外資低価格ホテルの『レッドプラネット』が広島進出 2020年、流川地区に

アジアを中心にスタイリッシュで低価格のホテルを展開する「レッド・プラネット・ジャパン」は、
広島の歓楽街・流川地区にホテル用地を確保し、2020年夏にも160室のホテルを開業させる計画を明らかにしました。

「レッド・プラネット」はタイに本社を置くホテルチェーンで、国内では東京、那覇、名古屋、札幌に次ぐ5都市目、7棟目のホテル建設になります。

【公式】:レッド・プラネット・ジャパンは広島では初となるホテルを 2020年にオープン(PDF)

株式会社レッド・プラネット・ジャパン(証券コード:3350)は、本日、広島市の繁華街に位置する流川町地区にホテル用地を確保し、2020年夏の開業を目指していることを発表しました。東京、那覇、名古屋、札幌において順調なホテル展開を続けるレッド・プラネット・ジャパンの日本で7棟目となるホテルであり、160の客室を備えた5つ星バジェットホテルです。

レッド・プラネットのCEO、ティム・ハンシングは、次のようにコメントしました。「広島は日本を訪れる旅行客の訪問先として常に上位にあり、特に、その世界的な文化遺産、景色、そしてグルメに惹かれるアジアのミレニアム世代の間で高い人気を持っています。その広島の中心地の賑わいの一角にある流川町に、私たちのホテルを2020年東京オリンピックの開催に先立ってオープンできることは極めて喜ばしいことです。広島進出は、私たちが日本全国をカバーするホテル・チェーンを築く上で重要な一歩であり、当社グループの日本とアジアでのホテル開発・運営で培った幅広い経験を生かせることと確信しています。」

近年のホテル建設ラッシュにまた1棟、新たなホテルが加わりました。
珍しい外資系の低価格なビジネスホテルです。

外国人観光客に高い人気を誇る広島への進出は、日本全国へチェーンを展開する上でも重要と捉えられているようです。

 

相生通りから、広島三越横に伸びる「流川通り」を。

 

 

「ボウル国際」のある田中町まで歩いてみました。

 

旧「ボウル国際」(広島中央斎場)

住所は田中町になりますが、流川町に接する田中町の「旧ボウル国際」は、今年6月20日に老朽化のため閉館しました。
建物を所有する東洋観光グループがホテルの建設を予定していると報じられています。

外国人観光客がお金を落とす事による地域活性化、「インバウンド消費」が注目されています。 2つの世界遺産を持つ広島は、2015年に初めて年間100万人を越えました。 2016年5

レッドプラネットホテルの報道を最初に見たとき、一番にこのボウル国際の跡地が思い浮かびました。
ホテル建設を目指す東洋観光グループが、外資系のレッド・プラネット・ジャパンと組んで進出か―
と思いましたが、ニュースリリースはもちろん、目立った動きは見られません。違うのかな…?

 

と、ここまで書いておきながらではありますが、執筆時に色々調べていると、
公式ホームページに記載されている事に気づきました。。

【Red Planet Hotels】:ホテル一覧


レッドプラネットホテルズ広島流川完成イメージ(上記公式HPより)

 

住所は「流川町7」。
それらしい敷地は南東の角にあるこのコインパーク。

思いっきり歩いたのに写真は撮っていませんでした…。

「レッドプラネットホテルズ広島流川」(160室)は、2020年Q2(4~6月)の完成予定です。

 

 

少し近辺を歩きます。
流川に隣接する田中町、西平塚町では、「お!?」と感じた案件が他にもありました。

戸田建設の広島支店などが入っていた、「TODABUILDING」の解体工事が始まっています。
(戸田建設広島支店は交差点を挟んだ反対側の宝町に移転したようです。)

 

広島駅方面に目を向けます。

 

「広島立駐ビル」という古いビル。こちらも解体工事が始められていました。

大型案件になればまた紹介します。

 

それにしても、昼間の人が少ない流川も新鮮でした。

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