JR広島駅南口再整備 2026.01(Vol.109)<駅ビル編> 3月5日開通に向け工事が進むデッキの現状など

2025年3月24日に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が開業したのに続き、広島駅から稲荷町電停の間を短絡する路面電車「駅前大橋ルート」と新しい広島駅のりばが、2025年8月3日に開業しました。

広島駅南口は、広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が一体となり再整備が進められてきました。
駅ビルオープンと駅前大橋ルートの開業で大きな節目を迎えしたが、事業としてはまだ続いていきます。

地上のバスのりばやマイカー乗降場の再整備、周辺施設までのペデストリアンデッキや大屋根の整備などがこれから2029年春頃にかけて段階的に行われていく予定です。

 

前回の状況です。

2025年3月24日に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が開業したのに続き、広島駅から稲荷町電停の間を短絡する路面電車「駅前大橋ルート」と新しい広島駅のりばが、20

 

 

事業概要と今後の整備

【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等

ミナモア開業後も変わる広島駅南口 今後の整備内容とスケジュールまとめ

 

3月5日開通へ、高欄の取り付けなど進むAデッキ

ミナモアの屋上から。

路面電車橋と並行して、右側(西側)にエールエールA館へ繋がるペデストリアンデッキを整備しています。

このデッキは、福屋広島駅前店のリニューアルとともに3月5日から供用開始となることが明らかにされました。

『エールエールHIROSHIMA』へ改称!3月5日、福屋リニューアルと歩行者デッキ開通で施設刷新へ

 

同時に、「エールエールA館」の名称についても「エールエールHIROSHIMA」に改称される予定です。

 

ミナモア2階の東西通路から。

 

3月5日から通れるようになるペデストリアンデッキです。
道路横断部は上屋が先行して取り付けられましたが、ガラス高欄も確認できるようになりましたね。

 

通路中央から。

 

構造としてはもう渡れそうですが、駅ビル側の仕上げはまだまだといった様子。
この部分は右側にバスのりばへの階段・ESC・EV、左側は路面電車橋との間を埋める人工地盤が設けられるため、
舗装のみを仕上げ壁面は仮囲いのような状態で供用を迎えることになると思われます。

 

Aブロック接続デッキイメージ
(広島駅南口開発㈱(https://yaleyale.jp/archives/magazines/magazine-vol1)より)

 

1階、暫定利用中のバスのりばから。

目の前に見えている空間は城北通りの手前まで人工地盤で覆われ、”にぎわい空間”として活用される予定です。
同時に、地下広場を拡張する掘削工事も進んでいますね。

 

上屋等が付いた道路横断部。

 

路面電車橋の方は上屋の柱は設けず開放的なつくりとなっています。

 

 

城北通りを渡り、エールエールA館前に移動しました。
こちら側から見るAペデストリアンデッキです。

 

ガラス高欄に片持の上屋など、北口のペデストリアンデッキよりグレードが高い仕様となっています。
柱の上部に付いた部材はイメージパース等からも特定する事はできませんでした。何をするためのものなのでしょうか。

 

階段付近。

 

切り欠き状になっている末端部分にはエレベーターが設けられる予定です。
3月の供用開始までに設置されるのでしょうか。

 

 

猿猴川河川緑地へのデッキも3月5日開通へ

エールエールA館の南側に移動しました。

 

先程のAペデストリアンデッキから繋がる館内通路が整備されており、
そこからさらに猿猴川の河川緑地に至るデッキと階段等が整備中です。

こちらのデッキについても、Aデッキと同じく3月5日に開業する予定です。

【中国新聞】:エールエール南側の猿猴川デッキも3月5日開通

 

仮囲いやシートがかなり撤去され、見える部分もかなり増えました。

上屋の形状はエールエールA館との繋がりを意識したアーチ状になっています。
ただ、全体的には”公共施設”っぽい印象…。

 

猿猴川河川緑地に繋がるデッキ。

 

 

本格的な下部工事が進行するBデッキ

最後に、Aデッキとは路面電車橋を挟んで反対側に整備中のBデッキの状況です。

ミナモア屋上から見下ろすと、車線規制した範囲内で多数の機材が置かれ本格的な下部工事が進められています。
階段・エレベーターとともに、店舗(ビックカメラ)への入口も新たに設けられる予定です。
小さい方の「ビックカメラ」のロゴのあたりに入口用の穴が空けられるはずです。

 

ミナモア1階から見た様子。

こちら側も同様に、にぎわい空間となる人工地盤が車道ギリギリまで設けられ、そこからデッキが伸びていく形となります。

バスのりばやタクシーのりばといった駅前広場とともに、2029年春の供用開始を目指します。

今回のレポートは以上です。

 

▼今後のスケジュール

2025年3月24日 ・広島駅新駅ビル開業
・広島JPビルディング接続デッキ、Cブロック接続デッキ供用開始
2025年8月3日 ・路面電車駅前大橋ルート営業運転開始
2026年3月5日 ・Aブロック接続デッキ供用開始
2026年春 ・路面電車循環ルート営業運転開始
2028年春 ・2階にぎわい広場供用開始
2029年春 ・南口交通広場(バスエリア・マイカーエリア)の供用開始
(利用可能なエリアから順次オープン)
・Bブロック接続デッキ供用開始

 

(広島市『広島駅南口広場の再整備等 事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/doro-kotsu-kasen/1021408/1005978/1016970.html)より加工して使用)

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