広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業は南口広場の東側の区画に計画されている大規模再開発計画です。
地上11階の商業棟と地上46階の住宅棟が建設されます。
【NIPPO】：グランクロスタワー広島│広島駅南口Cブロック再開発事業
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】：広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業
前回の状況です。
広島駅南口Cブロック再開発 2015.06（Vol.17） 住宅棟地上へ
まずはエールエールA館の屋上から、全体です。
目の前で日々高くなるBブロック西棟「シティタワー広島」の奥で、Cブロックの住宅棟「グランクロスタワー広島」もじわじわ高さを増してきています。
20m前後でしょうか。
広島駅に近い敷地の西側では、商業棟の躯体となる鉄骨が立ち上がり始めています！
この時点で西側の一部が2階まで組み上がっています。
その後ろのラフテレーンクレーンの隣に高さ5mほどの壁のようなものが姿を現しています。オフィスビル等の建設でよく登場する外壁のモックアップでしょうか。
広島駅南口広場の中央付近からCブロックの方を望みます。
ここからもグレーの鉄骨が確認できます。
完成時にはガラス張りの外壁の商業棟がドンと目の前に建つ予定ですが、鉄骨自体は今後2～3ヶ月でほとんど出来上がるのではないでしょうか。
進みます。
近くまで来るとやはり付近の雰囲気がガラリと変わることを感じます。
鉄骨には地震対策として耐震ブレースが何箇所にも設置されています。
商業棟の北西の角はペデストリアンデッキで将来建て替えられれるJR広島駅ビルと接続されます。
この部分ですね。
このCブロックからBブロックへも接続されればいいですね。イメージ図を見る限りは不可能ではなさそうなのでつい期待してしまいます。
Cブロック商業棟における「2階」は諸事情からわずかな部分しか設定されず、写っているペデストリアンデッキが接続するのは3階レベルになります。
ここからは2階にしか見えません。
敷地の北側から振り返り、広島駅南口のAブロック、Bブロック、Cブロック再開発をまとめて。
野球観戦で県外から訪れる方にも、広島駅前が大きく変わることをアピールできますね。
敷地南側の大州通りへ周ります。
まだほんの一部ですね。
商業棟は地下1階・地上11階建ての鉄骨造。
完成後は地上から3フロア分に家電量販店のエディオンが出店します。
5～8階は自走式の駐車場で、9～11階にはフィットネスクラブのゼクシスが出店する予定です。
先ほど触れた壁のようなものですが、モックアップだとしても中途半端に距離があり完成をイメージするのは難しいです。
何でしょうこれは。
大州通りを進み東側から。
もう少しで広島駅は再びここからは見えなくなります。
続いて敷地東側に建つ住宅棟「グランクロスタワー広島」の様子。
初めて外壁の装飾が見えるようになっています！
デザインから推察すると5～6階辺りかと思います。
住宅棟は1～4階まで商業施設で、この5階～13階までは賃貸住宅になります。
今回初めて知りましたが、Cブロックも住宅棟はプレキャスト（PCa）コンクリートが使われているのですね。
縦の柱は現場で造り、横の梁（訂正：バルコニー床部分のみ）は工場で生産したものになっているようです。
北東の角、愛宕踏切の前から。
今回は以上です。
これからの変化も目が離せません。
【Flickr】：2015/07 広島駅南口Cブロック再開発
