マツダスタジアム本体が完成してからずっと着工がが遅れている周辺施設の整備に関して
三井不動産と広島市は新たな基本計画を発表しました。
大型商業施設、来年12月開業
大型商業施設を核に東側を先行整備する。
完成予定は2012年12月でコストコに、スポーツクラブ、中規模マンションを予定。
一方西側の完成予定は2017年春で、大型スポーツ用品店、ホテル、賃貸住宅に加え東側で断念したアミューズメント施設の誘致も目指すとのことです。
アミューズメント施設というのはラウンドワンのことでしょうね。
東側に来るはずでしたが撤退した模様。代わりにコストコホールセールが出店ということになります。
うーん。。個人的には当初イメージしていたものとはかなり違うものになってしまったと思います。
特に自分が最も気に入っていた外野ライト後方のスポーツクラブの構造。
ライトパフォーマンス席と内野2階席に挟まれた空間のコンコースに密接するように、ガラス張りの建物になる予定でした。
屋上は野球観戦もできるよう簡単なスタンド構造にもなっていたはずです。
（画像付きのPDFがあったはずなんですが、広島市のサイトを探しても見つかりませんでした。。）
ワールドベースボールクラシックの会場にもなった「ペトコパーク」なども、球場本体とは別の建物で観戦できるようになってますよね。
そして大型商業施設の核テナントはやはりコストコになりそうですね。
前にも書きましたが、車での来店が基本的なスタイルなので交通問題が心配です。
なにより、この東側だけでは｢ボールパーク｣が求めるエンターテインメント性がほとんどないものですよね…。
まあそれは西側に期待したいところですが、こちらは完成予定が2017年春ですか。。
いくら景気が悪いとはいえここまで遅れるのは本当に残念です。
もっと早い段階で広島市は三井不動産に見切りをつけ他のデベロッパーと契約しなおすことはできなかったのでしょうか。
まあようやく動き出しただけでも良かったのでしょうか。
西側にはぜひともラウンドワンを入れてほしいです。
個人的には展望タワーや観覧車なんかがあったら、球場を上から見れたり市内の夜景を楽しむこともできると思うのですが計画段階でなかったので無理でしょうね。
ちなみにこの計画のコンペの(“最”ではない)優秀案には観覧車の計画がありました。
とにかくこれ以上この計画を遅らせることは本当にあってはならないと思います。
人は確実に集まるところなのでいかに試合の後に留まってもらう施設を作るかが大事ですね。
無理やりにでも期待してみたいです(笑)。
