広島駅北口エリアの広成建設、本社ビルを建て替えへ 2029年春完成予定

JR西日本グループで広島に本社を置く広成建設株式会社は、広島駅北口近くの本社ビルの建て替えに着手します。
現在のビルは1981年完成で、築45年が経過し老朽化していました。

新しいビルは地上8階建て。3階以下には、社内外の交流を促す共創エリアやテナントスペースを配置し、4階以上をオフィスとする計画です。

2026年6月から解体工事に着手し、2029年春の完成を予定します。

 

 

広成建設本社社屋建て替えの概要

【広成建設】:本社社屋(広成ビル)建替えに関するお知らせ【一部訂正】

完成イメージ
(【広成建設】:本社社屋(広成ビル)建替えに関するお知らせ【一部訂正】(https://www.koseikensetsu.co.jp/upload/save/post/796df5819a1b55bc2d9b49b9b71d30d1.pdf)より)

広成建設は、JR西日本グループとして、山陽エリアで様々な開発にも関わる建設会社です。広島駅の橋上化や南口再整備においても大手ゼネコンとJVを組み、建設に携わってきました。

新しい本社ビルは、「ひと、たてもの、まちをつなぐ次世代ワークプレイス」をコンセプトに、多様な働き方に対応した職場環境の整備を通じて、社員一人ひとりが力を発揮できる環境づくりと、社内外との共創の促進、スマートビルディングの構築、地域との交流促進を目指します。

 

▼計画の概要

階数 ◆ 地上8階
構造 ◆ 鉄骨造一部木造
施設構成 ◆ 4~8階:オフィス
3階:テナント
1~2階:共創エリア
敷地面積 ◆ 1,501.83平方メートル
建築面積 ◆
延床面積 ◆ 約6,400平方メートル
着工 ◆ 2026年6月
竣工予定 ◆ 2029年春
開業予定 ◆

◆:公式HPより
★:建築計画のお知らせ看板より

 

本社社屋は、広島駅北口を出て西へ進み、駅西高架橋北詰交差点に面した立地です。

 

広成建設株式会社本社(2020年3月撮影)

 

 

なお、建て替えの期間中は、現社屋から西へ約100mの二葉の里地区に完成したオフィスビル「d_ll HIROSHIMA(ディール広島)」に仮移転しています。

d_ll HIROSHIMA|ディール広島(広成建設仮本社が4階に入居)

大和ハウス工業が広島駅北口の二葉の里に建設していた複合オフィスビル「d_ll HIROSHIMA(ディール広島)」が、2026年1月に完成しました。 本プロジェクトは従来イケ

 

 

地域との交流を生む次世代オフィス、木質化にも注目

駅西高架橋が隣接し、イズミの本社ビルと向かい合うレンガタイルの外観のビルですね。
8階建てのビルは、地域との繋がりや社内外の交流を意識したオープンスペースを設けるとともに、社員がより生産性を高められるスマートビルディングを目指すとのこと。
開放的なガラス張りの外観が、そのような内外の交流や多様性を印象づけます。

 

構造について気になるのが、「鉄骨造 一部木造」となっている点です。近年は首都圏を中心に、鉄骨造と木造を組み合わせたハイブリッド構造のオフィスビルが増えつつあります。

【清水建設】:木造ハイブリッド構造の賃貸オフィスビル「第一生命京橋キノテラス」竣工のお知らせ

ここまでコストをかけたものではないかもしれませんが、どのような木質化が為されるか非常に興味深いです。

広成建設の新しい本社ビルは、2029年春の完成予定です。

 

なお、駅西高架橋北詰交差点には、ペデストリアンデッキの延伸を念頭に置いた歩行者ネットワークの整備が検討されています。
広島駅北口駐車場の動線にもあたる場所で、交差点の横断歩行者が交通処理に影響を及ぼしている側面もあります。
ビルが完成する頃に検討・整備がどこまで進展しているかも注目したいです。

※イメージパースに橋のように見えているものは、背後の新幹線の駅部を表現したものと思われます。

広島市は、広島駅北口に整備している歩行者専用橋(ペデストリアンデッキ)について、 再開発が進む「エキキタ」(二葉の里地区)方面に延伸を検討していることが分かりました。 中央
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