広島駅前Bブロックは中四国で最も高い52階建てタワーマンションや商業施設などを含む、広島市の大規模再開発事業の一つです。
10階建ての東棟は既存のパチンコ店を残した大部分をまず建設し、
完成した建物に移転させた後、残りの部分を建設する2段階施工が取られています。（→2段階施工概要）
全体の竣工は2016年6月の予定です。
【住友不動産】：シティタワー広島｜52階建て最高層免震タワー
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】：広島駅南口Bブロック地区市街地再開発事業
前回の状況です。
広島駅南口Bブロック再開発工事 2015.06（Vol.30） Aブロックの高さ越す
2016年6月の施設竣工予定時期まで、ついに1年を切りました。
今回は南面を、広島駅前大橋から撮影した画像から。
西棟（シティタワー広島）は20階を突破し、21階のフロアまで到達しました！
高さは70m前後といったところでしょうか。
毎回訪れるたびに、その高くなるスピードに驚かされます。1ヶ月前の取材時はまだ18階ですよ(笑)
建物の四隅の部屋のみに設けられるパノラマの大型窓は外から見てもクールですね。
広島駅駅ビルの「ASSE」6階から。
エールエールA館は完全に見下ろされるまでになりました。この春までは見下ろしていたはずなのですが。
南口広場の郵便局側（西側）から見る迫力はなかなかのものがあります。
個人的に好きなアングルですねー。
さて、そのエールエールA館の屋上広場から。
ここから見るのもかなり迫力があります。
11・12階に入居する「ホテル川島」の部分にPCウォールが取り付けられています。四角く穴が空いている部分は窓ガラスになるのでしょうか。
そのすぐ下は電気室、ホテルの上は免震層を挟んで分譲マンション「シティタワー広島」になります。
マンションはバルコニー部分の外壁の塗装が行われています。
イメージ図で受けた印象よりも「黒い」建物になりそうです。引き締まっていて良いと思います。カッコいいです。
これからガラス製の手すりが設置されるので今後も印象は変わるかもしれません。
今回は広島駅の線路の北側、荒神陸橋と愛宕踏切の付近からもカメラを向けてみました。
まずはマツダスタジアムに近い、荒神陸橋の歩道橋から撮影したものです。
工事に着手する前はイメージしづらかったですが、手前にCブロックの住宅棟「グランクロスタワー広島」、その奥にBブロックの「シティタワー広島」が並ぶ構図が面白いです。
右側には橋上化工事が進む広島駅構内の大型クレーンも見ることができます。
もっと早くから撮影しておけばよかった。。今からでも定点で撮りためていこうと思います。
続いて”開かずの踏切”として有名(?)な、広島駅東側すぐの「愛宕踏切」へ。
クレーンの数が凄いのなんの。
新幹線の高架と絡めるのはもう1ヶ月くらいしかできないですね。。
ここは完成すればCブロックの「グランクロスタワー」に隠れてBブロックの「シティタワー広島」はほとんど見えなくなります。
が、立ち上がるスピードはBブロックの方が早いので、ここからの景色もまだまだ面白いと思います。
どちらも着工時から撮っておけばよかったな…。。
以上です。
明日はここに写っているCブロック再開発のレポートを。
【Flickr】：2015/07 広島駅南口Bブロック再開発
