二葉の里地区、県医療センターに暗雲。工事の入札が不成立に…

2015年度、広島駅北口二葉の里地区へ高精度放射線治療センターと地域医療総合支援センターの開業を目指す広島県と医師会ですが、
先月30日にも行われる予定だった工事の一般競争入札が参加企業の辞退により不成立になったことが分かりました。
 
【中国新聞】:2センター入札、全社が辞退 (以下転載)

 広島市東区の二葉の里地区に、広島県と県医師会が整備する高精度放射線治療センターと地域医療総合支援センター(いずれも仮称)の新築工事の一般競争入札は30日、参加を予定していた全社が辞退し、不成立となった。東日本大震災の復興事業などに伴う建設業界の人材不足や資材の高騰が影響したとみられる。入札事務を担当する県医師会は再入札する予定でいる。
 
 入札は、医師会が5日、予定価格38億3800万円とともに公告。参加を申請した会社があったが、30日までに辞退した。県と県医師会は「一般競争入札の公平性を確保するため、業者数は言えない」としている。
 
 建物は、県の高精度放射線治療センターと、医師会の地域医療総合支援センターの合築で、地上7階(一部2階)、地下1階建て。予定価格の内訳は県分が18億9800万円、県医師会分が19億4千万円だった。
 
 県医師会と県は31日以降、業者に聞き取り、入札が不成立になった原因を調べる。
 
 建設業界の人材不足や資材の高騰が続く中、広島県内では呉市の新庁舎や神石高原町の中学校校舎の建設など、市町発注の公共工事の入札で不成立が相次いだ。呉市の新庁舎は入札が2度不成立になり、予定価格を最初の入札に比べ13億2300万円増額した。
 
 両センターは15年度の開業を予定。工事期間を15年7月までの2年間と見込んでいた。県がん対策課は「県医師会と対策を考え、開業がずれ込まないようにしたい」としている。

(ここまで)
 
ishikaikan-image.jpg
完成イメージ社団法人 広島県医師会会報PDFより
 
 
201307futabanosato-3.jpg
予定地・二葉の里地区3街区(2013年7月撮影)
 
 
二葉の里地区はつい先日も訪れましたが、これは思いがけないことになりました。
県の担当者の方おっしゃるとおり、できるだけ開業がずれ込まないよう頑張っていただきたいですね。
また動きがあったら逐一取り上げて行きたいと思います。
 
 
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:二葉の里土地区画整理事業

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1 件のコメント

  1. タミー 返信

    大手建設業者が利益率の良い東日本の震災復興事業に流れ、人材不足となっていることは、これから本格的になる広島都市圏での再開発事業に地場建設業者が直接参入出来る範囲が広がってくる可能性があります。
    再開発事業の表向きは地域のハード面及びそれに伴うソフト面の整備を目的としていますが、最大の目的は再開発事業に従事する事による雇用の確保だと言われています。
    今後、再開発事業が本格化するにつれて雇用の増大により、他地域からの労働者の流入など、新たな展開が予想されます。
    少し前までは、地方の入札に、従業員を遊ばすよりはましとのことで、採算を度外視して、大都市圏の業者が、無茶な落札者をして地場の業者が適正価格で落札出来なかったという事を考えると良い傾向だと思っています。
     
    建設資材の高騰、事業に対する業者のノウハウへの疑問という問題も大きいとは思いますが、入札が全くなく再開発事業そのものが前に進まなくなると元も子もなくなるので、適正価格で再開発事業が円滑に進むことを期待しています。

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