広島市中区の中央公園内で進められている新サッカースタジアム。
サンフレッチェ広島の新しい本拠地となる予定で、2023年12月末の竣工、2024年シーズンからの使用を目指す。
広島県、市、商工会議所、県サッカー協会がサンフレッチェ広島と共同で候補地選定を進め、19年2月に「まちなかスタジアム」を掲げ、中央公園への建設が決まった。
30,000人収容可能で、多様なバラエティシート、VIP・VVIP室も用意する。
最前列はピッチから8mとなり、ホームチーム側となる南サイドスタンドは大きなワンスロープ型とし、一体的な応援環境をつくり出す。
公園利用者、スタジアム利用者の回遊性を高めるため、2層のコンコースが整備される。
中央公園東側の広場もスタジアムと一体となった構造で合わせて再整備するほか、
旧広島市民球場方面、広島城方面にペデストリアンデッキを整備し
試合のない日でも中央公園一帯で連携したイベント等を行い、年間を通じた賑わい創出をめざす。
概要
【広島市サッカースタジアムの概要】
敷地面積 | 49,925平方メートル |
建築面積 | 26,477平方メートル |
延床面積 | 約67,235平方メートル |
階数 | 地上7階 |
最高高さ | 約42.2m |
構造 | 〔躯体〕鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造) 〔屋根〕鉄骨造 〔段床〕プレキャストコンクリート造 〔基礎〕杭基礎 |
収容人数 | 30,000人 (固定席:28,520席。その他、VIPやビジネスラウンジ、バラエティシート、立見含む。) |
着工 | 2022年2月1日(安全祈願祭:2022年1月26日) |
完成予定 | 〔スタジアム〕2023年12月末 〔広場エリア〕2024年夏 |
建築主 | 広島市 |
設計 | 大成建設株式会社 中国支店 |
施工 | 大成建設株式会社 中国支店 |
事業者一覧 | 〔代表企業〕 ・大成建設株式会社 中国支店〔構成企業〕 ・株式会社フジタ 広島支店 ・広成建設株式会社 ・株式会社東畑建築事務所 広島支所 ・株式会社環境デザイン研究所 ・復建調査設計株式会社 広島支社 ・株式会社あい設計 ・株式会社シーケィ・テック |
総事業費 | 約271億 |
【広島市公式ホームページ】:サッカースタジアム等整備事業の基本設計
- サッカースタジアム等整備事業の基本設計の概要 [PDFファイル/7MB]
- (参考)用語の解説 [PDFファイル/296KB]
- サッカースタジアム等整備事業 基本設計説明書【概要版】 [PDFファイル/29.23MB]
【広島市公式ホームページ】:サッカースタジアム等整備事業の実施設計
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