ホテルチェーン大手のアパグループは、広島駅南口に隣接した広島産業センタービルの跡地に、
「アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉」の建設を進めています。
高さ約110m、地上32階で、約600室と大規模なホテルとなる計画で、最上階には展望プールが設けられる予定です。
広島駅の新駅ビル「ミナモア」とはペデストリアンデッキで接続します。
建設地は2021年9月まで「フタバ図書GIGA広島駅前店」が営業していた広島産業センタービルの跡地。周辺の再開発や駅ビルと共に、地区一体で急速なスクラップアンドビルドが進みます。
2028年春の開業予定です。
前回の状況です。
計画の概要
【アパグループ】:広島駅エリア5棟目 アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉 本日起工式開催
アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉完成イメージ
(アパグループ『広島駅エリア5棟目 アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉 本日起工式開催』(https://www.apa.co.jp/slide_new/176521)より)
現地の建築計画のお知らせ看板です。
名称 ◆ | (仮称)アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉 |
高さ ★ | 110.130m、30.94m |
階数 ◆ | 地上33階・地下1階 |
構造 ★ | 鉄骨造 |
用途 ◆ | ホテル・駐車場 |
客室数 ◆ | 600室 |
敷地面積 ◆ | 1,270.15平方メートル |
建築面積 ★ | 551.46平方メートル |
延床面積 ★ | 13,327.18平方メートル |
着工 ★ | 2024年8月15日 |
竣工予定 ★ | 2027年12月31日 |
開業予定 ◆ | 2028年春 |
建築主 ◆ | アパホーム株式会社 アパマンション株式会社 |
設計・監理 ★ | 株式会社日企設計 |
施工 ★ | 株式会社熊谷組 |
◆:公式HPより
★:建築計画のお知らせ看板より
重機、プラント類が撤収 基礎工事は完了した模様
広島駅ビル「ミナモア」から。
これまで敷地内にいたクローラークレーンや掘削機、地盤改良のプラントなどが全て姿を消し、
更地の状態となっていました。
長らく続いた基礎工事が完了した可能性もありますね。
EKI CITY HIROSHIMAから。
何度見ても小さい敷地で、ここに100mクラスのタワーが建つ実感がありません。
アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉は、
2027年末の完成、2028年春の開業予定です。
同ホテルを含む、アパグループのホテル新築計画は下記のとおりです。
紙屋町・八丁堀地区に出店する可能性も残しており、今後の計画発表が注目されます。
名称 | 計画場所 | 階数 | 客室数 | 開業(予定) |
アパホテル〈広島駅前大橋〉 | 南区京橋町 | 14階 | 727室 | 2016年10月 |
アパホテル〈広島駅新幹線口〉 | 東区上大須賀町 | 14階 | 294室 | 2024年7月 |
アパホテル〈広島駅スタジアム口〉 | 南区荒神町 (カープロード) |
14階 | 242室 | 2024年10月 |
アパホテル〈広島駅前〉 【ホテルサンパレスと合同で建替】 |
南区松原町 | ー | 91室→ 221室 |
2027年 |
アパホテル〈広島駅前通〉 | 南区的場町 | 19階 | 314室 | 2027年冬 |
アパホテル&リゾート〈広島駅前タワー〉 | 南区松原町 (旧フタバ図書) |
30階 | 600室 | 2028年春 |