JR広島駅南口再整備 2026.06(Vol.122)<駅ビル編> 大屋根設置後のアトリウムを再確認

広島駅南口では、広島市・JR西日本・広島電鉄の3者が一体となり、大規模な再整備を進めています。
2025年3月に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」がオープン、8月には路面電車「駅前大橋ルート」が開業しました。
大きな節目を迎えましたが、事業としてはまだ続きます。

去る2026年3月5日、ミナモアの2階アトリウムからエールエールに至るペデストリアンデッキが開通しました。

地上のバスのりばやマイカー乗降場の再整備、周辺施設までのペデストリアンデッキや大屋根の整備なども2029年春頃にかけて段階的に行われていく予定です。

 

前回の状況です。
6月2日の深夜から3日の朝にかけて、広島駅南口にかかる大屋根の一部が施工されました。

広島駅南口では、広島市・JR西日本・広島電鉄の3者が一体となり、大規模な再整備を進めています。 昨日のブログ記事およびXで取り上げていたように、 6月2日の深夜から3日の朝

 

 

事業概要と今後の整備

【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等

ミナモア開業後も変わる広島駅南口 今後の整備内容とスケジュールまとめ

 

大屋根設置後も変わらぬ、広島駅の日常

自由通路からアトリウム空間(エキ×デンスクエア)へ。

何度見てもこの空間のインパクトは大。
この日も多くの買い物客が乗車を待つ、日常の光景がありました。

 

ホームの先に大屋根が取り付いたのがここからも確認できます。

 

降車専用ホームから見るとこのような状態です。
上屋の直下は当然ながら日差しが遮られ、屋内ホームの雰囲気が増しました。
画像のように、これまでCホーム(江波行き)は雨や日差しにさらされる暫定の状態でした。

大屋根設置により、晴天時のアトリウム空間の開放感や明るさがどの程度損なわれるか気になっていましたが、
”青空のりば”状態だったCホームを除きそこまで大きな印象の変化はなかったように思います。
4階まで吹き抜けの明り取りの効果は絶大です。
むしろ熱射対策で大型タペストリーを設置しているほどですからね。

 

のりば横から。

 

将来は両側にさらに伸びていく予定で、断面は仮のフタがなされています。

 

それにしても本当に画になるアトリウム空間(エキデンスクエア)。

私たち市民は路面電車に馴染み深いですが、走っていない地域の方が広島駅を降りて最初にこの光景を目にすると間違いなく強く印象に残るのではないでしょうか。

 

 

大屋根第一弾の施工完了 次の動きは?

現在の位置に設置されるまで、事前に組み立てが行われていた東側の広場内。

組み立てに使用されていた足場が片付けられているところでした。
大屋根を東側にさらに伸ばす必要があるので、その際も組み立てヤードとして活用されるのではないかと思います。
南口広場再整備完了時には、タクシープール・マイカー乗降場となる予定です。

 

こちらは反対の西側。エールエールHIROSHIMAへのペデストリアンデッキです。

 

中央の路面電車のりばに設置された大屋根は、これから東西両側に伸ばされていきます。
それとともに、概ね大屋根のラインまで「にぎわい空間」となる人工地盤が拡大される予定です。

 

JR広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が、 いよいよ今年3月24日に開業します。 駅ビルを含む広島駅南口では、広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が、 広場

 

こちらは西側。

こちらも東側と同様に、西側延長部の大屋根を架設する際の組み立てヤードとして使用されることになると思われます。
現時点で断定できる動きは確認できませんでした。

再整備完了時には、現在暫定運用となっているバスのりばを拡大し、最大22バースの路線バスターミナルとなる予定です。

 

そのバスターミナルに降りる階段が取り付く、エールエールHIROSHIMAへのデッキです。

 

デッキそのものは、供用開始時から大きな変化はありません。

 

駅ビル側のデッキの真下の状況です。

 

(2026年1月撮影)

2025年3月24日に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が開業したのに続き、広島駅から稲荷町電停の間を短絡する路面電車「駅前大橋ルート」と新しい広島駅のりばが、20

先ほど説明したように、路面電車との間の空間にも人工地盤が設けられる予定です。

そして目の前のデッキの下部では、バスのりば整備に伴う地下広場の拡張工事が進行。
以前まで地下空間の一部が見えていた状態でしたが、蓋がされました。

 

地下広場ではこのあたりの閉鎖された区画にあたります。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が進めている、広島駅南口広場の再整備について、 9月3日、広島市は南口広場のレイアウト案を公開しました。 これにより、路面電車の高架化によ

 

 

ミナモア地下1階の区画がすべてオープン

せっかくなので、そのまま地下道南口改札の方向へ進みます。

 

 

東側の区画に、2店舗+コインロッカーと、地上への動線(階段)が供用を開始しました。
これでミナモア全ての店舗区画がオープンした状態となりました。

 

 

レガシー継承?かつての敷石のようなタイルが車道脇に

再びエールエールHIROSHIMAへのデッキから。

 

3月にデッキが開通した後も進められていたエレベーターの設置が進んでいます。
外観が見えるようになりましたね。
このデッキレベルの2階、地上、そして地下まで直通するエレベーターとなる予定です。

 

デッキから見る広島駅ビル。

大屋根の大きさはこのくらいの距離が一番感じやすいかも。
左右に広がり、デッキ自体も拡張されるため、心理的にもここエールエールHIROSHIMAとミナモアはかなり近づくのではないかと思います。

 

駅前通り上から見る大屋根。

 

完成した状態が楽しみです。

 

さて、この路面電車が走行する盛土部分。地上レベルの車道脇が緑化されました。

 

完成に限りなく近づきました。
よく見ると、植栽と石畳のようなものが組み合わされています。
これはかつて広島駅や猿猴橋町付近で使用されていた石畳ですかね。こういった形でレガシーが継承されるのは、街にストーリーが生まれ非常に良い試みかと。

 

この先の駅前大橋上。

左折専用の第1車線が閉鎖されました。車道だけでなく、歩道も一部閉鎖区画に含まれています。
エールエールHIROSHIMAの駐車場に至る方向で、休日は駐車待ちの車列が発生することもしばしば。もしや左折専用車線の追加?
今後の動向を注視したいです。

 

▼今後のスケジュール

2025年3月24日 ・広島駅新駅ビル開業
・広島JPビルディング接続デッキ、Cブロック接続デッキ供用開始
2025年8月3日 ・路面電車駅前大橋ルート営業運転開始
2026年3月5日 ・Aブロック接続デッキ供用開始
2026年3月28日 ・路面電車循環ルート営業運転開始
2028年春 ・2階にぎわい広場供用開始
2029年春 ・南口交通広場(バスエリア・マイカーエリア)の供用開始
(利用可能なエリアから順次オープン)
・Bブロック接続デッキ供用開始

 

(広島市『広島駅南口広場の再整備等 事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/doro-kotsu-kasen/1021408/1005978/1016970.html)より加工して使用)

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