先日の記事でJR神戸線の尼崎駅の改良工事が広島と似ていることを紹介しました。
→今秋に部分供用開始、”新しい広島駅”を想像する
その記事で今年は関西に行きたいと書いたのですが、この前のお盆休みを利用して行ってきました！
2年ほど前に神戸に友人たちと観光に行きましたが、それ以外の地域となるとかなり久しぶりでした。
今回から数回に分けて、広島の改良工事や再開発に絡めながら紹介していきたいと思います。
第一回目は行くきっかけになった尼崎駅です。
ちなみにトップの画像は尼崎駅で撮影したJR西日本の通勤電車321系。
（個人的にJR西の車両のデザインでは一番好きです。(笑)）
JR尼崎駅はラッシュ時の混雑緩和を図るため橋上駅舎の増築とホーム屋根の延長を行う工事が行われています。
もともと南北自由通路を備える橋上駅ですが、これまで西側・三ノ宮方面にしか無かった橋上駅舎（乗り換えコンコース）を、東側・大阪方面にも新設します。
今年の6月28日、自由通路とはまだ接続しない「のりかえ専用通路」として、新しい駅舎が暫定的に開業しました。
【JR西日本】：尼崎駅 改良工事に伴うのりかえ通路先行使用開始について
2015年春には現在工事中の部分に改札口や店舗などが入り、全面開業となる予定だそうです。
ホームの様子から見ていきましょう。
7,8番のりばから新しい駅舎の方向を。
中央に見える通路が新しいコンコースですね。
ホーム上では屋根の増築工事が進められているようです。
尼崎駅の南口には「エディオンJR尼崎駅店」が店を構えており、ホームから非常によく外観が見えます(笑)
こちらはコンコースから大阪方面に設けられた階段です。
今のところ改札口がないのりかえ専用なので、その表示が目立ちます。
階段の壁や手すりは新しい広島駅コンコースとほぼ同じものになるのではないでしょうか。
ホームを駅舎の下まで進み、新しいコンコースから三ノ宮方面に設けられたエスカレーターを見てみます。
本当に真新しいエスカレーターです。ステップが広島駅のものと同じ緑色です。（画像）
製品としても全く同じものになっているのではないかと予想します。
エスカレーターの裏です。
橋上駅舎を支える柱にも化粧板が施されています。いいですね。
まだ改良途中だからでしょうか、天井板を設置する用意はされていませんでした。
エスカレーターを上り、いよいよ新しいコンコースに踏み入れます。
とても明るい空間です！
コンコースの東側大阪方面は大部分がガラス張りとなっており、電車もよく見えました。
発車標は4段表示の3色LEDタイプでした。
暫定開業ということで、このコンコースの西側はまだこのように囲いがされて通り抜けできません。
改札口や店舗ができて全面開業となればまた雰囲気も変わりそうですね。
黒い背景で統一されたサイン類がかっこいいです。
一方こちらは、既存の連絡通路上から改札口付近です。
多くの利用客が往来しています。
尼崎駅は神戸線・宝塚線・東西線が乗り入れ、種別も普通から新快速まで運行されているので、表示内容も充実していますね。
最後に尼崎駅北口のタワーマンション群を合わせて。
北口には大型の商業施設「あまがさきキューズモール」も立地しています。
この改良工事で尼崎の利便性がさらに高まりそうですね。
完了した頃にまた来たいです。
次回は大阪駅の様子を紹介します。
