JR広島駅南口再整備 2026.06(Vol.121)<駅ビル編> 大屋根の第一弾を架設!電車のりばが屋根の下に

広島駅南口では、広島市・JR西日本・広島電鉄の3者が一体となり、大規模な再整備を進めています。

昨日のブログ記事およびXで取り上げていたように、
6月2日の深夜から3日の朝にかけて、広島駅南口にかかる大屋根の一部が施工されました!

完成時には全長約58mにわたる大屋根となる計画で、今回施工されたのは、そのうち中央部にあたる路面電車のりば上部の約16mです。

0時から始まった作業は未明のうちに完了し、
大屋根の下となったのりばから、いつものように路面電車が運行を始めました。

大屋根は計3回に分けて架設される計画で、残る2ブロックについても、人工地盤の整備とあわせて順次進められる予定です。

 

昨日の状況です。

広島駅南口では、広島市・JR西日本・広島電鉄の3者が一体となり、大規模な再整備を進めています。 2025年3月に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」がオープン、8月

 

 

2日朝、出勤前に流し見した際の様子を、速報版として公開します。

 

まもなく大屋根の施工第一弾が始まる!

完成時は長さ約58mに渡る大屋根は3回に分けて架設することとしており、
今回施工されたのは中央部の路面電車のりば部分、約16mになります。

【広島市】:大屋根架設に伴う交通規制について

(広島市『大屋根架設に伴う交通規制について』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/shisei/kouhou/1004010/1045546/1048123/1049877.html)より)

 

全体が見渡せるエールエールHIROSHIMAへのペデストリアンデッキから。

昨夜一括架設した巨大な大屋根の塊が乗っかっています!

 

 

 

駅ビルの外壁ラインから交差点の方への張り出しの量がお分かりいただけますでしょうか。これが吊り下げられて設置されたのが信じられないです。

 

柱との接合部。

あらかじめ設置していた斜めの柱2本に無事接合されました。まだ化粧板が張られずにいる部分です。
取り付けた上屋側は広島駅が統一して採用する、折り鶴をモチーフとした三角錐の形状になっています。

 

路面電車のりば付近から。

 

 

東側の通路から。

大屋根を支える変形した斜めの柱は、路面電車駅部の高架の桁上に設置されています。
大屋根の荷重を一度水平の桁部で受けて、両側の柱に渡していることとなります。

 

ビッグフロントひろしまから。

 

かなりの奥行きを感じることができるかと思います。
口を開けたような見た目となりましたね。そこから滑り出てくる長い路面電車はとてもサマになります。

今回設置した大屋根のブロックは、中央部の約16m。今後横に拡大させていき、最終的には全長58mにわたる横長の大きな屋根となる予定です。
現状は完成時の1/3にも満たない大きさです。

すべて完成した暁に、広島の新たなシンボルになるのが非常に楽しみです。

 

 

ライトアップとともに見る日没後の大屋根

2日の日没後、広島駅を訪れました。

 

 

外壁のラインとなる窓ガラスより外側に、大きく上屋が延長された形です。

 

近くで見るとかなりの迫力を感じます。
6号線の江波行き列車が発着するCホームにも屋根が設けられました。
大屋根は完成時には左右に大きく伸びることとなります。これまでのように太陽の光を直接受けることはできなくなりますが、全面窓ガラスとなっている上部の壁面から明かりを取り込むことは可能です。

 

エールエールHIROSHIMAへのペデストリアンデッキから。

 

明るい時とはまた違った、重厚な雰囲気を感じます。
とにかく巨大という印象は変わりません。昨夜はこれが宙に浮いていたんですよね。
今回架けられた屋根の幅は完成時の1/3にも満たない範囲であり、今後人口地盤の整備と合わせ再び一括架設を行う予定です。
その時に備え、現在の屋根の端部には雨水や動物等が入らないように蓋がされた状態となっています。

 

駅ビル内に入る手前から外壁を見上げました。
完成時には路面電車の軌道の手前まで人口地盤が設けられるとともに、大屋根も大きくこちら側に伸び、「にぎわい広場」として供用される予定です。

 

駅ビルの歩行者空間が広がったような感覚になるのでしょうね。

 

 

(2025年1月撮影 @シャレオ「来て・見て・知って 新しい広島駅展」)

 

以上、ついに南口の路面電車のりば上空に架けられた大屋根のレポートでした。
台風がもたらした雨雲で、施工中から雨が降り続いていました。ただでさえ、施工現場は大きなビルに囲まれ作業範囲が限られる難しい場所です。
そのような条件の中で、第一弾の大屋根一括架設を安全に遂行していただいた関係者の方々には頭が下がります。

Cホームでは早速、雨をしのぎながら電車を待つことができることを体感できたのではないかと思います。(風が吹けば未施工の左右から若干雨粒は入ってきますが。)

 

新しい日常風景が誕生しました。
大屋根第二弾、第三弾を始め、残る一体の工事も最後までどうか無事故で負えられることを心より願います。

 

 

事業概要と今後の整備

【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等

ミナモア開業後も変わる広島駅南口 今後の整備内容とスケジュールまとめ

 

▼今後のスケジュール

2025年3月24日 ・広島駅新駅ビル開業
・広島JPビルディング接続デッキ、Cブロック接続デッキ供用開始
2025年8月3日 ・路面電車駅前大橋ルート営業運転開始
2026年3月5日 ・Aブロック接続デッキ供用開始
2026年3月28日 ・路面電車循環ルート営業運転開始
2028年春 ・2階にぎわい広場供用開始
2029年春 ・南口交通広場(バスエリア・マイカーエリア)の供用開始
(利用可能なエリアから順次オープン)
・Bブロック接続デッキ供用開始

 

(広島市『広島駅南口広場の再整備等 事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/doro-kotsu-kasen/1021408/1005978/1016970.html)より加工して使用)

 

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