ミナモア開業に備え 広島駅でコインロッカーが増加中

広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が、3月24日に開業します。

西日本初出店のお店を含む200店以上の専門店がオープンする予定で、多くの注目を集めています。
JR西日本は多くの来訪者を見込んでおり、開業に合わせたダイヤ改正で在来線の本数増加を予定しています。
合わせて、混雑を見越し、駅構内の複数の箇所でコインロッカーの増設を行っている模様です。

以前ブログで紹介したスペースにも動きがあったのでご紹介します。

 

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が続けている広島駅南口広場の再整備について、 新駅ビルを建設していたJR西日本は26日、”駅ビル本体”部分の完成式を行いました。 旧駅ビル

 

 

ミナモア改札横にキャッシュレスロッカーが300室以上誕生

以前も紹介した、在来線改札内ミナモア改札の横のスペースです。

 

ミナモア改札の暫定運用が始まった2月3日から使用できるようになりました。
跨線橋と駅ビルの間を増床して作られたスペースに、300室以上用意されています。

「コインロッカー」といいつつ、ここは完全キャッシュレス仕様となっており、
クレジットカード、各種QRコード、交通系ICカードでのみ使うことができます。
(最初の60分は無料!)

また、オンラインで空き状況を確認することができ、アプリを使って事前予約することができるのが大きな特徴です。

【SPACER|キャッシュレス コインロッカー】:広島駅

 

同じロッカーが、改札手前の待合室内にも設置されています。

(2022年7月撮影、未設置の状態)

 

 

新幹線改札内スペースを縮小してコインロッカースペースに

新幹線改札の真横にもロッカーが増設されました。

 

従来は新幹線改札内コンコースだった場所を縮小して設置されました。
以前取り上げた時はロッカーが搬入される前の状態でした。
北口駐車場から駅ビルに向かう動線にあたるため、通行スペースになると予想していました。

ちなみにこちらは現金も交通系ICカードも使用可能。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 整備の核となるJRの新しい駅ビルは地上20階建て、総延床面積は約19万平方メートルで、 ホテルと商

 

在来線北口改札横も稼働開始

北口1階の在来線「地下道北口改札」です。

こちらも先日の記事で変化をレポートしていました。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 整備の核となるJRの新しい駅ビルは地上20階建て、総延床面積は約11万平方メートルで、 ホテルと商

 

スペース内の状況です。

ラッチ内に思いっきり食い込んでいます。
撮影時はスペースにかなり余裕のある状態でした。
こちらも現金と交通系ICカードが使用できるタイプです。

 

もとより観光客も高い中で駅ビルのオープンを控え、何とかスペースを捻出しているのが伝わってきますね。
駅ビル開業の実感もさらに増してきます。

 

新広島駅ビル商業施設「minamoa(ミナモア)」および「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」は2025年3月24日に開業する予定です。

路面電車駅前大橋線は、2025年夏頃、8月6日より前までの開業を目指します。

 

最後に、本題ではありませんが、北口1階バスのりば前にあった
かつての地下自由通路の階段が完全に撤去されていました。

地下道は2階の南北自由通路の開業後、2020年9月に閉鎖されました。
長らく閉鎖されたまま残されていましたが、廃止が決定され昨年撤去されました。
従来は広島駅の南北を行き来する唯一の動線でした。入口の撤去で、その事を知る人は少なくなっていきそうですね。

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