旅行会社大手の「エイチ・アイ・エス」をグループに持つ「H.I.S.ホテルホールディングス株式会社」が、
JR広島駅南口の目の前にホテルを新築する計画が明らかになりました。
対象地はフルフォーカスビル横、かつてモンテローザの居酒屋などが集まるビル跡地で、
数年前に解体されコインパーキングとして暫定的に利用されていました。
ホテルは180室で2028年11月の開業を目指します。
同社はロボットが受付に立ち、非対面でチェックインなどができる「変なホテル」を手掛けていますが、中四国地方には未進出となっています。
正式な発表が待たれます。
H.I.S.ホテルホールディングスが建設するホテルの規模など
対象地は、広島駅南口目の前、「フルフォーカスビル」横のコインパーキングです。
ミナモア2階の歩行者通路からも敷地は確認できます。
かつて、居酒屋のモンテローザの店舗が集まったビルがありましたが、5年ほど前に解体されていました。
現地に「建築計画のお知らせ」および「旅館業営業計画のお知らせ」が掲示されたことで、計画が判明しています。
▼プロジェクトの概要
| 施設名 | (仮称)広島駅前ホテル新築工事 |
|---|---|
| 事業者 | H.I.S.ホテルホールディングス株式会社 |
| 所在地 | 広島市南区松原町 |
| 建物規模 | 14階建て |
| 構造 | 鉄骨造 |
| 客室数 | 180室 |
| 着工予定 | 2026年11月 |
| 開業予定 | 2028年11月 |
2028年7月に完成し、ホテルは2028年11月に開業する予定です。
正式な発表を待ちたいです。
北側隣接地にアパホテルも建設中
広島駅を背にして改めて対象地を望みます。
城北通り側のコインパーキングが対象地です。
背後の仮囲いの向こうに重機が作業しているのが確認できます。
あちらはアパホテル〈広島駅前〉。
元々は他社から取得した91室の規模でしたが、隣接していたホテルサンパレスを取得して2つの敷地を1棟にまとめ、251室の新たなアパホテルとして2027年11月に開業する予定です。
南側へまわり猿猴川の河岸緑地から振り返ります。
解体工事が概ね完了しました。
今見えている敷地に2棟の中規模ホテルが建てられることになります。
広島駅隣接の4辺接道の綺麗な整形地であるだけに、複数のビルを束ねて惜しまれる・・・。
東側に隣接する「広島フルフォーカスビル」は、かつての「ダイエー広島駅前店」として、1971年に完成した古いビルです。
それだけでなく、西側には幅数メートルの細さの雑居ビルも残ったままです。
広島駅前という都市のポテンシャルを大きく左右する場所だからこそ、個々の事業者の判断だけに委ねるのではなく、行政が早い段階から将来像を示し、地権者間の調整や敷地の共同化、一体的な開発を促す役割があったはずです。
結果として、老朽化したビルや極端に細長い敷地が取り残されるのであれば、民間開発に問題があるというよりも、より大きな価値につなげるための行政の誘導や支援の仕組みが、十分に機能しなかったと言えるのでは。
対象地の南側の河岸緑地では、交流広場が完成し解放されていました。
ここから猿猴川を挟んだ対岸には、2016年に開業した727室を誇る「アパホテル〈広島駅前大橋〉」が向かい合います。











