボイド」といった環境技術も採用。
2021年1月の竣工予定です。

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事業の概要と前回のおさらい

【広島銀行】:新本店ビルの建設について


完成イメージ
(上記プレスリリース資料より)

【国土交通省】:民間都市再生事業計画(広島銀行新本店建替えプロジェクト)を認定

 

【広島銀行 新本店ビル】

高さ 94.94m
階数 地上19階・地下1階
用途 事務所、駐車場、飲食店
構造 鉄骨造、免震構造
敷地面積 4,452.71平方メートル
建築面積 3,285.00平方メートル
延床面積 47,890.00平方メートル
着工 2019年1月1日
完了予定 2021年1月31日
建築主 株式会社広島銀行
設計者 株式会社日建設計
施工者 広島銀行本店ビル新築工事共同企業体

 

前回の状況です。

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した本店ビルの建て替え工事を進めています。 新本店ビルは紙屋町の現在地での建て替えとなり、地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000

 

 

竣工1ヶ月前!歩道に面する低層部分もあらわに

いつもの本通り交差点から。

広大な横断歩道と高層ビルの対比。来年は賑わいある交差点に映えるビルの姿を気持ちよく見たいですね。

 

さて、完成を目前にして、いよいよ低層部も本格的に見えるようになってきました。

 

2階以下はセットバックしています。
画像右下(タワー南端)は車寄せになっており、東側に通り抜けられるようになっています。

 

目の前まで移動しました。

 

久しぶりにここから青空が!仮囲いがなくなるとともに、長らくこの頭上に設置されていた仮足場・現場事務所が撤去され、かなり完成の状態に近づきました。

 

セットバックはこの程度です。
路面部分は濡れないように庇が設けられています。

 

上部に反うようにアールがついています。
ビルの規模に対してセットバックが少ない分、圧迫感を和らげるための工夫ですね。

低層部には休日でも一般の人が利用できるようなカフェのような店舗ができるとアナウンスされています。
オープンテラスには少しスペース的に難しいかな…。自前の銀行店舗も優先されるはずですし。

 

 

環境配慮した『エコボイド構造』

少し上の方に目を向けてみます。

 

 

建物の四隅は床になっておらず、風が通り抜ける吹き抜けの塔(「エコボイド構造」)になっています。

下から見上げると、空気が抜けるよう通気孔になっているのが確認できました。

 

運良く見られたのがこちら。

吊るされたゴンドラで、「エコボイド」の中を清掃作業されています!
離れてみるとビルの規模に対しては小さく見えますが、人が乗るゴンドラが余裕で入るくらいのスペースなので、それなりに大きいですよね。

 

鯉城通りの反対側、建物東面に周りました。

 

 

立体駐車場も姿を現しています。
鯉城通り側に比べてこちらはビルそのものがセットバックして建てられています。
とはいえ、建ぺい率の高さは周りを歩くだけで感じますね。

それだけ様々な厳しい基準をクリアして出来ているわけですから、関係者の努力は素晴らしいです。

 

「エコボイド」も確認できる北東の角。

 

基礎免震構造なので、地盤とタワーは独立しています。
その境目が微妙ですが確認できます。

 

 

都心内でも目立つ巨大タワー

紙屋町交差点から。

 

物量感のある広島トランヴェールビルディングと比べてもこの高さです。
建物の内部で照明が点灯しているのが確認できました。

 

相生通りから、損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル、広島銀行新本店ビル、広島トランヴェールビルディング。

 

北東側に移動して広島県庁の敷地越しに。

 

「エコボイド構造」も確認できますね。

 

東面。立町と紙屋町内から。

 

 

 

車を停めたグランドパーキング本通から。

 

17階あたりはバルコニーになるようです。ガラス手摺も出来ているので確定ですね。
あそこなら1日過ごせそう(笑)
一度切りでいいので取材させていただけたらな…。

 

これが25回目となった建設レポートも終わりが近づいてきました。
広島銀行本店ビルは、2021年1月末の竣工予定、2021年春の開業予定です。

 

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6 comments

  1. -toshio- Reply

    取材お疲れ様です
    バルコニー、見晴らしが良さそうですね
    一般開放あるんでしょうかね。飲食とセットで一般開放されると人気出そうですね
    個人的にはビール呑みながら景色を堪能したいです

  2. ナタリー Reply

    残念ながら建設作業中に死者が出ました、安全最優先で作業をお願いします。

  3. ラッパ Reply

    シャレオとの接続がどうなるのか気になります。
    地下1階でフラットにシャレオと繋がるようなら、
    便利になりますね。

  4. タミー Reply

    猛威をふるうコロナ禍でのブログ更新本当にお疲れ様です。

    広島銀行の新本店ビルと隣の広島トランヴェールビルディング(旧広電ビル)が並んでいる写真を拝見すると、紙屋町界隈の変化の大きさに驚くばかりです。

    25日の中国新聞社のサイトによると、広島ガス、広島電鉄、ひろぎんHDの3社らで、3
    月に広島市中心部のまちづくりに取り組むひろしま都心活性化推進協議会(仮称)を設立するそうですね。※事務局広島ガス

    広島の街が成長すればそれだけ市場が拡大するので、地場企業にとって「広島の街づくり」は自社の利益に直結します。

    顧客あっての、利用者あっての「企業」、市民あっての「街づくり」の基本を貫けば道は開けると期待しています。

  5. タミー Reply

    新しい広銀本店ビルの登場は紙屋町が広島都市圏のCBD(中心業務地区)であるという強いメッセージであると受け止めることが出来ます。

    紙屋町界隈へは北方面からはアストラムラインあり、東方面からは路面電車の駅前大橋線への移行でアクセスの改善が計画されています。

    西方面からのアクセス改善についての具体策は先延ばし状態が続いています。

    アストラムラインの西風新都線延伸の決定は西広島駅まででその先の本通り駅までの環状線計画については現状では検討課題として僅かに残しているに過ぎません。

    紙屋町界隈がCBDであり続ける為には西広島駅からのアクセス改善は必須課題です。

    個人的な考えで恐縮ですが、計画検討路線の通りにアストラムラインを平和大通りに高架又は地下で繋ぐ路線と平行して、広電宮島線の鉄道専用軌道を十日市・本川町あたりまで急行路線として直線的な別ルート(従来の路線は残してでも)にするくらいの荒療治が必要かと思います。

    アフターコロナでCBDの在り方そのものの再検討が必要となるかも知れませんが、従来型を想定するならば現状の交通体系のままで「紙屋町をCBDとした都心型街づくり」とは、路面電車の駅前大橋線移行がどのくらいの効果があるかにもよりますが、個人的な見解では非常に厳しいかと思います。

    CBDがあっての繁華街、歓楽街、その基本に変化はない様に思えます。

  6. アホウドリ Reply

    4階ホール。1階は、賑わいフラワーでカフェ、イベントスタジアオ、地域物産、保険プラザ、ATM・両替機、全自動倉庫1209マス、ひろでん中国新聞旅行ですね。
    カフェは、アンデルセン。イベントスタジオは、ホームテレビ、ATMは、8台で1台は、全国初空中ディスプレイ。
    楽しみです。

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