JR広島駅南口再整備 2026.09(Vol.126)<駅ビル編> Aペデ側エレベーター共用開始

広島駅南口では、広島市・JR西日本・広島電鉄の3者が一体となり、大規模な再整備を進めています。
2025年3月に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」がオープン、8月には路面電車「駅前大橋ルート」が開業しました。
大きな節目を迎えましたが、事業としてはまだ続きます。

去る2026年3月5日、ミナモアの2階アトリウムからエールエールに至るペデストリアンデッキが開通しました。

地上のバスのりばやマイカー乗降場の再整備、周辺施設までのペデストリアンデッキや大屋根の整備なども2029年春頃にかけて段階的に行われていく予定です。

 

前回の状況です。

広島駅南口では、広島市・JR西日本・広島電鉄の3者が一体となり、大規模な再整備を進めています。 2025年3月に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」がオープン、8月

 

 

事業概要と今後の整備

【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等

ミナモア開業後も変わる広島駅南口 今後の整備内容とスケジュールまとめ

 

エールエールHIROSHIMA前『Aペデ』エレベーターが供用開始

 

ミナモアからエールエールHIROSHIMAに至るペデストリアンデッキ(通称Aペデ)。
エールエール側のエレベーターが9月18日から供用を開始しました。

 

 

駅前通りに面する西側はガラス張りで眺望が確保されています。

 

1階部分。付近の仮囲いも撤去され本来の広い歩道が再び開放されました。

 

今まで閉鎖されていたため見られなかった景色です。

 

歩道ギリギリから見る路面電車橋、そしてミナモア。

「路面電車を高架で通す」ということがどれだけ大掛かりであることか改めて実感します。

 

車道の第一車線はまだ閉鎖中ですが開放も近そうです。

 

 

地下への階段は10月2日から

エレベーター横の階段です。

2階デッキへ上がる階段は3月のペデストリアンデッキ開通に合わせて使用を始めましたが、
9月24日から一時的に利用を停止しました。(撮影時はまだ供用中)

周囲の舗装を整えるためと考えられますが公式には未公表です。
1カ月程度の休止後に再び開放される予定。

 

2階への階段の真下に、地上と地下を結ぶ階段が供用を待ってます。

南口再整備前から使われていた階段で、デッキ工事のため長らく閉鎖されていました。10月2日から供用を開始します。

 

地下のエールエールHIROSHIMAの入口前から。

 

 

この後も続く南口の再整備

Aペテのミナモア側です。

 

2028年度末を予定するバスのりばの整備完了に向けて、2階デッキ⇔1階バスのりば、1階バスのりば⇔地下広場の階段・エスカレーター・エレベーターの設置工事を進めています。
それにあたって地下広場の拡張工事が行われていますが、埋め戻しが完了したようです。

 

東側の状況。

 

路面電車のりばが撤去された地上部分はまだまだ未着手の状態。

 

ビッグフロントひろしまに至るペデストリアンデッキは橋脚の基礎工事が進みます。

一つの節目は迎えたものの、完成までの道のりはまだ長いです。
引き続き追いかけていきます。

 

▼今後のスケジュール

2025年3月24日 ・広島駅新駅ビル開業
・広島JPビルディング接続デッキ、Cブロック接続デッキ供用開始
2025年8月3日 ・路面電車駅前大橋ルート営業運転開始
2026年3月5日 ・Aブロック接続デッキ供用開始
2026年3月28日 ・路面電車循環ルート営業運転開始
2028年春 ・2階にぎわい広場供用開始
2029年春 ・南口交通広場(バスエリア・マイカーエリア)の供用開始
(利用可能なエリアから順次オープン)
・Bブロック接続デッキ供用開始

 

(広島市『広島駅南口広場の再整備等 事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/doro-kotsu-kasen/1021408/1005978/1016970.html)より加工して使用)

 

 

シルバーウィークで混雑する広島駅

シルバーウィーク真っ只中だった撮影日の広島駅は、観光客や地元客でかなりの混雑でした。
自由通路の新幹線・在来線改札から自由通路を経由して路面電車のりばへ。
この大動脈からミナモアに波及する人の流れも目に見えて多かったですね。

 

 

 

JR西日本が公開した資料によると、2025年度の広島駅の一日の乗車人員は約83,000人を記録!
これまで75,000人程度だったものが8万人を超えるまでに増加しました。
切符の売上高を示す「運輸取扱収入」は、JR西日本管内で昨年に引き続き1位ですが、
これも約1.78億から約2.03億円に増加しています。

背景にあるのはもちろん昨年3月に開業した新しい駅ビルのミナモア。
別の資料では、25年度のテナント売上高は539億円で、JR西日本管内では大阪駅の「ルクア」に次ぐ第2位となっています。

こうした数字を見ると、広島はJR西日本にとって、京阪神以外では屈指の重要拠点といえそうです。
今後は二葉の里の新アリーナ構想への関わりをはじめ、広島駅周辺や都心部でのさらなる投資、まちづくりへのテコ入れにも期待したいところです。

【JR西日本】:データで見るJR西日本

【JR西日本】:ファクトシート(2026年版)

 

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