平和大橋に新設される歩道橋のデザイン案

幅員の狭さを解消するため橋の本体とは別に歩道橋の新設が予定されている「平和大橋」に関して、
広島市は着工した橋の上流側のデザイン案を公表しました。

【中国新聞】:平和大橋 イサム・ノグチの欄干映える

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(2014年12月26日付 中国新聞朝刊紙面より)

平和大橋は元安川にかかる平和大通りの一部です。
広い歩道橋を新設することにより、既存の歩道を廃止して車道も安全な広さに広げます。
計画変更のため、歩道橋は本体の橋に密着するようにして建設されることになりました。
平和大橋歩道橋は交差点存続のまま18年度完成へ

イサム・ノグチ氏が設計したコンクリート製の欄干を生かすため、路面はモスグリーンとグレーという落ち着いた色合いとし北側はガラス製の欄干にするようです。
有識者でつくる都市デザインアドバイザー会議からの意見を踏まえ、市は2016年度までにデザインを決定します。
歩道橋の完成は2018年度を予定します。

歩道橋では先月から準備工事が始まっているとのことだったので、先日その様子を見てきました。
橋の東詰交差点からの様子です。

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橋を渡った右手側が平和公園になりますね。

作業を行えるよう、歩道橋が渡される護岸の草木が伐採されていました。

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西岸にはまだ動きはありません。
橋本体と歩道橋は密着するので、このイサム・ノグチ氏の欄干が歩道橋南側の欄干を兼ねます。

工事の看板もありました。

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新聞によれば年明けから橋の橋台を造る工事が本格化するとのことです。

“2016年度までにデザインを決める”とあるので、橋桁を架設したり舗装を行う「上部工事」はもちろんそれ以降になるのでしょう。
完成は4年後の2018年度。
100mにも満たない橋(それも歩行者用)ですが、なぜこんなに時間がかかるのでしょうか。予算の都合?

本編とは関係ありませんが、こちらは平和大橋から見る、元安川下流のかき船です。

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2隻あるうちの手前の「かなわ」について、原爆ドームの南約200mの位置に移転することが検討されています。
【中国新聞】:かき船移転も原爆ドーム影響なし

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