広島市は、広島城に隣接した旧観光バス駐車場一帯を活用した「三の丸エリア」の整備計画を進めています。
Park-PFI制度を活用した飲食・物販や観光案内施設、多目的広場に加え、広島市が展示・収蔵機能を持つ施設「広島城三の丸歴史館」を2024年度から2026年度にかけて段階的に整備する計画です。
このうち、5店舗の飲食・物販施設や駐車場からなる第1期エリアが2025年3月31日にオープンしました。
第2期エリアの核となる「広島城三の丸歴史館」は2026年中に開業する予定で、
2025年3月22日に閉城した広島城天守閣の代替展示機能も担います。
国道54号を挟む西側では、”エディオンピースウイング広島”を核とする「広島スタジアムパーク」が開業しました。
南側の旧広島市民球場跡地に開業した「ゲートパーク広島」といずれもPark-PFIを活用した賑わい広場となっており、
それぞれのエリアの連携が紙屋町・八丁堀地区の求心力向上の鍵となることが期待されています。
前回の状況です。
事業の概要
【広島市】:Park-PFIを活用した三の丸にぎわい施設の整備の進捗状況
実施設計概要(上記広島市HPより)
三の丸第1期商業施設が、3月31日にオープンしました。
【公式】:広島城三の丸
【NTT都市開発】:広島城三の丸整備等事業 第一期エリア 竣工
広島城三の丸歴史館完成イメージ
『広島城三の丸歴史館』2階部分の構築進める
広島城への入口となる表御門付近から。
前回2月は1階部分の構築がメインに行われていましたが、2階のコンクリート打設に移りました。
スタジアムパーク方面へのペデストリアンデッキ上から。
建物2階の西側は展望スペースとして全面ガラス張りとなり、広島城天守を眺められるようになる予定です。
内堀の西側に移動しました。
画像右側、現場事務所が建っているあたりは多目的ステージやカフェが今年秋、一足先にオープンする予定です。
これまで広島城天守内が担ってきた展示機能を代替する「広島城三の丸歴史館」。
もし天守を鉄筋コンクリートで再建するのであれば、従来通り博物館としての機能を戻せるため、歴史館は一時的な施設となります
しかし、木造で再建する場合は法令上の制限もあり、天守は空間そのものを体感する施設となるため、恒久的な展示機能を担う別施設が不可欠となります。
現在建設中の歴史館は、到底”一時しのぎ”とは思えない規模や設備であることからも、市側の木造再建に対する固い意志が伺えます。
広島城三の丸エリアの一連の施設の完成時期は下記の通りです。
| 名称 | 整備者 | 開業予定 |
| 広島城三の丸第1期エリア (飲食・物販等) |
広島城 アソシエイツ |
2025年3月29日 |
| 広島城三の丸第2期エリア (カフェ・多目的ステージ等) |
広島城 アソシエイツ |
2026年9月 |
| 広島城三の丸歴史館(収蔵展示) | 広島市 | 2026年10月 |
3月22日に「閉城」した広島城天守閣。
耐震上の問題で入ることはできなくなりましたが、当面(5年程度)はこのまま残り再現の検討が進められることになるため、鑑賞することは可能です。
広島城の西側から見る「KAMIHACHI X(カミハチクロス)」。












