JR広島駅南口再整備 2026.02(Vol.110)<駅ビル編> 開通目前!仮設屋根も併用するAペデなど

2025年3月24日に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が開業したのに続き、広島駅から稲荷町電停の間を短絡する路面電車「駅前大橋ルート」と新しい広島駅のりばが、2025年8月3日に開業しました。

広島駅南口は、広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が一体となり再整備が進められてきました。
駅ビルオープンと駅前大橋ルートの開業で大きな節目を迎えしたが、事業としてはまだ続いていきます。

地上のバスのりばやマイカー乗降場の再整備、周辺施設までのペデストリアンデッキや大屋根の整備などがこれから2029年春頃にかけて段階的に行われていく予定です。

 

前回の状況です。

2025年3月24日に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が開業したのに続き、広島駅から稲荷町電停の間を短絡する路面電車「駅前大橋ルート」と新しい広島駅のりばが、20

 

 

事業概要と今後の整備

【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等

ミナモア開業後も変わる広島駅南口 今後の整備内容とスケジュールまとめ

 

3月5日開通の新動線、一部仮設の屋根で運用へ

お知らせされているとおり、駅ビル「minamoa(ミナモア)」の2階からエールエールを繋ぐペデストリアンデッキ(Aペデ)が、2026年3月5日から利用できるようになります。

変わる広島駅。2階で繋がるリニューアルされる福屋のテナント一覧と『中央図書館』の開業日など

 

南東側からの全景です。

3月5日に供用開始となるAペデは、路面電車高架橋を挟んだ西側にあたります。

 

ミナモアのエキ×デンスクエア(路面電車のりば)横の接続部分です。

 

フェンスの先に、エールエールHIROSHIMAに至る歩行者デッキが確認できます。
完成時は今いる2階の歩行者空間全体が交差点手前まで張り出し、一帯が賑わいや憩いの空間として使用されるほか、そこから西側(画像右奥側)の1階バスのりばに降りる階段やエスカレーターが整備される計画となっています。

そのため、手前の区間の上屋は当面の間、仮設の屋根で運用されることとなりました。

 

Aブロック接続デッキイメージ
(広島駅南口開発㈱(https://yaleyale.jp/archives/magazines/magazine-vol1)より)

 

仮設屋根の通路から見るAペデ。

 

 

本設の屋根の区間、その先のエールエールHIROSHIMA2階エントランスがよく見えます。

 

 

 

城北通りを渡り、エールエールHIROSHIMAの前から。

元々は頭上に何もない空間でしたが、2年足らずで様変わりしましたね。
と言いつつ、エールエールの再開発以前には歩道橋がありました。当時の都市計画はアストラムラインの南北線構想(広島駅~広大本部跡地)もあり、地下を志向していたことを象徴しています。

 

駅ビル側は先程紹介した通り、仮設屋根となっています。

左側に整備されるバスのりばへ降りるための階段・エスカレーター・エレベーターはこの通路に取り付く形で整備される予定で、通路はそのための形状(構造)になっています。

3月5日、これらのペデストリアンデッキの開通とともに福屋広島駅前店のリニューアルを迎える予定です。

 

模型の画像に注釈を入れたものです。

 

また、その足元では、同じ3月5日から、新しいバスのりばへの動線に対応するための地下広場の工事も始まります。

地上の交差点の手前あたりから駅ビル方向を見ています。
この辺り一帯が仮囲いで閉鎖され、各種工事が始まる予定です。

 

 

猿猴川河川緑地へのデッキも概ね完成!賑わい創出へ

Aペデを介したミナモアからの歩行者が、エールエールHIROSHIMAの2階の館内を通りそのまま南側の猿猴川河川緑地に抜けられる新たな歩行者動線も整備中です。

 

 

 

館内の様子はうかがい知ることができませんでしたが、猿猴川河川緑地へのデッキや階段等はほぼ完成していました。

 

階段、エスカレーター、エレベーター全て備えるフルスペックです。

既存の利用者だけでなく、猿猴川河川緑地の賑わい創出に繋げる意図もありそうです。

 

デッキの施設入口には、既に施設名、店舗名のロゴが確認できました。

 

ビッグフロントひろしま側も複数の杭基礎を確認

路面電車より東側の状況です。

 

かつて路面電車のりばがあった場所は、完成時にはマイカーの乗降場となります。

 

路面電車高架橋の横の状況。

 

多数の杭基礎の施工が確認できます。
こちらもAペデ側と同様に歩行者エリアが交差点まで張り出し、賑わい空間となる予定です。
ビックカメラ方面へのデッキはそこから設けられます。

まもなく開通するAペデに注目が集まりますが、こちらもすぐ後を追って架設段階に入りそうですね。

今回は以上です。
今年の春も広島駅は大きな変化を迎えます。

 

▼今後のスケジュール

2025年3月24日 ・広島駅新駅ビル開業
・広島JPビルディング接続デッキ、Cブロック接続デッキ供用開始
2025年8月3日 ・路面電車駅前大橋ルート営業運転開始
2026年3月5日 ・Aブロック接続デッキ供用開始
2026年3月28日 ・路面電車循環ルート営業運転開始
2028年春 ・2階にぎわい広場供用開始
2029年春 ・南口交通広場(バスエリア・マイカーエリア)の供用開始
(利用可能なエリアから順次オープン)
・Bブロック接続デッキ供用開始

 

(広島市『広島駅南口広場の再整備等 事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/doro-kotsu-kasen/1021408/1005978/1016970.html)より加工して使用)

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