中国労働金庫本店 新築工事 2014.04(Vol.2) タワークレーン登場

稲荷町交差点に面する旧広島東署跡地に建設中の、中国労働金庫本店の様子です。
今回から定期的にレポートしていきたいと思います。
隣に建設された分譲マンション「ザ・パークハウス広島駅前通り」の記事で以前軽く触れていましたので、
そちらを実質1回目のレポにすることにします。
ザ・パークハウス広島駅前通り 2013.11(Vol.8) ほぼ完成。特徴的な外壁
 
このビルは中国ろうきんの新たな本店となる地上14階・延約1万平方メートルのビルで、近辺に点在する関連事務所を集約します。
2015年春の開業予定です。
 
roukin-image.jpg
完成イメージ(出典:あい設計 建築実績
 
 
まず、予想図と同じ角度から全体を。
 
201404roukin-3.jpg
 
ご覧のとおりタワークレーンが設置されました。
建設する建物の高さに合わせてマストを伸ばすクライミング式です。
 
 
西側から見上げてみました。
 
201404roukin-1.jpg
 
すぐ東隣には今年2月に竣工した19階建てのパークハウス広島駅前通りがそびえます。
ほぼ同じ高さのビルが建設されます。
 
 
相生通りに面する部分は一部仮囲いが透明になっている部分がありましたので、そこから中を覗いてみました。
 
201404roukin-2.jpg
 
昨年秋ごろから建設工事が始まっていましたが、このように地下部分の躯体は綺麗に仕上がっています。
このビルは基礎免震構造ですから、今後免震装置とその取り付け作業などが見られるかもしれません。
 
 
大きく移動してエールエールA館の屋上から。
 
201404roukin-5.jpg
 
正面のタワークレーンのところが建設予定地です。
手前右側には、広島市の再開発事業でパークハウスと同じくこの春完成した「フロンテージ広島」が建っています。
 
京橋町から八丁堀にかけてますます中高層ビルの密度が増していきますね。
中国労働金庫本店は1年後の2015年3月竣工予定。外観も美しいので出来上がるのが非常に楽しみです。
 
 
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:中国労働金庫本店
 
 
 
おまけ。
あまり関係はありませんが、敷地が面する稲荷町交差点の様子です。
 
201404roukin-6.jpg
 
右奥へ抜けていくのが広電の既存路線、正面奥が広島駅(駅前通り)で計画される新路線はここを通ります。
地元の要望で稲荷町~的場町間の軌道を残し、電停存続と環状線などが検討されることになりました。
仮にそうなれば、この交差点は複数の系統が交差する複雑な交差点になりますが、
それによって時間的ロスが生まれることが決して無いように、お願いしたいものです。
ちなみに駅前大橋線が新設されれば、電停は現在の位置から上下とも交差点の北側(画像真中下の駅前通り上)に置き換えられる予定です。


 

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